ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

【危険】スズメバチから襲われないためにはどうすればイイ?

 

釣り人なら1度は遭遇したことがあるハズ「スズメバチ」。

種類の多いハチの中でも、スズメバチは特に危険と言われており、刺されると最悪の場合、命を落としてしまうことも。そんな危険な虫が釣り場へ行くと飛び回っているって考えると危ないですよね。こちら側が何もしていなくても、何かしらのキッカケで襲われたり刺されたりしたという話も良く聞きます。

魚を釣りたいから魚の生態を勉強すると同じように、釣り場にこうした危険な虫が生息しているなら、ある程度の知識は身に付けておくべきではないでしょうか。今回はスズメバチにまつわる、記者が実際に経験した出来事や、襲われないための対策、これまで何度も襲われてきた記者なりの回避テクニックなどについて、少し紹介させていただきたいと思います。

 

記者がスズメバチに襲われた時の話

さかのぼること、10年前の丁度今頃。

当時16歳だった記者自身は、バス釣りをするため自転車で近所のため池へ向かいました。良く通っていたフィールドですが、そこは正にスズメバチの王国。スズメバチの中でも特に凶暴である「オオスズメバチ」の多いフィールドでした。

樹液を吸うオオスズメバチ

 

行かなければ済む話ではありますが、数釣りができてサイズもコンディションもバツグン。外せないため池でした。池に着くと、これまで何度も自己記録を釣り上げてきた一級ポイントへ向かうわけですが、行き道と帰り道の計2回、必ず訪れる試練があります。

それは、「スズメバチの巣の真横を通る」こと。

 

戦闘機がこっちに向かってくる

通りたくないんですが、「釣りたい気持ち」が勝つので、毎回そこを通ってポイントに向かいます。そんな中、普段のように一級ポイントまで向かっている最中、スズメバチが記者の真正面から戦闘機かと思うような音とカチカチ音を鳴らしながら、全速力でこっちへ向かってきます。

カチカチ音はスズメバチが威嚇している時にしか鳴らさない音。

正面向いて左側は池(下半身半分くらいまでの深さ)、右側は壁、道幅がカナリ狭くて足場が悪いので後ろ側には走ることはできません。

心の中で「終わったな俺」と思いながらとった行動は、池に全力ダイブ。(絶対に真似をしないでください)。1投もしていませんが、靴とズボンとTシャツの腰回りがズブ濡れ。また、当時1人だったので怖さが勝ってしまい、釣りを続行できないまま、帰宅しました。

そんな悔しい思いがあって「スズメバチに襲われないためにはどうすれば良いのだろう」「襲われた時の対処法ってあるのか?」など、スズメバチについていろいろ調べるように。

 

「秋」のスズメバチは特に凶暴

今回、スズメバチについて紹介している理由というのは、秋が深まるこれからの季節は特にスズメバチは凶暴で注意してほしいからです。

秋に凶暴になる理由は、スズメバチのライフサイクルに関係があるそうで。普段、良く見かけるのは「働きバチ」であり、巣を守るために必死にエサを調達して巣へ届けています。そんな中、秋というのはスズメバチの巣と個体数の規模が最大限まで大きくなる。そう、「新女王バチ」の誕生シーズンなんです。

 

働きバチは新女王を守る必要があり、守るにはエサを定期的に巣へ送る必要があるのですが、そもそも秋が深まってくると獲れるエサの量が減っていき、ほかのスズメバチやミツバチを襲うほど凶暴になります。そして、厳しい秋を乗り越えた働きバチは役目を果たし、冬を越すことなくほぼすべて死んでしまいます。

 

働きバチから十分な栄養を与えられて育った新女王バチだけが唯一生き残り、春の新しい新居づくりに備えて土や木の中で冬眠します。これがスズメバチのライフサイクルとなります。

では、何故人を襲うのか? それは奴らが人を敵だ認識してしまうからなんだそう。知らずにスズメバチの巣へ近づいてしまったり、獲物を探している最中に人と鉢合わせしてしまうことで刺激となって敵だと認識してしまうようです。

 

襲われないための対策

敵と認識されることはこちらが無意識である以上、不可避。では、襲われないためにはどうすれば良いのかです。

単純に巣へ近づかないことが大きいのですが、釣りをしている以上、巣やスズメバチに近づいてしまうことはありますよね。それなら、他に対策が必要だと。

 

服装に気をつける

まず、定番ではありますが服装に気をつけること。皆さんもご存知だと思いますが、「黒」の服はNGです。

諸説あるそうですが、有力なのは「黒」はクマや人など本能的に天敵を思わせるカラーだからという説。まぁ、襲われるリスクが高まるのは間違いないので、なるべく黒以外の服を着るようにしましょう。また、髪が黒であることに加え、肌を露出しないという意味でも、帽子をシッカリ被るのが重要かと。

 

匂いにも注意

スズメバチは嗅覚に優れていて、匂いにも非常に敏感です。凶暴な秋は特に注意してほしいトコロです。

香水などの匂いがキツイものや、ジュースやガムなどの甘い匂いを出さないということもポイントです。

 

襲われた時の記者なりの緊急回避テクニック

それでも、もし襲われた時はどうするか? ここからは数々のスズメバチと対峙してきた記者なり考えなのであくまで参考程度に…。

まず、遭遇した時の対処方法は単純に見て見ぬ振りでOK。

スズメバチがどう動くのかを観察することが大切で、それさえできていて逃げれる距離間を保っていれば普通に釣りはできます。ただ単に飛んでいたり水辺で水を飲んでいる場合は、近い距離だったとしても刺激を与えなければむやみに刺してくることはありません。

 

襲ってきたら…

襲ってくるにもいろんなパターンがあります。

複数匹が周りを囲むように襲ってきた時は即ダッシュで逃げる。冷静さを保つことも大切ですが、逃げないと刺されてしまうこともありますからね。

また、冒頭の話のように1匹や2匹が正面から向かってきた場合、スズメバチは直進してくるので後ろ向いて逃げるとそのまま進行方向に向かってきます。ただし。ここからが重要なのですが、実はその場でしゃがむとそのまま通過していくことが多いんです。

恐らく、急に空中で止まったり下向きに方向を変えることが苦手だからと考えているんですが、逃げるスペースが無い場合や、バスが見えていて場所を荒らしたくない時などは、しゃがむとその上を直進してくれて回避できることが結構ある。

ちなみに、これまでにしゃがんでUターンしてくる強者には遭遇したことがありません。もし引き返してきたら…その場合は、全力で逃げるほか無さそうです。

 

ちなみに、ザックリ計算しても記者がスズメバチに襲われた回数は50回は下りません。が、この回避方法のおかげか、たまたまなのか…刺されたのは0回です。

スズメバチから回避する方法を色々紹介させていただきましたが参考になりましたか? とにかく刺激を与えず、万が一襲われた時は余裕があればしゃがんで回避。

複数匹から囲まれた時は全力で逃げてください。決して攻撃したり石を投げたりは絶対NGです。人には感じ取れない音か匂いで仲間を呼んだりできるそうなので…。