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【その1杯に価値がある】ヤマガブランクススタッフの厳冬期エギング釣行レポート

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皆さんこんにちは!ヤマガブランクス広報部です!

今回は、一般的に厳しいとされる真冬のエギングにチャレンジしてきましたので、当日の釣行レポートをご紹介させていただきます。

ロッドの選び方など参考にしていただけましたら幸いです。

 

悪天候×冬イカ

2月初旬、熊本県天草エリアへ行ってきました。

釣行当日の予報は風速が4~5m、曇のち雨という修行のような状況…。中止にしようか迷いましたが、気づけば車を走らせていました。

厳しいシーズンに悪天候ということで選んだロッドは…Mebius86M

選んだ理由は、3つあります。

1:ラインメンディング能力

86のレングスをいかしたラインメンディング能力は、足場の高い堤防や強風時でもロッドを水面に近づかせやすいので、無駄な糸ふけが出にくくライントラブルの防止やフォール中のエギを安定させやすくなります。

 

2:ディープタイプの使用を想定

冬イカを狙うにあたりポイント選びは、水温の安定している深場、もしくは回遊が見込める潮流場の二択でした。Mクラス以上のモデルであれば、ディープタイプもしくはエギにシンカーをプラスした状態でもフルキャストでき、しっかりアクションさせることができます。

 

3:Mebiusの汎用性

メビウスシリーズにはそれぞれエギウェイトとは別にルアーウェイトも設定されています。それは、スペックの範囲内であればエギング以外にも楽しめる汎用性の高いロッドだからです。

ちなみに今回選んだ86Mはエギが2.5~4号、ルアーウェイトは~30gとなっていまして、万が一エギングが楽しめないほどの悪天候やイカがいなかった…としてもライトショアジギングやロックフィッシュゲームをして癒されて帰ろう。という算段です。

 

回遊ルートで待ちの釣り

ここからは当日の実釣をレポートさせていただきます。

ポイントに到着すると予報通り風は強く、体感で5mほどあり小雨もぽつぽつ…

こんな悪天候でもメリットが1つ!釣り人がほぼいない! ということで、メジャーポイントが貸し切り状態で実釣開始。

やはりノーマルタイプでは、厳しいため3.5号のディープタイプを使用します。水深6m前後ですが、アオリイカの回遊ルートとなる潮流場なのでひたすら粘ることに。回遊待ちは当たればデカイカ連発!なんてこともありますが…気が付けば辺りは明るくなっていました。

 

移動が吉と出るか凶と出るか?!

多少風も弱まっていたこともあり、気を取り直して別のポイントへ移動。活性の高い個体がついていそうな瀬周りなどを狙っていきます。

沖のブレイク目がけてフルキャスト。着底後はテンポよく探っていきます。 そして、その数投目…

 

ブレイクを抜けた後のフォールで抱いてくれました!小型ですが、厳しい状況での一杯は非常に嬉しかったです。

その後はイカの気配もなかったので、ライトショアジギングでカサゴやエソに癒してもらい帰宅しました。冬イカはメンタル的にも厳しい戦いになりますが、釣れたときの嬉しさもひとしおです。良型の個体も混じる時期でもありますので、きたる春イカシーズン前に行ってみませんか?

 

タックルデータ

ロッド:Mebius86M

リール:21ルビアスLTFC2500

ライン:PE0.6号

エギ:エギ王K 3.5号ノーマル、ディープ クリックスプロスペック3.5寸

ランディングギア:YB ズームシャフト

 

悪天候のロッド選び

冬や初春はどうしても風が強い日が多くなります。そのような状況では、ロングレングスモデルをおすすめします。

手感度やラインを見てアタリをとるエギングでは、魚のような強い明確なアタリがとれないことも多く、回収したエギがかじられていたなんてことも…。 糸ふけを出さず、しっかりラインメンディングすることができるロングレングスモデルであれば、今まで気づけなかった小さなアタリもとれる可能性が上がります。

あとはシーズンや地域性に合わせて、深場や潮流場であればMクラス以上、藻場やシャロー帯であればLやMLクラスなど使い分けていただくとよりお楽しみいただけると思います。

Mebiusシリーズはコストパフォーマンスにも優れたモデルですので、特殊なシチュエーション用のサブロッドとしてもおすすめです。

 

最後に

今回の釣行でも使用しましたヤマガブランクスオリジナルのランディングシャフト「YB ズームシャフト」が弊社公式メンバーズサイト限定で販売しております。

 

いつもならエギング釣行時はギャフを持っていくのですが、今回のような「エギング&ライトゲーム」など、なんでも狙いな釣行では魚にも対応できるズームシャフトを持って行くようにしています。

自重は310gと超軽量、カーボン素材を使用したシャフトはシャキッとした使用感で、イカはもちろんアジやメバル、シーバスや小型青物など幅広く使うことができます。全長2.9m 仕舞寸法455mmとコンパクトなので堤防やテトラ帯、磯など場所を選びません。

気になる方はコチラより詳細をご覧いただけます。

メンバーズサイトはコチラ(メンバーズサイトでのお買い物には会員登録が必要です)

 

ヤマガブランクス最新情報はこちらからチェック→「YB BASE 2022
実釣動画ほかスタッフさんによる製品紹介番組「YBBC」も随時配信中→YouTube チャンネル「YAMAGABlanks

ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。