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5月の琵琶湖をガッツリ振り返る!5月1日~5月20日の状況レポート【寄稿by奥山一平】

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琵琶湖プロガイドの奥山一平です。

ここ3週の琵琶湖の状況をレポートさせていただきますね!

奥山一平(おくやま・いっぺい)
琵琶湖プロガイド(遊漁船番号:滋賀 第176号)
中学時代から大学まで英語教師を目指す為に、ニュージーランド・イギリス・アメリカ(ハワイ・フロリダ)に海外留学に行き英語を必死に勉強する。
しかし、大学に入りバンド活動(ドラム)に熱中し教師の道を断念。それでも「英語が使いたい!!!」と2011年にホテルに就職。
ホテルの配属先が淡路島になり海に囲まれると同時に海釣り(ルアーフィッシング)にどっぷりハマる。
ホテルでの営業マンから一転、釣具屋さんの店員に転職する事を決意。
2015年琵琶湖に転勤でバス釣り(ボート・陸っぱりの両方)に明け暮れる。年間釣行回数は平均して年間250日を超える。

1986年生まれ、大阪府出身

イッペイガイドサービス
http://ippei-guide-service.com/

Facebookページ
https://www.facebook.com/ippei.okuyama

インスタ
https://www.instagram.com/ipppeeeei/

 

5月1週目の琵琶湖レポート=5月1日~5月6日

ミッド、ポスト、アフター混在状況!
浚渫エリアをライトリグやライトテキサスで!

5月1日~5月6日の状況ですが、その期間中に私がメインにしていたエリアは浚渫が絡むエリア。
その中でもアップヒル→シャローフラット(2m程度)→ダウンヒルにプラス要素(ウィードやハードボトム)が絡むエリアを重点的にライトリグ・軽めのテキサスリグで攻めました。

ちなみに、このライトリグ&ライトテキサス攻めというのは、この時期、特有の狙い方。

この攻めのイイところは、動いている物を威嚇してくるオスがいるかを確かめることができ、さらにオスがいれば、その周りにいるであろう大きなメスを狙うこともできるからです!

で、オスがいるかどうかを確かめるのに使ったのがツインテールリンガー4.7inch or 5.8inchのネコリグやバスエネミーとバウヘッド5gの組み合わせ。この攻めはテンポこそ少し遅いものの狙える魚のサイズ問わずで魚からの反応を確認できるんです。

そのオスが釣れれば周りにいるであろうメスを狙い、そのエリアのアップヒル・ダウンヒルを主にキッカーバグ5.5インチの7gテキサス(#5/0のオフセットフック、ロッドはフェイズ・パワープラントを使用)で攻めました。
この攻めでは長めのステイを取るのがキモ! スローフォールとボリューム感の組み合わせでアピールを1番のポイントにし、糸を張らずに待っていく攻めを展開すると、ナイスサイズのメスが反応してきてくれました!

キッカーバグ5.5インチにはオフセット5/0のフックをメインに使用。フェイズのパワープラントとの相性が良く、大きく太軸の針でも十分フッキングが出来るパワーが伝わるパワープラントの活躍が大きな武器になりました。

ちなみにこの期間はワームのカラーセレクトも結構シビアに選ぶ必要があったように感じます。
反応が良かったのはシンプルなカラー。
グリパンやスカッパノン、メルティシャッドの様な単色に近い色に特に反応がよく釣果アップにも繋がる期間でありました。

シンカーのカラーはギラギラ系よりもマット系がよかったです!

もうワンポイント付け加えるなら、キモになったのがシンカーのカラーです。
キラキラ・ツヤツヤ のタングステンを使うよりは鉛の色(マット色)が着いたシンカーだと釣れるという状況も何度かありました。
産卵前のナーバスな個体にちょっとしたフラッシング効果で見切られないように気配りする事で釣果アップにも繋がった様に感じたので、こちらを今後も検証を重ねてみて、改めて報告をと思います。

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