ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

菰田 淳史が明かす! ヒラメゲーム! ポイント選びのキモ! 

寄稿:菰田 淳史
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

菰田 淳史(Atsushi Komoda ) プロフィール

房総半島をホームグラウンドにあらゆる釣りを楽しんでいるアングラー!ちなみに最近はサーフからのヒラメ&マゴチといったフラットフィッシュゲームにドハマり中!

こんにちは! 菰田 淳史です。

2023年1月に3年ぶりにリアル開催となった「釣りフェスティバル2023 in横浜」が行われました。
今回はJackson×Bluestorm×バイファールの3社合同出店で大いに盛り上がりました。

そんな中、多くの方に質問いただいたのが!

・どのようにポイントを選んでいるか
・また、どのように攻めれば釣れるのか

といった『ポイント選択』についてです。

そこで今回は、僕の考えるポイント選択についてお話させていただきます。

ヒラメゲーム!のポイント選択について

当たり前の事ですが、ヒラメの居ないところで釣りをしても釣れる訳がありません。
ではどこにヒラメが居るのか?

その答えは簡単で、ヒラメの餌となる”ベイト”が集まる場所にヒラメも集まります。

ではベイトがどこに集まるのか?

またベイトの種類は? というのが重要になってきます。

ベイトの種類については、大きく分けると”居つきベイト”と”回遊系ベイト”がいます。
このベイトの種類によっても狙うポイントが変わってきます。

では、私がヒラメ狙いで入るポイントの優先順位を説明していきます。

 

1,回遊系ベイト(アジ、イワシ)の見つけ方と、見つけた場合のヒラメの狙い方

回遊系の主なベイトは、アジ・イワシなどです。
回遊系ベイトの見つけ方は、鳥山、スナメリ、ベイト団子など…。

各エリア季節で回遊してくるベイトパターンがある程度決まっているので、頭の中でそれらを把握し、テンポ良くポイント移動しランガンするスタイルが有効です。

しかし、これらのベイトはいつも居るとは限りません。
ベイトが居ない場所で粘ることはせず、即見切って移動します。

なお回遊系ベイトが期待出来ない場合は地形変化を狙うといった感じで、狙いを切り替えたりもしますます。

ちなみに回遊系ベイトは中層~表層に集まるので、必然的に狙うレンジは中層付近となります。それらの状況でオススメのルアーは、シャロースイマー125アスリート12SSPです。

 

 

2、居つきベイト(キスやイシモチ)の見つけ方と、見つけた場合のヒラメの狙い方

回遊系ベイトを見つけられたらそれが一番いいですが、そう簡単ではありません。
そんな場合は、居つきベイトを意識して狙います。

居つきベイトは、サーフではキスやイシモチなどになります。
これらのベイトは、主にカケアガリやヨブにゴカイを捕食しに集まります。

カケアガリやヨブといった地形変化を狙うのは、
ベイトが溜まっている確率が高い=ヒラメが居る確率が高い!
そういった理由で釣れる確率が高くなるというわけです。

ちなみにベイトが居ないカケアガリを一日狙い続けても釣れる確率は低いので、

居つきヒラメと言いつつ、結果的に居つきベイトを探し、地形変化をランガンし、ヒラメを狙っていく訳です。

なお居つきベイトはボトムに集まるので、狙いはボトム中心になります。
そんな時のオススメルアーはメタルエフェクトサゴシチューンクイックセットアスリート9JMなどです。

また、狙い場所としてよく聞く“離岸流”というワードがありますよね。
離岸流というのは打ち寄せた波が沖に払い出る流れを言います。

ナゼ離岸流が狙いめになるのか? というと…。
離岸流によって砂が掘れ水深が深く、ベイトが溜まる環境が出来、そこでヒラメが待ち伏せしている確率が高いからです!

 

ちなみに私が今、ハマっている磯ヒラメ狙いでも考え方は同じです。

根掛りのリスクは高くなってしまいますが…
サーフより居つきベイト数も豊富で釣れる確率は断然高いです。

もし機会がありましたらチャレンジしてみてください!