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【HIDEUP本田海斗のアフターバス攻略】軸にしたい「3つ」の釣り方

寄稿:本田海斗
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こんにちは!九州拠点に活動しておりますHIDEUPスタッフの本田海斗です。

日に日に気温・水温が上昇、各地のフィールドでアフタースポーンのバスが増え始めたタイミングではないでしょうか?

そんな今回は「アフタースポーン」にフォーカスして、アフター攻略にオススメな釣り方を厳選してご紹介させて頂きます!

本田 海斗(KAITO HONDA) プロフィール

「コイケの人」でおなじみ!九州のため池・クリーク・河川を中心に活動する若手実力派アングラー!巻きモノからサイトフィッシングまで幅広いスタイルを得意とするマルチアングラーで、instagramでは明日から実践できる有益情報を発信中!

アフター攻略と言えば”スモラバ+〇〇”

まずはアフターの時期のテッパン「スモラバ」! 最近のお気に入りで、よく使用している組み合わせが2つありますのでご紹介させて頂きます。

スタッガーオリジナル2.5inch

まず一つ目は「スモラバ+スタッガーオリジナル2.5inchです!

なんと言っても2.5inchと絶妙なサイズ感で、スモラバと組み合わせた時の「大き過ぎず小さ過ぎず」なサイズ感の “バランスの良さ” がお気に入り!それに合わせて “強過ぎず弱過ぎず” な絶妙なテールの「プルプル感」が、アフター期の体力の無いバスでも口を使いやすい組み合わせになっております!

スタッガーワイドホグ2.2inch

そして二つ目は「 スモラバ+スタッガーワイドホグ2.2inchです!

スモラバと組み合わせた時のサイズ感はオリジナル2.5inch同様に申し分なし。オリジナル2.5inchと違う点は…ズバリ “水推しの強さ” です!オリジナル2.5inchの “細身なスリムボディ” に対し、ワイドホグ2.2inchの “扁平なワイドボディ” で、2.2inchと言うサイズ感ながらしっかり水を押しアピールできるという所が使い分けのポイントとなります。

アクションは基本シェイクするだけ!

アクションに関しては “オリジナル2.5・ワイド2.2″ 共に、ボトムや中層で「シェイク」するだけでOK。また”オリジナル2.5” との組み合わせは「ただ巻き」で使っても「強過ぎず弱過ぎず」なテールのアクションがめちゃくちゃ良い感じ!

タックルについて

この釣りは基本ロングキャストはせずにどちらかと言えば “キャスト精度” “繊細さ” を重視。なのでMACCAのHUMS-61LSTがオススメです。”6.1ft” のレングスで取り回しやすく “ソリッドティップ” 搭載で繊細に扱える為陸っぱりではなくてはならないロッドです!

ワンポイントアドバイス

ここで、是非皆さんに試して頂きたいワンポイントアドバイスを。それは「ロッドの握り方」です。

通常、中指と薬指の間に挟んで握る「2フィンガー」でやられてる方が多いかと思うんですが、今回みたいな “シェイク” を加えたりする繊細な釣りで是非やって頂きたいのが「4フィンガー」です!

この握り方をすれば、繊細なアクションをつけやすく凄くオススメ!MACCAシリーズのスピニングロッドは、独特なグリップ形状で操作しやくなっております!何気ない事ですが少し意識して変えてみるだけで釣果に大きく直結する場面も多々ありますので、是非試してみてください!

