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今江克隆のルアーニュースクラブR「ありそうでなかった新発想フラットサイドシャッド『ゲキアサフラット』を紹介」の巻 第1135回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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フラットサイドの泣きドコロを克服

では、「ゲキアサフラット」が、ショートキャストメインのシャッドなのかといえばそうではない。

フラットサイドクランクは、アピール力、水の攪拌力に関してはラウンドタイプクランクを凌駕するアピール力を持つが、最大の泣きドコロが「マジ飛ばない」という点だ。

「ゲキアサフラット」は、向かい風が強い霞ヶ浦で、真っすぐな護岸沿いに真っすぐタイトに遠投できることの重要性から、フラットサイドの体高を、アピール力、攪拌力を殺さないギリギリの折衷点に抑える形状に設計、ありそうでなかった「フラットサイドシャッド」という新ジャンルを確立している。

このシャッドシェイプフラットサイド化によって、「ゲキアサシャッド」や「IxI FURIOUS」に勝るとも劣らない抜群の逆風時飛距離と直進飛行性を実現しているのも特徴だ。

このフラットサイドとしては異例のキャスタビリティの高さで、「ゲキアサシャッド」同様に遠投しての線として使うオカッパリ専用能力も抜群に高い。

フラットサイドの特徴であるフラットなボディながら、その飛距離と直進性は「ゲキアサシャッド」を完璧に継承。護岸ギリを真っすぐ平行に激飛びする

早春の白濁りが入るプリメスタイミングや、荒れた天候時、強い濁りが入った時などは「ゲキアサシャッド」や「IxI FURIOUS」を凌駕するパワーと存在感を発揮してくれるだろう。

もう一つのボトム、「水面」を壁として攻略する3大シャッドプラグ、元祖「ゲキアサシャッド」、そして「IxI FURIOUS」と「ゲキアサフラット」、ともに4月リリース予定なので是非、今年は喰い上げシャッドの威力を体感してほしい。

ドリームレイクのテストでは「UMAデスロール」に次いでビッグフィッシュが喰ってきたのが「ゲキアサフラット」だった。ドリームレイクはバスを釣るのは簡単だが、老獪なデカいのを狙って釣るのは、かなり難しい

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