ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

「オールレンジ対応」水中ドッグウォークを演出する“話題の高比重ワーム”!これからの時期に有効な使い方に必見【O.S.P/岡田翔生】

寄稿:岡田 翔生
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さんこんにちは! O.S.Pスタッフの“岡田翔生”です。

さて、2023年もO.S.Pから色々な新製品がリリースとなりました。そんな中でもつい最近登場したのが、高比重ワームである「スピンナッツ50」。今後引き続いて65mmと80mmというサイズアップモデルも登場予定ですが、先行して発売された50mmサイズに関しては、昨今流行りのボトムジャークはモチロン、このサイズならではの魅力である水中ドッグウォークも演出できる特長を秘めたワーム! 遂に世に放たれて全国のフィールドで大活躍中という訳で、今回は「スピンナッツ50」の有効性とこれからの使い方について、手軽な“ため池”の釣りを例に紹介させていただきたいと思います!

岡田 翔生(SHOKI OKADA) プロフィール

O.S.P勤務の若手オカッパリアングラー。オカショーという愛称で親しまれ、並木敏成のアシスタントを日々務めながら、毎週末フィールドに出てバスフィッシングを楽しんでいる。地元である千葉県の印旛新川、高滝湖のようなマッディシャローでのオカッパリスタイルを得意とする。

オールレンジ対応!ボトムジャークから水中ドッグウォークも演出可能な爆釣高比重ワーム「スピンナッツ50」の良いトコロ

まず、「スピンナッツ50」の特長を僕なりに簡潔に解説させていただくと“オールレンジ、どんなスピードにも対応するワーム”であること。表層の高速ドックウォークから、中層ドッグウォーク、スローなボトムのズル引きやボトムジャークなど、幅広いレンジやスピード感に対応します。イモ系高比重ワームの優れた部分をシッカリ保ちながら、水中ドッグウォークも同時にこなすことができる仕様に。それから、天然集魚成分配合の厳選された独自高比重マテリアルの採用で飛距離UPと高精度のスキッピング、そしてバイト時間を稼ぐことも可能。シッカリ送り込んでもフッキングが決まりますよ。

Length Weight Color Count Price
50mm 約4g 10色 8本 858円(税込) JBNBCトーナメント対応モデル

O.S.P公式「スピンナッツ50」詳細ページはこちら

左:腹側 右:背中側

5月以降のバスの行動に合わせた「スピンナッツ50」の使い方2選

では、5月以降のバスの動きについて解説していきます。

スポーニングを終えたバスは、カバーやシェードなどに身を潜めたり、流れを求めて水通しの良いスポットに回遊したりする傾向があります。これらを踏まえ、ずばり「スピンナッツ50」の使い方は大きく2つ! それは“①カバーシェードに滑り込ませる表層ドッグウォーク”、“②水通しの良い、ハードボトムで行うズル引き”。これらがメインに。

①カバーシェードに滑り込ませる表層ドッグウォークの長所

まず、カバーシェードの表層ドッグウォークのメリットを解説。

これは、近年流行している小型トップウォーター系ルアーを素早くドッグウォークさせる釣り方に通ずるモノです。比重の高いイモ系を水面直下で使用することで、前述したルアーの弱点である、強風時に使いにくいことやミスバイトやチェイスで終わるといった点を克服できます。

さらに「スピンナッツ50」は、上下で塩の比重を変えて低重心にしている点やワームの刺し始めの位置、つまりアイのポジションに工夫を凝らすことで、高速ドッグウォークでも回転することなく、ストレスフリーで使うことができます。小さいルアーではありますが、一等地に撃ちこんでの表層引きは、ビッグフィッシュの丸見えバイトを誘発できるエキサイティングな釣りですよ!

②水通しの良い、ハードボトムで行うズル引き

そしてもう1つ、ハードボトムズル引きも試してほしい使い方。

これは、ため池で言う堰堤や岬状に張り出した地形のことです。落ち葉やコケといった堆積物の少ないクリーンなボトムは水通しが良いことを示しています。そんな場所は、夏に向かって水温の上がっていく時期に見逃せないスポットになります。クランクベイトのボトムノックも有効ですが、こういった地形は中小型サイズの回遊スポットとして機能していますので、ノーシンカーリグのズル引きで1匹ずつ狙っていくのが、全体の釣果を伸ばすコツになります。

その他、圧倒的な遠投性能を活かしたロングディスタンスのサイトフィッシングや、流心に流すドリフト釣法、シリコンスカートを刺してフォールバイトを狙う釣りなど…、とにかく使い道は様々。自身の陸っぱりバッグに忍ばせている必携アイテムです。

使用タックルについて

最後、使用タックルについて解説します。

ボトムジャークや近距離のカバー攻略を行う際は、Mクラスのベイトフィネスロッドと、スプール回転の良いリールにフロロカーボンライン10Lbあたりが基準。ヘビーカバーへ撃ち込む表層ドッグウォークをメインとして使うのであれば、PEライン1号前後がオススメです。色々な使い方ができるゆえ、タックルも多彩なモノになりますが、自分が一番万能に使えているタックルも一緒に紹介しておきます。

タックルデータ

ロッド:スピニングロッド(6ft4inライトクラス)

リール:スピニングリール(2500番クラス)

ライン:シンキングPE(0.6号)+フロロカーボンリーダー(1.5号/3ヒロ)

フック:オフセットフック(#1/0)

このセッティングがスピンナッツを万能に、快適に使える現状のベストセッティングになります。伸びないPEラインを組むことにより、遠投した先でも確実なフッキングを決めることができます。そして長いフロロリーダーを組むことで、ズル引きの快適性もそこまで損ないません。

フックセッティング&セレクトも肝心

オフセットフックの#1/0は、スピンナッツの推奨フックサイズ。基準としては「T・N・S OFFSET」になります。大事なのはフックサイズを守っていただくこと、そしてまっすぐきれいにセットすることです。「スピンナッツ50」には最初の刺し始めの誘導穴、センターラインなどまっすぐセットできるよう随所にマークが施されているので、それらを上手く活用ください。

ハヤブサ公式「T・N・S OFFSET」詳細ページはこちら

以上が、新製品「スピンナッツ50」を使ったこれからの時期に有効な使い方になります。オールレンジ対応、釣り方の幅も極めて広いワームですので、1年中出番のあるワーム。一番釣れるハイシーズンに合わせて、ぜひお試しいただければと思います。また以下に僕による実釣動画と、ルアーニュースRで掲載中の「スピンナッツ50」紹介記事も添付させていただいておりますので、そちらもぜひ参考にしていただけると幸いです。これからのハイシーズン、「スピンナッツ50」でエキサイティングな釣りを満喫してみてくださいね!

【スピンナッツ】おかっぱりでもよく飛ぶ!よく釣れる!困った時の一粒スピンナッツ実釣解説 by 岡田翔生

出典:YouTubeチャンネル「O.S.P」

「水中ドッグウォークの性能を最大限に出す為の設計」O.S.P“新作高比重ワーム”の全て

「水中ドッグウォークの性能を最大限に出す為の設計」O.S.P“新作高比重ワーム”の全て

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」