ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【富村善之の冬バス攻略】レッグワームの「静」と「動」使い分けていますか?

寄稿:富村 善之
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
冬のバス釣り特集

「静」のアプローチ

タイトルの通り「静」と「動」で分けて考えていきます。

まず「静」ですが、使用するリグはネコリグ、ダウンショット、ネイルリグ、ライトテキサス、キャロ、フリーリグ、ジグヘッド、ジカリグ…その他多数。

まぁ、リグとういうより静の釣りで重要なのは「釣り方」です。さっそく釣り方を解説してみます。

 

リグの使い分け

いろいろなリグを挙げましたが、使い分けはけっこう単純です。

狙う場所によって使いやすい、使いにくい…があるので、チョイスミスに気をつけるだけ。フックがむき出しになっているようなリグは、障害物の多い場所は当然不向きです。ウィードエリアを狙う時も、ウィードがよく引っかかるようではそのリグは適していないと考えて良いと思います。

その日、その場所のバス、リグによって食う・食わないがあるので、チョイスミスに気をつけてイロイロなリグを試してみてください。

 

キモは「止める」にあり

さぁ、ここからが肝心の釣り方です。上記でも挙げたウィードエリアを例にしてみます。

実はウィードを狙うときにすごく大事なことがありまして。コレが結構な人ができていないんですが、かなり重要。

何かというとですね、「止めること」なんです。ルアーをウィードに引っ掛けて揺すったりするのは構わないのですが、ゆすり続けるのではなくしっかり止めを入れてください。冬は少なくとも10秒以上は止めましょう。動かせば動かすほどでかいバスとの出会いが減ってしまいます(あくまでも確率ですが…)

 

キャストしたところにでかいバスがいれば、好奇心の強い魚なので見に行きます。しかし、そこでルアーを動かし続けると警戒してしまい、食うどころか「なんだこれ?食べないでおこう」と見切られてしまい、どこかに行ってしまうのです。

すると周りにいる、”見に行きたくてもデカいバスにビビって近寄れなかった一回り二回り小型のバス”が、ルアーを食ってしまうのです。ほとんどの方がこうなってしまっているのが現状です。

自分の投げているルアーをバスに見つからないように…、食われないように…そんなイメージでアクションさせたほうが、より大きな個体を釣り上げる確率が増えます。逆にゆすり続けるような「見つけて〜ここだよー」的なアクションは、小バスが大好きな動き。デカバスを狙うなら、やめておいた方が良いかなぁと僕は思います。

僕が大きなバスと出会えているのはこういった事だけで何にも難しいことをやっているわけではありません。静の釣りをやる時は、どのリグを使う時もこの方法を取り入れてみてください。確実にデカバスに会える確率が上がります。

 

引っかかっても慌てない

もう一つ。ウィードに引っかかったルアーをグイッと引っ張ってしまう人がいますが、これは今すぐやめましょう。

ウィードを引っ張って倒してしまうと、そこにいるデカいバスはもう食わなくなってしまうことが多いです。それに、ウィードに引っかかる前にラインを緩めてやるとスッと外れますしね。

これは、オダやダムの立木なども同じです。根掛かりする人の大半がロッドを握り込んでしまっているので、もっと優しく手のひらに乗せているだけ位の力加減で持ってみてください。そうすることによって根掛かりが格段に減りますよ。

 

2 / 3
前へ 次へ