ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

佐々木勝也が明かす! 夏の岸釣りデカバス実績ルアーと使い方! 「バンクフラッター」編

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
夏のバス釣り特集

夏のバス釣りって、けっこう難しいイメージを持っている人が多いかもしれないですが…。

実は、時間帯や狙うスポット、ルアーをアジャストすることで、実は1年の中でも最も狙いが絞りやすく、釣果も出やすいシーズンだったりもします!

今回はそんな夏バスを効率的に攻略できるルアーやその使い方を、オカッパリのエキスパートとして知られる佐々木勝也さんに教えてもらうべく、室生ダム(奈良県)でのロケをお願いしました!!

佐々木 勝也(katsuya Sasaki) プロフィール

岩手県出身で 2018年4月よりの東北・仙台から霞ヶ浦に移住。 霞ヶ浦、霞ヶ浦水系を中心に日本全国の様々なフィールドを激チェック中! オカッパリスタイルでのバス釣り三昧の日々を送っている。

そんな佐々木さんのロケでヘビーローテされていた佐々木さんの「夏バス対策ルアー」の1つをご紹介!

バンクフラッター【ダイワ】

佐々木さんが夏バス対策ルアーとして、迷うことなく挙げてくれたのが、コレ!
コイツは超お気に入りというか、そもそも佐々木さん自身が開発に携わった羽根モノ!

夏は水面系での釣りが成立しやすい時期ですが、特にこの羽根モノ「バンクフラッター」はアピールと食わせ力の両立を実現しているのが特長とのことで、比較的高活性な朝夕のマヅメ時に効果的なだけでなく、日中もカバーやシェード周りでネチネチとジラシ系の誘いができるのも◎!

さて、そんなバンクフラッターですが、最大の特長は、商品名にバンクというワードがあるように、オカッパリに特化した羽根モノである点。

実際、どういうトコロがオカッパリに特化しているのか? などを中心に、バンクフラッターの特長を1つずつ挙げていきます!

大きすぎず小さすぎない115mmというボディサイズ!

オカッパリではプレッシャーのかかったバスに対して大きすぎないサイズ設定が必要になるんですが、一方、広範囲にルアーの存在を知らせるための寄せの力も必要とされます。

その点、バンクフラッターは、寄せる力を持ちつつ、大きすぎず小さすぎない頃合いサイズの115mm設定になっています!

サイズ
(mm)
標準自重
(g)
色数 フック仕様 本体価格(円)
115 44.5 10 大型サクサスフック#1/0 3,000

ダイワ公式 バンクフラッター 詳細ページはこちら

 

ウォータースルーギル構造搭載

バンクフラッターではウォータースルーギル構造が採用されているのも大きな特長!

口から水を取り込んでエラから水を逃がすこのウォータースルーギル構造にすることで、移動距離を抑えつつ、アクションのピッチを上げることに成功!

また、この構造によって、超デッドスローからやや早巻きまで、いろんなリトリーブスピードで引ける汎用性の高い羽根モノになっています!

 

ちなみに、佐々木さんがロケ中、朝の時間帯にやや活性が高めと想定して多用していたスピードは、デッドから少し早いスピード!

羽根からカチャカチャと音が聞こえるか聞こえないか?ぐらいのスピードで引いて、見事にデカバスキャッチにつなげていました!

ロケ当日の朝に入ったのはインレット!
前日の雨の影響もあって、本流は濁りの入った水が流れていて、一方、インレットからはクリアな水が流れ込んでいました! その濁りとクリアの境界線スポットを重点的に攻めているとドカンと水面が割れたのでした!

頭下がりの姿勢と、フロントアイがやや上方に設置されている

頭下がりの姿勢と、フロントアイがやや上方に設置されていること、さらにウォータースルーギル構造によって、足場の高い場所でも足元までしっかり引くことができるんです!

ラインアイが上気味に設置してあることで、ラインを水面につけないリトリーブがやりやすい

バスにプレッシャーを与える要素となるのが、バスに「ライン」の存在を知られること!
その点、バンクフラッターは、ラインアイが上気味に設置してあるので、極力ラインを水面につけないリトリーブがやりやすく、それが食わせ力アップに結びついてるとのこと!

 

サクサススイベルフックアイ採用

お腹と尻尾の2か所あるフックアイには回転力が優れたサクサススイベルが採用されています!

これによってファイト時にフックがネジられてフックアウトしたりするようなバラシが軽減!

 

バンクフラッターのアクションレスポンスがアップする簡単チューン

佐々木さんが、バンクフラッターのアクションレスポンスを上げるために、日頃から多用しているチューンを動画で紹介してもらいました!

チューン方法は2つあって、1つはリアフックのフックサイズを1サイズ下げるチューン。
そしてもう1つはボディにフローティングボードを張り付けるチューン。

いずれのチューンも、ルアーの浮力をアップさせ、ノーマル状態とは、ひと味違った、レスポンスのイイをアクションをだすことができるチューン!

リアフックを小さいフックにチェンジするチューン

通常は、フロント、リアとも、大型のサクサスフック#1/0が装着されているんだけど、リアを少し小さい#2にチェンジ

ボディにフローティングボードを貼るチューン

 

ちなみにチューンということでいえば、2022年春にはにはバンクフラッターのウィング交換ができる「バンクフラッター・ウィングセット」も登場しています!

アルミ製ウイング、台座、ヒートン(6本)のパーツがセットになっていて、台座をヒートンで固定することで、釣り場でもプライヤーがあれば即座にウイングの交換が可能になっています! ウィングカラーがシルバー、ブラック、ゴールドの3色用意されているのも◎。価格は900円税別

 

 

バンクフラッター使用タックル

ROD:リベリオン691HFB-SB
REEL ジリオン TW HD 1000XHL
LINE モンスターブレイブZ 20Lb.

以上、佐々木さんの対・夏バス実績ルアーの1つ「バンクフラッター」についてご紹介しました!

ぜひ試してみてくださいね!