ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

ミドルスペックまでしか使ってこなかった記者が感動した巻き感!ダイワの「23エアリティ」

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

2023年、新製品の中でも特に注目を集めたリール、ダイワの「23エアリティ」。

軽さと強さという相反する要素を兼ね備え、「22イグジスト」に搭載された最新技術「エアドライブデザイン」を搭載するなど、ハイエンドに迫るスペックとしても話題を呼びました。

釣りフェスティバル横浜やフィッシングショー大阪などイベントで実際に手にしてみて、その軽さや巻き感に驚いた方も多いのではないでしょうか?

かくいう記者もその一人。

あの巻き出しの軽さに惹かれ、サーフやライトショアジギング、SLJなどで使用する目的でLT4000-XHのモデルを購入しました。

ミドルスペックまでしか使ってこなかった記者が感動した巻き感

これまで、記者はミドルスペック(3~4万円前後)の機種をメインで使用していたため、定価6万円を超える「23エアリティ」は過去最高の高級モデル。

正直、購入する瞬間まで迷いましたが、その不安は第一投目で吹き飛びました。(実際、会計するとき少し手が震えました…笑)

“巻き感がとにかく軽い…”

シンペンやブレードジグなどタダ巻き系のルアーもスルスル~っと巻ける。

リトリーブ中の感度も良好で、ちょっとした潮流の変化やベイトが当たった感覚などがより多くの情報をアングラーに伝えてくれます。

特にそれを感じたのはサーフでの離岸流など流れの変化。これまではうっすらと感じていたのが、「23エアリティ」では、“あっ、ここで巻き感が変わった”と明確に感じることができました。

一般アングラーの記者でもその潮流の違いが感じられるのは、まさに「23エアリティ」の性能があってこそ。

それでいて止めたいところでピタッと止められるので、より喰わせドコロやじっくり誘いたい場面で、ルアーを正確に扱うことができます。

テクニックをテクノロジーで補ってくれるリールといえるでしょう。

そのほかにも河口エリアでのシーバスゲームでは、ドリフトや、少し沈めたときのレンジによる流れの変化を感じることも。

ナイトゲームなど視認性が悪い中でもこうした巻き感度の良さは、釣り人側の大きなアドバンテージとなります。

巻き感の軽さ感度を支えるのが「エアドライブデザイン」

この巻き感の軽さと感度の良さに影響を与えているのが、「エアドライブデザイン」

「エアドライブデザイン」とは、ダイワ独自の“釣り人が求める、意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想” で、「エアドライブベール」「エアドライブスプール」「エアドライブローター」「エアドライブシャフト」の4つのテクノロジーによって構成されています。

巻き出しが軽く、ハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローターに、それを支える、軽量かつトラブルレスなエアドライブベールの搭載。

不要な肉を限界まで削ぎ落し、徹底的な軽量化を突き詰めた薄肉設計のエアドライブスプール。

さらにはメインシャフトを高精度カラーで支持し、さらにピニオンギアと非接触構造とすることで、高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能としたエアドライブシャフトなど、それぞれが相乗効果をもたらすことで、リールの重量バランスが改善され、高次元での操作性を実現しているのだそう。

そのほか「23エアリティ」の機能やスペックの詳細は過去の記事でも紹介しています。

ぜひこちらも併せてご覧ください。

話題を呼んだ新製品!ダイワの「23 AIRITY(エアリティ)」徹底解説!

高いと捉えるか安いと捉えるかはあなた次第!

ハイエンドモデルの「22イグジスト」でも搭載された「エアドライブデザイン」。

この機能が、「23エアリティ」でも体感できる!これは大きなアドバンテージといえるでしょう。

「23エアリティ」は価格帯も約6万円ほどと、「22イグジスト」に比べいても手に取りやすいお値段。

もちろん、6万円というお値段は高価であることは事実。これを高いと捉えるか、安いと捉えるかはアングラーによって異なるかと思います。

記者もこれまでミドルスペックをメインで使用し、何不自由なく釣りをしてきました。実際、使用感も満足していました。

しかし、「23エアリティ」を使用してから感じたのは、一段上のレベルの釣りが体感できたこと。

これまでのタックルでは感じられなかった部分、ややあいまいだった感覚をよりクリアに伝えてくれる…巻き感だったり軽さや、ドラグの滑らかさなど、人間の感覚や動作では処理できなかったところをサポートしてくれます。

釣りをしていて新しい変化に気づけるようになり、これまでにはなかった楽しみや発見が生まれました。

記者も購入前、釣具屋さんのショーケースの前で1時間ほど悩みましたが、今となっては本当に買ってよかったと感じています。なんならバス用にもう一機種追加しようかと検討中です。

つまり何が言いたのかというと、「23エアリティはいいぞ」ということ。

【ダイワ2023年新製品】ダイワリール史上最軽量クラス!「23 AIRITY(エアリティ)」!

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ

23エアリティのスペック

製品名 巻き取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギア比 自重(g) 最大ドラグ力(kg) ナイロン糸巻量(Lb-m) PEライン糸巻量(号-m) ハンドル長(mm) ベアリング / ボールローラー 価格
LT2000S-P 64 4.9 145 5 3-150 0.4-200 40 11 / 1 63,500円
LT2000S-H 76 5.8 145 5 3-150 0.4-200 45 11 / 1 63,500円
LT2500S 72 5.1 150 5 4-150 0.6-200 50 11 / 1 64,000円
LT2500S-XH 87 5.2 150 5 4-150 0.6-200 90 11 / 1 64,000円
LT2500S-DH 72 5.1 165 5 4-150 0.6-200 50 11 / 1 66,000円
PC LT2500 73 5.2 165 10 6-150 0.8-200 55 11 / 1 64,500円
PC LT2500-H 80 5.7 165 10 6-150 0.8-200 55 11 / 1 64,500円
LT3000-H 85 5.7 175 10 8-150 1-200 60 11 / 1 65,000円
PC LT3000 77 5.2 185 10 8-150 1-200 60 11 / 1 65,500円
PC LT3000-XH 93 5.2 185 10 8-150 1-200 60 11 / 1 65,500円
LT4000-XH 99 5.2 200 10 12-150 1.5-200 60 11 / 1 66,000円
LT5000D-CXH 105 5.2 205 10 25-150 2.5-300 60 11 / 1 68,000円

ダイワ公式「23エアリティ」詳細ページはコチラ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!