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年中同じラインセッティング(PE0.8号+リーダー3号)で押し通すと感覚が研ぎ澄まされるゾ【きもっち木森直樹のエギング爆乗り戦略】

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エギング&イカメタル特集

「きもっち」こと、木森直樹さんとロケに行ってきたんだけど、今回は木森さんがロケ当日に使用していたタックル、そして木森さんがタックルセッティングで重要視していることについて、ご紹介したいと思います!

木森 直樹(Naoki Kimori) プロフィール

和歌山県全域をホームとし、ヒマさえあればランガンを繰り返す現場派。愛称は「肝っち(きもっち)」。エギングトーナメント入賞経験も多数のデカアオリハンターとしても有名。現時点までのアオリイカ最大捕獲サイズは2016年1月に南紀でキャッチした5240g。 1981年7月生まれ。和歌山県在住。

 

きもっち」木森直樹さんのロケ当日のエギングタックルセッティングをご紹介

ROD : エメラルダスAIR AGS75MLM [ ダイワ ]
REEL :セルテートLT3000-C   [ダイワ ]
PE :UVF エメラルダスデュラセンサー×8+Si2   0.8号 [ ダイワ ]
リーダー : エメラルダス リーダー エクストリーム II 3号 [ ダイワ ]
エギ:エメラルダスピーク3号、2.5号、エメラルダスフォールLCラトル同タイプS  3号、2.5号 ほか

 

木森直樹の愛用ロッド
エメラルダスAIR AGS75MLM【ダイワ】

木森さんがロケで使用していたロッドは「エメラルダスAIR AGS75MLM」。

このロッド木森さんが、自身が得意とする高速ランガンを快適に行うために自らが開発したもので、2.5~3.5号を使ってランガンをかけるような「攻めの釣り」用で愛用!

特長としては、まず何といっても注目はその軽さ!!
何と自重76gという恐るべき軽量を実現したロッドになっています!

このロッドは柔らかいんだけどキレのあるダートアクションを出しやすいように、ややハリを持たせて、軽い力でキビキビしたアクションが出せる設計になっているのが特長。

バシバシ系のキレのあるダートを出しやすいロッドというと、どうしてもオーバーパワー気味なモノが多いんだけど、木森さんのこのロッドは、2.5号(スペック上は1.8号もOK)エギでも繊細に扱えるよう、繊細チューブラーティップを採用、そしてかなりのファーストテーパーという特殊設定なロッドになっています。

品名 本体価格 全長 継数 仕舞(cm) 自重(g) 先径(mm) 元径(mm) エギ(号) PE(号) カーボン含有率(%)
75MLM 50,700円 2.25m 2 117 76 1.2 9.4 1.8-4.0 0.5-1.0 99

1.8~4号という幅広いサイズのエギが扱える汎用性の高さ!
また2.5号エギなど、小型エギも繊細に扱える繊細ティップ!

ティップはMLパワー、バットはMパワー設定

パワー的には、ティップはMLパワー、バットはMパワーという設定。
バット部は、かなりパワーを持たせてあるので、キレイに振り切りキャストができるので、かなりの遠投が可能なロッドになっています。

またバットは不意のデカアオリのヒットにも対応できるパワフルっぷり! 実際、木森さんはこのロッドで2500gのデカアオリとのファイト&ランディングも全く問題なかったとのこと!

 

 

木森直樹の愛用エギングリール
セルテートLT3000S-CH-DH【ダイワ】

木森さんが年間を通して愛用しているリールなのが「セルテートLT3000S-CH-DH  」。

木森さん自身が、年間を通して、ハードジャークを多用することも多いため、頑丈なセルテートを使用することが多いとのこと!

また木森さんは昔から、エギングのリールではダブルハンドルを愛用。シャクリ動作やリーリングが安定するのがダブルハンドルを愛用している理由。

番手 巻取り長さ(cm/ハンドル1回転) ギア比 自重(g) 最大ドラグ力(kg) スプール径 標準巻糸量 ナイロン (lb-m) 標準巻糸量 PE (号-m) ベアリング ボール/ローラー メーカー希望本体価格(円)
セルテートLT3000S-CH-DH 85 5.7 220 10 φ48 6-150 0.8-200 12 / 1 50900

 

木森直樹のエギング・PEライン&リーダーセレクト
UVF エメラルダスデュラセンサー×8+Si2  0.8号【ダイワ】
エメラルダス リーダー エクストリーム IIの3号【ダイワ】

木森さんのラインセレクトは、実は年中通して同じ!
春エギングだろうが、秋エギングだろうが、またエギのサイズ問わず、終始一貫、o.8号+リーダー3号というやや太目セッティングのラインを使用。

PE、リーダーとも、やや太目のラインセッティングなのは、ラインに潮を受けさせたいという理由から!
そして使うエギのサイズは変わっても、年中ラインの号数を変えないのは、常に同じ感覚で潮流を感じ、把握度を上げたいという木森さんのこだわりから!

確かに、常に同じラインの太さのモノを使っていると、色んな把握度が高まりそうですよね!

リーダーについては、強度のあるフロロ「エメラルダス リーダー エクストリーム II【ダイワ】」の3号を使用。
リーダーも長さは1ヒロ弱で、こちらも年中、同じ長さにしているとのこと。徹底してますよねぇ…

潮受けの感覚を自分なりにしっかり把握するために、ラインセッティングを年中、変えない! っていうのは、すごく参考になるかも!

以上、木森さんのエギング・タックルについて、色々とご紹介しました!
参考にしていただけると幸いです!

エメラルダス( EMERALDAS) プロフィール

エギング黎明期の2005年にデビューしたダイワのエギング総合ブランド。ロッド、リール、エギ、ライン、エギング周辺アイテムなど、最先端のテクノロジーやノウハウをつぎこんだエギング、イカタックルを続々と輩出中