オリジナル2.5とワイド2.2の使い分け

…で、気になるのがこの2つの使い分けなんですが、実は至ってシンプル! 以下にその使い分けをまとめてみます。

【オリジナル2.5inch】
・バスの居場所が絞れない時
・主にベイトフィッシュを捕食してる時
・バスの目線が上意識にある時
・水質がクリア〜ステインの時

【ワイドホグ2.2inch】
・バスの居場所がある程度絞れている時
・主に甲殻類を捕食してる時
・バスの目線がボトム意識にある時
・水質がステイン〜マッディの時

こんな感じの使い分けで2つのトレーラーを使い分けております。

ちなみに、スモラバの釣りで最も使用頻度の高いスモラバはレイドジャパン「エグダマ TYPE 極」です。エグダマ独自の “テーパードラバー” が個人的にお気に入りで良く使用します!カラーは主に「パール系」と「スモーク系」を水質に合わせて使い分けてます。

ウエイトは基本的に “0.9g” と “1.3g” を使用。※風や流れによっては1.8g・2.3gまであげる場合も。特にアフターの時期に関して「フワフワ」させたいので、1番軽い0.9gでやる事が多いです!

サーフェスゲームには…「HUミノー111FS」

バスの目線が上を意識するアフター期に絶対に外す事ができない釣りがトップウォーターゲーム!

この時期のオススメの釣り2つ目はトップウォーターゲームで、紹介するルアーはHIDEUPスタッフの永野さんをキッカケに、私も今期から使用しているHUミノー111FSです。

【HUミノー111FSの使い方】

HUミノー111FSは「スローリトリーブ〜トゥイッチ」と、様々な使い方ができる言わば万能スイッシャーになっております!

個人的にアフターの時期に特にオススメな使い方が トゥイッチ させてダイビングアクションさせる…という使い方です。HUミノー111FSの最大の特徴とも言える「特注ペラ」。この特注ペラにした事によりペラの “回転性能” が上がりダイビングアクション後の浮上の際もペラが回り続けてくれバスを誘発し続けてくれます!

沖の地形変化には…「スタクロ4inch」

沖の地形変化にはスタクロことスタッガークロー4inchの “フリーリグ” がオススメ!

主に、リップラップやテトラエリアの様な “ボトムに変化” があるスポットを狙って行きます!アクション方法は基本、ズル引き→何かのストラクチャーにひかかったらシェイク…の繰り返しです。

この時のコツはシェイクの際「軽く解すイメージでストラクチャーから外す」そんなイメージでやってみてください。ちなみに、シンカーウエイトは主に「5g〜7g」を陸っぱりでは使用。

カラーローテーションのキモ

そしてこの時期のオススメカラーは「マッカクロー・まんでクロー・ボトムベイト・エビダッピ・シニカケギル」 です。基本的に水質に合わせて使い分けています!

クリアなエリアでは「エビダッピ」「ボトムベイト」を使用。

#242 エビダッピ

#244 ボトムベイト

マッディなエリアでは「マッカクロー」「まんでクロー」「シニカケギル」を主に使用しております!

#246 マッカクロー

#245 まんでクロー

#116 シニカケギル

特に「シニカケギル」は水馴染みが良い割に、パールと赤ラメがしっかりアピールしてくれるので案外オールマイティーに使えるカラーです。

さぁ、季節はドンドン進行しております。ご紹介した3つの釣り方を皆様のホームフィールドで試していただければ幸いです!

それぞれのタックル紹介

スモラバ参考タックル

◆Rod:HUMS-61LST《ハイドアップ》
◆Reel:バンキッシュ2500shg《シマノ》
◆Line:R18フロロ 3〜4lb《シーガー》
◆Lure:エグダマ極《レイドジャパン》

HUミノー111FS参考タックル

◆Rod:HUMC-67MH《ハイドアップ》
◆Reel:ジリオンsv tw HG《ダイワ》
◆Line:エクストレッド14lb《東レ》
◆Lure:HUミノー111FS《ハイドアップ》

スタクロ4inch参考タックル

◆Rod:HUMC-67MH《ハイドアップ》
◆Reel:ジリオンsv tw HG《ダイワ》
◆Line:エクストレッド14lb《東レ》
◆Sinker:RINGED DELTA TG《リューギ》
◆Hook:ライトニングストライク《ハヤブサ》

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。