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「ヴァデルLJ」と「カルディアSW」が、ブレードジギングのエントリーにおすすめな理由

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ブレードゲーム特集

投げて、ただ高速で巻くだけ。

その手軽さから新たに始めるアングラーも多いと言う、全国的に流行中の「ブレードジギング」。

先日、山口県岩国沖でブレードジギングの取材を敢行。新しいジグやタックルなど、いろいろ見せてもらってきました。

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

ブレードジギングの最先端を探るというこの取材、実は裏コンセプトがありまして。そのコンセプト「ビギナーにオススメのタックルとは」というもの。

上位機種にも迫るスペック?ブレードジギングタックルのエントリーモデルとは

ロケでご一緒したのは、ご存じ後迫正憲さんと鳴瀬雄太さん。

後迫 正憲(Ushirosako Masanori) プロフィール

アジングを中心に、ライトゲームやタイラバゲーム、アユ釣りなどに精通するエキスパートアングラー。 中国地方を中心に活動し、座右の銘は「見魚必釣」。大きくても小さくても喜びと感謝は同じ、という1匹の魚と出会うまでの過程を心から楽しむアングラー。「チャージ」という愛称でも親しまれている。1966年3月21日生まれ。広島県在住。

鳴瀬 雄太(Yuta Naruse) プロフィール

幼少期より釣りに親しみ、現在は玄界灘・響灘を中心にスーパーライトジギングのエキスパートとして活躍しているサラリーマンアングラー。 休日はほぼ釣り場へと出掛けている。愛称は、なるちゃん・海坊主などなど。 1985年生まれ。福岡県出身  福岡県在住。■ダイワ SWチームテスター

当日、お二人がメインで使用したのは、ハイエンドクラスの「ソルティガLJ」に「セルテートSW」を組み合わせたタックル。…なんですが、実はもう1つ持ち込んでいたタックルが。それが件のエントリーモデルだったという。

【ロッド】ヴァデル LJ 63HS

ロッドは「ヴァデル LJ 63HS」。ライトジギングのエントリーモデルとして人気を博した「VADEL BJ 」がフルモデルチェンジした1本。

そもそもヴァデルLJシリーズはバットジョイントモデルが6本、センターカットモデルが4本というラインナップで、全てのモデルが取り回しの良い6.3ftに統一。また、パワーはそれぞれ3パワーで展開されていて、ライトジギングというカテゴリを広くカバーできることが特長的なシリーズ。

その中から、PE0.8~1号・60~120gクラスのジグによるワンピッチジャークやキャスト&横引きを主体としたバットジョイントのスピニングモデル「63HS」をチョイス。

品名 標準
全長
(m)
継数
(本)
継方式 仕舞
(cm)
標準
自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
適合
ラインPE
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格
(円)
63HS 1.91 2 バッドジョイント 143 120 2 9.9 30-120 0.6-1.2 86 21,000

ダイワ公式「ヴァデル LJ 63HS」詳細ページはこちら

柔らかいロッド

メインで使用された後迫さんいわく「とにかく柔らかくてマイルドなロッド」

そのメリットは、早巻きが主体のブレードジギングにおいて、一気にガツンと持っていかれるアタリの大きな衝撃をロッドが吸収してくれるとのこと。そのためバイトを弾きにくく、またバイトに対してロッドが追従してくれるので“乗りやすさ”も特長の1本という。加えて、しっかり入るティップがジグのバタつきも収束させ、一直線で高速巻きすることが重要なサワラ狙いに適しているとのこと。

また、長さは先述したとおり「6.3ft」で統一。この長さが、狙う水深によってはキャストが必要になるブレードジギングにはドンピシャなレングスだそうで、乗合船に乗ったときの“胴の間”からのアンダーキャストでも取り回しが良く、しっかり飛距離が稼げるという。

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