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【発売直前! ZENON 】ゼノンLTXの使用感を実釣現場からレポート(後編)

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
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WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第166回 【発売直前! ZENON 】ゼノンLTXの使用感を実釣現場からレポート(後編)

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

様々なロッドやリールの開発に携わっているスーパーマルチアングラー。ホームは、関東外房(フィールドテストで全国行脚するため、大阪、広島、九州、北陸すべてセカンドホームグラウンド)。趣味はサーフィン、スノーボード、キャンプと多趣味だが、釣りがダントツ。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

こんにちは、トモ清水です。

梅雨のはしりで雨の日も多かった5月前半。後半は気温は25度を超え晴れる日が続き、本格的な夏を感じます。海の中はというとグングン海水温が上昇し、各地で様々な魚の活性が上がり釣れていますね。

例えば、堤防や港の陸っぱりでは良型アジの数釣り、磯場や堤防で20cm台後半サイズから尺を超える良型のメバルが釣れ盛っています。

沖では、イサキをはじめ青物など夏の魚が釣れ始め、タイラバで五目狙いなんて釣果も目立っています。キロを超える親アオリイカも各地で釣れ、黒鯛やキビレの釣果も目立ちます。
急に海の中が騒がしくなり、ベストシーズン到来って感じですね!

さて、前回の連載では発売直前の新型リール「ゼノンLTX」について、ソルトウォータールアーフィッシングという観点から詳しくご紹介しました。

前回のWEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第165回 新型ベイトリール「ゼノン」
【発売直前! ZENON 】ゼノンLTXの使用感を実釣現場からレポート(前編)

【発売直前! ZENON ゼノン】ゼノンLTXの使用感を実釣現場からレポート(前編)

たった1回や2回で「ゼノン」の魅力を伝えるのが難しいほど、今回の新型「ゼノン」は新機能満載で進化を遂げています。なので今回も引き続き、「ゼノンLTX」をソルトの観点からレポートしていきたいと思います。

「バックラッシュはしないのか?」「剛性感は?」「PEライン・フロロカーボン・ナイロンラインが普通に使える?」など、まだまだ気になる点が多いかと思います。

そういった点に加えて「進化した点は?」「どういうところが実戦で良く感じるようになったか?」今回はこのあたりについて言及していこうと思います。

新型ベイトリールゼノンの使用感レポート(後編)
目次

ゼノンLTXはバックラッシュしないのか?

まず「ゼノンLTX」はバックラッシュはしないのか? という点ですが、結論、バックラッシュはします!(笑)

まずバックラッシュとは、スプールに巻いてある糸(ライン)が「ブワッ」となって糸がクシャクシャになる現象です。
そのバックラッシュする時のパターンですが、キャストミスをしてルアーを水面に叩きつけたり、木に引っかけたり…。あとは1gといった軽量なルアーを投げた時や逆風に向かってキャストした時など。

そういった時は、ほぼどのベイトリールでもサミングという行為を行わないと、バックラッシュは発生します(笑)。

しかし進化した最新鋭のベイトリール「ゼノンLTX」は、マグネット磁石(ネオジウム)8個を標準搭載+超軽量スプールのおかげで、仮にバックラッシュしたからといって、そのライントラブルが直せない、といった致命的なものは、ほぼ発生しないので、少しラインを引っ張ってほぐせばすぐに直ります。ハサミでラインを切って、コブを解いて、といった作業はほぼ皆無。

よって全てのアングラーにとって、それがストレスやタイムロスになるというデメリットではないということです。

もはやバックラッシュというベイトリールの最大のデメリットというのは、過去の話になったと「ゼノンLTX」は感じさせてくれると思います。

仮にバックラッシュしても軽傷で済みますので、あまり気にすることもないでしょう。

剛性感は?

