デイとナイト、いつでも楽しめて手軽さが魅力の“チニング”。
中でも今回はデイゲームを中心とした内容をお届け。先日、こちらの方と実釣ロケに行ってきましたが、使うワームやリグ、アクションに拘ることで、デイゲームでも釣果に直結し、シッカリ成立するんだなと、改めて実感…。
明るい時間帯に釣れてくれるのであれば、言うことありませんよね…。
ジャッカル・ソルトスタッフ「石川仁希」さんと実釣ロケに!デイゲーム攻略のあれこれを色々教えていただくことに!
チニングをはじめアジングなど。
ショアSWルアーゲーム全般を得意とする、ジャッカル若手ソルトスタッフ“石川仁希”さんと先日、大阪府・淀川でデイゲームのチニング実釣を撮影。記者個人的にデイゲームというと、敷居が高く難しい印象…。ナイトゲームの方がエントリーしやすくて、数も釣れるイメージでしたが、“石川仁希”さん自身、チニングはデイゲームで行うことがほとんどだそう。逆にナイトゲームの経験が少ないという。
石川 仁希(HITOKI ISHIKAWA) プロフィール
“フリーリグ”をメインに使用
デイゲームのチニングで、普段から“石川仁希”さんが使用しているのは“フリーリグ”。
フリーリグと言うてもバスフィッシングのようにシンカーが完全フリーの状態ではなく、シンカーストッパーを上にセットした固定式。そもそもチヌやキビレは浮いていることが少なく、ほとんどがボトムを沿うようにエサを捕食しているため、なるべく仕掛けをボトムに置けるように、シンカーストッパーを使っているそう。フリー状態だとアワセの時にタイムラグが生じたり、上手く力が伝わらないという心配もあるそうで、普段からこのセッティングでチニングを行っているそうです。
シェイク、ズル引き、ボトムバンプ。
など、チニングにも色々なアクション方法がありますが、“石川仁希”さんがフリーリグで駆使している操作が“タダ巻き”。ボトムを感じながら2秒~3秒に1回転程のスピードでリーリング、障害物にコンタクトした際や「ココで喰わせたい!」と思うような所では、2回程ロッドを煽ってボトムバンプ。から同じようにタダ巻き。
この巻きの釣りのメリットとしては、“根掛かりにくい”、“広範囲を探れて手返しUP”、“リアクションバイト”などが挙げられます。チヌに素早くワームを見つけてもらい、考える暇を与えず口を使わせるといったイメージ。
ワームサイズは、2.8inという若干大きいサイズを選ぶことがキーポイント。
これはアピール力を高めてとにかくチヌに見つけてもらいやすくするという目的。フッキングが決まり難いようにも思われるかもしれませんが、ワームを追いながらバイトしてくるため、ワームの先端フックポイント付近を目掛けて食って来るから、フッキングが上手く決まるのかなと。ロケでもシッカリフッキングが決まっていましたよ。
使用ワームについて
ジャッカルのチニング用ワームは、現在全5種類がラインナップ。
この中で前途した2.8inサイズのワームが、「チャンクロー2.8″ for チヌ」と「ウェーバーシュリンプ 2.8″ for チヌ」。そう、“石川仁希”さんのデイゲームイチオシワームはこの2アイテムになります。ただ、お話を伺ったトコロ、いつでも2.8inというサイズ感が合うとは限らず、捕食しているベイトサイズや活性によっては、他のワームを使うこともあるそう。あくまでチヌの居場所を探したり状況を探る為のパイロットワームとして、「チャンクロー2.8″ for チヌ」と「ウェーバーシュリンプ 2.8″ for チヌ」を使用することが多いそうです。
Name | Length | Quanity | Price |
---|---|---|---|
CHUNKCRAW 2.8″ for チヌ | 2.8inch | 6本入 | ¥533 |
ジャッカル公式「チャンクロー2.8″ for チヌ」詳細ページはこちら
Name | Length | Quanity | Price |
---|---|---|---|
Waver Shrimp 2.8″ for チヌ | 2.8inch | 6本入 | ¥533 |
ジャッカル公式「ウェーバーシュリンプ 2.8″ for チヌ」詳細ページはこちら
使い分けについて
では、この両ワームをどのように使い分けているのか?
それは一言で言えば“アピール力の強弱”。チヌの活性が高くて、アピール力のある物で効率良く釣っていきたい、初場所でとにかく反応の有無を確認したい、水が濁っている、そういったアピール力が求められる状況では「チャンクロー2.8″ for チヌ」を投入。手にボリュームがあるので、水を大きくかき回し、サイズとアクションのダブルでアピール力に貢献してくれます。
使用カラーに関してですが、“石川仁希”さんが最近お気に入りだとおっしゃっていたのが“UVカメジャコ”。ボトムと同化しつつ、ブルーのラメでアピール力も◎。存在感を醸し出しつつ、ボトムと同化してシルエットをボヤかせる効果があります。
UVカメジャコ
一方、「ウェーバーシュリンプ 2.8″ for チヌ」は「チャンクロー2.8″ for チヌ」で反応がない時をはじめ、食いの渋い時や水質がクリアな時に活躍。簡単に言えば、「チャンクロー2.8″ for チヌ」のフォローとして投入するイメージ。ワームを変える前にカラー変更という選択肢もアリですが、そもそもナチュラルカラーを使用しているため、他カラーに変えるというよりは、波動の弱い別のワームに変えてしまう方が良いという考え方も…。とにかく、ナチュラル担当「ウェーバーシュリンプ 2.8″ for チヌ」のご準備もお忘れなく…。
こちらのオススメカラーに関しては、“セクシーフナムシ”。こちらも同様、ボトムに同化しつつラメのキラメキでアピールもしてくれるという絶妙な誘いでチヌに口を使わせることができるカラー。あえて「チャンクロー2.8″ for チヌ」と異なるカラーを使用することで、飽きさせないというメリットもあるんだとか…。
セクシーフナムシ
以上! ジャッカル若手ソルトスタッフ“石川仁希”さんに伺ったチニングのデイゲームに関する内容をお届けしました! 使用リグやアクション、使うワームで実は簡単に楽しむことができるかも。ぜひ、近くのフィールドで実践してみてはいかがでしょうか?