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【振り返りから今後の展開まで】新作もチラ見せ!これからの琵琶湖のキーワードは…「中層と壁」

寄稿:武田 栄喜
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こんにちは、ハイドアップスタッフ武田です!

武田 栄喜 (Haruki Takeda) プロフィール

琵琶湖でハードルアーを中心としたストロングスタイルでの釣りを追求するプロガイド。またトーナメンターとしてはオールラウンドなスタイルでトップ50シリーズで高い実績を残している。高知県出身

目まぐるしく変化していく琵琶湖。

今回はゴールデンウィーク辺りまで振り返って、今後の傾向と対策を模索していきたいと思います!

4月28日ゲスト様が自衛隊エリアのウィードパッチでキャッチした1匹

まずは振り返りから…

前回の記事で紹介させていただいた「スタッガークロー4in」のリアクションフリーリグはゴールデンウィーク中も活躍。

【GWはこれで決まり?】今年も好調をキープ!「スタッガークロー4in」のリアクションフリーリグ

ただ、ゴールデンウィーク前半に降った雨や風の影響で南湖東岸は食い渋り、厳しいコンディションになった為、ハードボトム狙いではなく南湖西岸のウィードパッチ狙いへと変化していきました。

西岸ウィードパッチでは、10gシンカーを使用した「スタッガークロー4in」のグライドショットでウィードの奥の奥までしっかりアプローする事が釣果をのばすキーになっていましたね。

スタッガーワイド5inが大活躍!

それと、もう1つ。

例年、4月15日過ぎればギル型ルアーの出番! 反応が違う! ギル型ルアーの代表作 「スタッガーワイド5in」の出番も目立ったGWでした。

ハイドアップ公式「スタッガーワイド5in」の詳細ページはコチラ

雨や風の影響で濁りの入ったエリアでは反応あり! 特にボリュームが上がれば上がるほど、威嚇バイトが増える印象でした。やっぱり産卵が絡む季節は、食欲よりもリアクション要素を取り入れてあげる事が大切ですね。

ワイドをセットするのは「HUスライドスコーンジグ(12g)」。

ハイドアップ公式「HUスライドスコーンジグ」の詳細ページはコチラ

あえて重いウェイトを使用するとことで、よりリアクション要素を求めたアプローチが可能です!

こちらで狙う代表的なエリアは南湖西岸のワンド。風がプロテクトされていて、ハーボトムやミオ筋が絡むところであればチャンスありありです。

具体的な例で言いますと、井筒ワンド・KKR前・雄琴港・名鉄ワンドなどなど。

サイズはまちまちですが、ハングオフやフォールで釣れると50前後のオスが多く、シェイク中やステイ中にモゾッとしたバイトがあるのはメスの傾向が強い印象です。

5月後半〜6月の展開を予想する

ベイトが絡む中層がキー

そして肝心なのはこれからのこと。

こちらは少し季節を先取りした野洲川エリアでの1匹!5m〜7mレンジに絡むベイトフィッシュにリンクした個体をミドスト釣行で攻略しました。

アフタースポーンではバスの目線が高くなるタイミング。ベイトのサイズに合わせた中層の釣りも要チェックです。

こちらは、来期発売に向けてテスト中のミドスト・ボトスト用アイテムです。前方に凹んだVカップが特徴的なシャッド系ワームです!

こちらはプロトワームを中層まで食い上げてバイトした1匹! まだまだテスト段階の為、微調整は続いていきますが…発売を是非楽しみにお待ちください!

追い込む壁があればボトムも有効!

2021年はマグナムの年。そんな中でも最も反応の良かった梅雨時期はやっぱりシャローやウィードの壁。一文字や取水等などとにかくベイトを追い込んで捕食できるスポットは「コイケシュリンプマグナム」でのボトムジャークがおすすめです!

ハイドアップ公式「コイケシュリンプマグナム」の詳細ページはコチラ

ボトムジャークの展開では、真野川河口やラフォーレ前の地形変化など、少し流れを好んでインサイドを意識するようなエリアをチェックしてみてください!

コイケシュリンプマグナム」のこれからの時期のおすすめカラーは「エビダッピ」!

6月はエビの産卵の季節! そのタイミングでは圧倒的にカラーで釣果が変わりますので必ずタックルボックスに忍ばせてくださいね!

今年は梅雨入りが早そうな予感?釣行の際、参考にしていただけますと幸いです!

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。