まず基本的に軽量化、コンパクト化されたリールは得てしてオモチャっぽくなってしまうのですが、「ゼノン」に関しては、ゼノンのスピニングと同様、ただ軽いのではなく、きっちりと剛性感も伴っています。

実際に使用して頂ければ、すぐにご理解・体感して頂けると思いますが、その剛性感はやはり本体ボディの高強度デュラメタルフレームや、C6カーボンサイドプレート・アルミフロントプレートなど、アングラーが実際にタッチする部分からヒシヒシと伝わってくるはずです。

こちらが「ゼノンLTX」のサイドプレートですが、材質はC6というカーボン繊維が樹脂に配合された強化カーボン樹脂。よって軽さと剛性感の両立が図られているということです。

サイドプレートの解説

あと軽くても剛性感の感じる理由として、ハンドルとスタードラグが大きく貢献していると考えています。

85mm長のハンドルもスタードラグも、材質がカーボン繊維の積層で構成されているという点。
しかもハンドルはクランクしているので、この点も剛性感が上がっている理由の1つでしょう。

ゼノンLTXはスタードラグまで軽量

クランクハンドルで、コンパクトながら軽量、軽い力で巻き取れる! これが体感して頂けるでしょう。

PEライン・フロロカーボン・ナイロンラインが普通に使える?

まず結論を言いますと、どの種類のラインであっても普通に使用できます。

ただ1つ注意点がありまして、フロロカーボンライン・ナイロンラインの場合、スプールに50m以上多めに巻いてしまうとバックラッシュが発生する原因となることがあります。

これは超軽量化されたスプールに、ライン自体の重量が乗ることで慣性モーメントが高まり、それがバックラッシュを引き起こす原因となるわけです。

よってラインを100m近く巻きたい時は、比重の軽いPEライン・エステルラインを巻くことをオススメします。

ただし0.3号以下の極細PEラインを使用する時は、スプールとボディーのわずかな隙間にラインが入らないように慣れたコントロールが必要となってきますので、最初は0.5号以上の太さから始めるのがオススメ。

あとは狙うターゲット魚種によって、ラインの種類、太さをチョイスしていくのがベストです。

例えばアジ・メバル狙いの場合は0.5号のPEライン。

黒鯛・シーバス狙いの場合は0.8号のPEライン。

消波ブロック、藻の中、サイズの良い根魚を狙うライトロックでは1.0号以上のPEラインといった具合です。

またフロロカーボンラインをあえて使うシチュエーションもありますし、トップウォーターゲームの場合、ナイロンラインが良かったりします。今回は、詳しくは説明いたしませんが、使い分けられるようになってくると必ず釣果が上がります。

サイドプレートが落ちにくくなった?

以前のベイトリールではサイドプレートが外れて海に落としてしまう、といったケースがごく稀に発生していたようです。

今回のゼノンのサイドプレートは、その点も改良されておりしっかりホールド、それでいて簡単に外せる構造になっています。

ゼノンLTXは淡水の釣りにも使える!?

はい、もちろん海水対応のベイトリールですが、バスやトラウトにも使用できます。

私の好きな渓流ベイトフィネスにも相性抜群です。

ピンポイントにバシバシ、キャストが決まる気持ちよさを体感すると病みつきになりますよ。まるで自分が上手くなったかのように(笑)。

ぜひ、ゼノンLTXを使って価値ある1尾を手にしてください!

たまたま「釣れた」という魚より「狙って釣った」という方が、記憶にも残り、たとえ1尾の釣果であっても、アングラーを満たしてくれるでしょう。

そんな満足感という付加価値をも、「ゼノン」という最新釣りタックルがあなたに提供してくれるはずです。

アブガルシア公式「ゼノン」の詳細ページはコチラ

さて新型リール「ゼノンLTX」について、前編・後編と連続2回に分けてその魅力を現場からレポートさせて頂きましたが、それでもまだまだ魅力について十分お伝えできておりません(泣)。

例えば、新カムロックレバーや気持ち良いドラグ音(クリック音)を響かせるカーボンマトリックスマルチドラグの性能・大口径超々ジュラルミンドライブギア・ピニオンサポート構造・Tiコートラインガイドなど…まだまだ魅力たっぷりの機能がいろいろ満載。

ぜひともゼノンが持つその魅力をご自身で見つけてください!トモ清水でした!

See you next time!

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トモ清水「ガッ釣りソルト」