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間もなく登場!話題の「モンスタースライダー レーザーインパクト」を徹底解説!

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次世代近未来型リール「IM Z LIMITBREAKER HD TW-C」はじめ、「23 AIRITY(エアリティ)」など、数々の注目アイテムが発表された2023年のダイワの新製品!

今回は特に話題を呼んだルアー、「モンスタースライダー レーザーインパクト」について紹介していきます!

 

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モンスタースライダー レーザーインパクト【ダイワ】

2023年3月登場予定

「モンスタースライダー レーザーインパクト」は、コノシロパターンなどで活躍してるペンシルベイト「モンスタースライダー160F」に、ダイワの最新テクノロジー「レーザーインパクト」を搭載したモデル。

サイズも135mmと一回り小さくなり、より汎用性に優れた設計となります。

アイテム タイプ サイズ
(mm)
標準
自重
(g)
色数 有効
レンジ
アクション フック仕様 メーカー希望
本体価格(円)
モンスタースライダー レーザーインパクト135F フローティング 135 33 10 水面 クイック&ワイドドッグウォーク トレブルフック#4
リング#3
2,600

ダイワ公式「モンスタースライダー レーザーインパクト」詳細ページはコチラ

ベイトフィッシュの輝きを科学的に再現した「レーザーインパクト」

フィッシュイーターがベイトフィッシュを捕捉する際に、視覚が最も優先的に使われている能力と言われています。特に、ベイトフィッシュが放つ「輝き」のアピール効果は非常に高く、瞬間的な反射光を目掛けて急速に接近し、捕食するのだそう。

このベイトフィッシュの輝きを科学的に徹底分析し、再現したのが「レーザーインパクト」になります。

「レーザーインパクト」は、ボディ内部にピラミッド型のレンズを設けることで、イワシなどのベイトフィッシュと同様の反射光を生み出すことができるテクノロジー。

ピラミッド型のレンズは、最適な反射を行うための形状設計と、ツルツルになるような細かな仕上げ加工と、成型後の表面処理を行うことでよりクリスタルのような透明感を実現。これにより、入射光と同じ方向に光を返す「再帰性反射」とボディ内部に透過させてから反射させる「鏡面反射」を同時に行うことができるのだそう。

ピラミッド型のレンズを最適な位置に数百個配置することで、高輝度・多方向への反射光を発生。この輝きは、約1000枚(枚数はルアーのサイズや形状で変わります)の反射鏡を内蔵しているのと同等なのだとか。

さらに内部には鏡面反射板を内蔵。多面体と鏡面反射板の両方で光を反射する「3Dマルチ反射構造」により、これまでのルアーでは再現が難しい強烈な反射光を広範囲に放つことができるようになっているとのこと。

ちなみに反射光は、常夜灯や月明りなど、わずかな光でも強く広く反射するので、デイゲームはもちろん、マズメ時やナイトゲームでも絶大なアピール力を発揮するとのこと。

強い光を放つベイトフィッシュの仕組み

ここで気になるのが、ベイトフィッシュが放つ輝きの仕組み。

従来のフラッシングと何が違うのか?なぜ再現が難しいのかについて解説していきます。

実は、イワシなどのベイトフィッシュの体が銀色に輝いて見えるのは、皮膚にある虹色素胞内のグアニン結晶板の重層構造により、光が減衰することなくほぼ完全に反射できるからなのだそう。

ちなみに、従来のルアーで採用されているフラッシングは光を多方向に反射する「拡散反射構造」が多く、ベイトフィッシュが放つ反射光は、鏡のように光を反射する構造(鏡面反射構造)となります。

鏡面反射構造で放たれる反射光は、輝度が圧倒的に高く、より遠くまで届くという特性を持っているのだそう。そのため同じフラッシングでもアピール範囲・再現度が異なるため、より効果的にアピールができるのです!

レーザーインパクト開発ストーリー

出典:YouTubeチャンネル「DAIWA Salt Water Fishing」詳細ページ

汎用性の高い135mmの「モンスタースライダー」

「レーザーインパクト」搭載の第一弾に採用されたのが、「モンスタースライダー」。

オリジナルの160mmよりもさらに汎用性を高めた135mmボディで、ミディアムクラスシーバスロッドでも扱いやすい設計となります。

もちろんオリジナルの長所であった、アクションやアピールにも継承されています!

クイック&ワイドなターンを可能にする腹部Vハル形状

オリジナルと同様、ボディ腹部後半をボートの船底と同じ、Vハル形状にしています。

これにより、ドッグウォークアクション後半ではボディが水面滑走状態となり、クイック&ワイドなターンが可能になるとのこと。

ランカーシーバスに多いルアーを見失うと執拗にアタックしてくる習性がこのアクションと合致するため、よりバイトを誘発しやすくなるのだそう。

高浮力ビッグヘッド&立体エラ形状

また、ヘッド形状にも注目!

ボディヘッドを太くして浮力を増すことで、ドッグウォークスタート時にヘッドが水面から飛び出すよう設計。飛び出したと同時に、立体化したエラが水を掻き回すのでアピール力もプラスされています。

さらにオリジナルと同様、水中に響きやすい高周波ビックラトルサウンドも搭載しているので、離れた場所にいるシーバスにも存在をアピールができるとのこと。特にベイトが多い局面でも威力を発揮します。

【ONLINE SHOW 2023】レーザーインパクト for SEABASS 檜山敏崇

出典:YouTubeチャンネル「DAIWA Salt Water Fishing」詳細ページ

カラーラインナップ

LIチャートヘッドイナッ子

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LI SGクリアコノシロ

LIチャートヘッドイワシ

LIピンクイワシ

LIブルピンイワシ

LI不夜城

LIレッドヘッド

LIクリアチャートサンド

LIコノシロ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!