ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

長尺ベイトロッド企画進行中。そのロッド【Garimpeiro911Tirador】

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

まず前提としてお伝えしたいのは、インクスレーベルは決してライトゲーム“だけ”のブランドではありません。

確かに代表である僕の世間的イメージはライトゲーマーであり、実際業界内における立ち位置としてはライトゲーム主体で永らくやってきたのでそのイメージが強いことは当然だと思います。が、一釣り人としては決してライトゲームだけをやってきたわけでは無く、この数十年、トローリングとフライフィッシングの二種を除いてほぼ全てのジャンルも同時に楽しんできました。

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

バチっとくるプロダクト。プロトロッドをチラ見せリーク

そんな僕がブランドを持ったわけですから当然ソルトライトゲームタックルだけでは無く、オフショア、磯、トラウト、などなどアレもコレも作りたくなるのは当然の帰結でもありますが、結局ボク自身の日頃の必要性だけでは収まらず、そこへスタッフやオーディエンスやユーザーさんからの希望と要望が加わります。

例えば「ライトゲームスピニングパックロッド」「インクス的エギングロッド」「ライトケンサキロッド」「磯メバル用長尺スピニング」「アジングロッド」などなど枚挙に暇がないほどの要望が上がってくるのです^^;

まあ、そんなこんなで実は様々な研究をしておりまして、その中にはきちんとプロトタイプを製作してまでテストをしているものもあれば、その手前的に既存品を大改造したり、切ったり貼ったり、全く違うものを試すようなことも含まれます。

長尺ベイトロッド?

で、今回チラ見せリークするのは数ある企画の中から一気に浮上してきた、さる長尺ベイトロッドです。

もちろん我々インクススタッフが行っているジャンル観点からの必要度も高く、求めるタイプとスペックが市場にまだ無いと言った点での優先度が高いと言う事もあるのですが、何より上がってきたプロトタイプがとても良かったのです。

大まかに言えば、必要レングス、パワー、アクション、フィールの四大部分が企画コンセプトに対しいきなり及第点レベルのロッドになっていたのです。もちろんまだまだ詳細部分を煮詰める作業は必要なのですが、ベースの部分で最初からいきなりバチッとくるプロダクトというものはそうそう産まれません。かつて手掛けた「ブリーデン85PE Special」「バークレイシュラッグミノー」「インクスBT74」などが、手掛けた中でもファーストプロトの段階でいきなり良かった数少ない例ですが、やはりそういうプロダクトは市場に出てからも高評価を受けるものです。

まだ知久氏による14gから45gまでの試投の模様だけしかお見せできませんが、僕自身も数人のスタッフも「こりゃあヤバい!」となり、一気に「量産企画」へとネーミングも施して格上げしましたので、まずは動画をご覧ください。今の段階で四の五の説明はしませんが、ロッドに詳しいアングラーほど何が凄いか一目で理解できるはずです。

一つだけ言うならば、ボクは過去に10〜12フィートのベイトロッド(他社製)も買って使ったけれど、ボクは非力なので10フィート超えると大体振り切れないので人にあげてしまったのw。しかしこのプロトはそんな僕が普通に振り抜ける。これが最大の魅力です。比喩で言うなら、フェラーリテスタロッサやランボルギーニミウラは筋力足らずでとても乗り辛かったが、ポルシェ911CarreraRS2.7なら普通に乗れた←大昔の実体験。

てなワケでネーミングも「Garimpeiro911Tirador」で、レングスを911に拘りたかったのはボクのワガママ (笑)

〜長距離砲【Garimpeiro911 Tirador】プロト試投が凄かった〜 INXlabel開発企画リーク編

出典:YouTubeチャンネル「INX tv」