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【明日から始める】ストレスフリーで釣りを愉しむ。注目のスタイル「カヤックフィッシング」完全解説

寄稿:赤澤 克哉
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どんなカヤックを使うのか?

こと海のカヤックフィッシングにおいて王道となっているのは、「シットオントップ」と呼ばれる艇の上に座るタイプのカヤックです。

中空の一体構造で浮沈構造。オープンデッキなのでクーラーや魚群探知機、ロッドホルダーなどたくさんのモノを設置しやすいのが特長です。

海のカヤックフィッシングおいてよく使われるサイジングは全長3.5m〜4.3m程度のもの。命をあずけるモノなので、値段というよりは信頼できるメーカーの製品をお選びください。他船舶との衝突事故を避けるためフラッグ(旗)は必須です。

カヤックは1本のシャフトの両端にブレードがついたダブルブレードのパドルを使って漕ぎます。スペアパドルも常備しておくことも推奨します。他、現在は足漕ぎタイプのフィッシングカヤックを使う人達も増えてきています。(ちなみに私はパドリング派、これはスタイルに応じてお選びください)

とはいえ…カヤックフィッシングをはじめてみようと思った時は、まずは専門ショップにご相談いただくことをおすすめします。お近くにショップがない場合でも、メールやお電話でお気軽に相談してみてください。

カヤック&SUPフィッシングのお店

「Bifarr清水三保店」
〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保2729番地の10
070-1465-1474
営業時間・16:00~20:00
定休日・火曜日
https://bifarr.com/realstore/shizuoka-miho/

カヤックフィッシングはリスクと隣り合わせ

カヤックで大海原に漕ぎ出るのはとても素晴らしい体験なのですが、相手は自然なのでリスクとは隣合わせです。実際、少なからず海上保安庁の救助事例が起こっています。

そのカヤックの事故原因の7,8割が「荒天難航」と「技量不足」となっています。(技量不足=パドリングスキルが足りず戻って来られない、再乗艇ができないなど)…逆に言えば、パドリングの技術を磨き、天候に気をつけて凪の日を選んでいけば多くのカヤックの事故は防ぐことができるはずなのです。

1時間ごとの風や波の情報を見れるサイトの活用も大切です。※写真は「マリンウェザー海快晴

漕ぎ方の基本はシーカヤックと同じ。各地にあるカヤックスクールに行って一回でも習っていただくことをおすすめします。また、再乗艇の練習は暖かい時期にやっておきましょう!

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