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琵琶湖の部長「奥村哲史」の奥の手。20年以上使い続け、そしてこの先何十年も釣れ続けるであろうゲーリー4インチヤマセンコーの使い方

寄稿:奥村 哲史
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド

タックルについて

ワタシの超絶スローズル引きはスピニングタックルを使います。ベイトタックルでも使うことは可能ですが、放置時のラインスラックの出しやすやを考えるとスピニングのほうがやりやすいかと思います。

使うロッドはワイルドサイドのWSS-66Lです。リールはシマノ・コンプレックス2500HG、ラインはサンライン・スーパーFCスナイパーBMS5lb、そしてリーダーを組みます。極小スイベルにリーダーはフロロ12以上、フックはZAPPUのリングドパイルドライバー 2/0です。

フロロのメインラインにリーダーを組む理由

リーダーを組む理由には2つあります。

まずはラインブレイクの防止です。これはリングドパイルドライバーも同じ役目を果たしています。ラインを太くすることによって一番ラインブレイクを起こす可能性が高いノットに強度を持たせつつ、リングによってノットが稼働するのでさらにノットへの負担を減らします。

2つ目の理由はシンカーの代わりです。フロロカーボンは比重が高いので沈みやすいラインと言えます。太くすればより沈みやすくなり、ノーシンカーの4インチヤマセンコーがよりボトムに留まりやすくなります。使ってみれば良く分かると思いますが、5lbと例えば12lbでもその沈み込みの差が大きいですよ。

 

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この先何十年も釣れ続くであろうメソッド

というわけで、4インチヤマセンコーの使い方等々の紹介&解説をしてきました。

ワタシの紹介させていただいたメソッドは先述しましたが、とても地味です。人によってはあまりの地味加減に嫌気が差してしまうかもしれません。なので過去にも各方面で紹介してきましたが、全くもってメジャーなモノにはなりませんでした。

だからこそ、多くのアングラーが積極的に使うことがなく隙が生まれ、20年以上ポストスポーンからアフタースポーンに掛けて無類の強さを誇っているのかもしれませんし、きっとこの先何十年も釣れ続くと確信しています。

ゲーリーインターナショナル (Gary International)

トップアングラーとして知られる河辺裕和が代表をつとめる米国・アリゾナ州に本社を置くゲーリーヤマモトカスタムベイツの日本支社。ゲーリーグラブやカットテールワーム、ヤマセンコーなど超ロングラン人気を誇るGaryYAMAMOTOワームなどを中心に扱っているほか、YABIA BRANDなどで独自のアイテムも人気を集めている。

 

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