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【ハネモノにはないパワー】表層・遅い・強い。レイドジャパンの2022NEWアイテム「KILLER-D」

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オサカナスイマーNEWサイズ、ロッド、レベルミノークイック72、そしてフィッシュローラー フィッシュスキンカラー。

…まだまだいきます、えぐります。レイドジャパンの2022NEWアイテム。

続いては、NEWアイテムの中でもひときわ異彩を放つコチラ。

出典:YouTube「RAID JAPAN Official Channel」

こちらの動画の大トリも飾った一番派手なやつ…そう、あのルアーです。

 

KILLER-D

2022年夏頃登場予定

Size:82㎜ weight:約40g

 

リスペクト&オマージュ

何をリスペクトして、オマージュしているのか。

もうこの形でピンときますよね、ヘドンの名作「ビッグバド」。ゆっくりと、それでいてグイグイと水を押す強い水押しと独特のサウンドで、登場以来ウン十年にわたり第一線で活躍してきたルアー。

いわく、その特長が近年ビッグバスを釣る上でのキーワード=「表層・遅い・強い」にハマる。ダッジシリーズなんかもそれに当たるんですが、ハネモノとはまた違ったパワーのあるルアーが「KILLER-D」。

強風時や雨天時など、“ハネモノが効きづらい状況”で使い分けるのもアリとのこと。

ちなみにKILLER-Dの「D」はデカバス、ドラムのようなサウンド…など、何かとDにまつわることが多かったから…とのこと。

 

往年の名作がレイドジャパン流にどうアレンジされたのか。ポイントは以下の通り。

①:金属リップ

ジュラルミン製メタルクランクリップを採用。 ウエイト&剛性のある金属製リップを採用することで強度UPはもちろん、ボディが前傾姿勢になりアクションレスポンスが向上。 また、ウエイトのあるリップが支点となりテーブルターンなども容易にこなすとのこと。金属のエッジでラインに傷がつかないよう「からまん棒」が標準装備されているのも嬉しいポイント。

 

②:ブロンズ製テールブレード

テールのブレードには、ブロンズ製のテールブレードを採用。管楽器やシンバルなどに使われるブロンズ(青銅)製で、その特長は硬質で甲高く、かつ伸び(残響)あるサウンドになるという。 音に関しては動画でぜひチェックしてほしいんですが、カッシャンカッシャン…いい音させてます。

 

③:テールカップ

テール部分はカップ状になっており、水流を強く巻きこみ強烈な乱水流を生むとのこと。これ、強めのショートジャークなんか入れたら後方に泡が絡んで…おもしろそうだなーなんて思ったり。

 

④:オフセットフックポジション

オリジナルのビッグバドを使うとき、ノリを良くするためにスプリットリングを2つ入れたりしませんでした? でも、それだとフックが暴れすぎてプラマイゼロ…みたいな。KILLER-Dはフックハンガーに台座が設けられています。針をボディーから遠ざけ、フッキング性能が向上。

いかがでした? 個人的には「こうだったら良かったのにな…」が全部入り。増えましたねぇ、楽しみなルアーがまた一つ。

 

関連動画

出典:YouTube「RAID JAPAN Official Channel」

 

レイドジャパン(RAID JAPAN)

2011年設立、岡山県を拠点とするタックルメーカー。 ロッド「グラディエーター」シリーズをはじめ、各種バスルアーを輩出。 代表はカリスマアングラーとして知られる金森隆志氏。 「常に釣り人であれ。」という観念のもと、岸釣りのレベルとステイタスを押し上げるべく、現場主体で日々開発・研究を重ねている。