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【なんでも釣れる!?】YAMAGABlanksスタッフ厳選!SLSJ(スーパーライトショアジギング)オススメモデル6機種/ブルーカレント・アーリーシリーズ

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こんにちは!YAMAGABlanksスタッフのT岡です。

残暑厳しい日が続き、日中は体力を削られてしまう厳しい季節ですが、海の中は秋に近づくにつれてどんどん賑やかになっていきます。

これからの季節、個人的に楽しみなのが「SLSJ(スーパーライトショアジギング)」です。誰でも手軽に楽しめて、いろいろなターゲットを狙えるなんて…最高じゃないですか??

そこで今回は、季節を先取りしてSLSJにぴったりなロッドを紹介させていただきます!

 

そもそもSLSJとは?

SLSJの記事を作ろうと思ったときに一番悩んだのが、SLSJの定義です。Google検索しても、答えが多すぎて逆に迷ってしまいました…

というわけで今回は、私の独断と偏見で10g~30gのジグをメインに扱えるロッドをSLSJ向きとしてご紹介させていただきます。

ターゲットとしては、小、中型回遊魚(メッキ、サゴシ、カマス、カツオ)フラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ)ロックフィッシュ、ナブラを狙えばシイラやカツオなんかも釣れます。

釣り方はシンプルで、ターゲットに合わせたレンジで「ジャーク」「フォール」「ただ巻き」を組み合わせて狙います。青物などの回遊魚狙いならば、早めのワンピッチジャークで中層から表層を探ったり、フラットフィッシュならばボトム付近でリフト&フォールを繰り返したり。

ジグのサイズやカラー、狙うポイントやアクションで様々なターゲットを釣ることができるのがSLSJの魅力だと思います。

 

本題の前に…

エギングロッドの万能性については、使ったことのある方ならばわかっていただけると思います。

弊社エギングロッド「Calista」「Mebius」。使用感やコンセプトに違いはありますが、SLSJならば全モデルやれちゃいます。私のようなエンジョイ勢的には、エギングロッド最高ですね。

というわけで、今回SLSJの記事にはあえて入れないことにしました。エギングロッドで五目釣るまで…なんて企画をいつかやっちゃうかもしれないので、乞うご期待ください!

 

SLSJ対応モデル紹介

前置きが長くなりましたが…では早速!

SL(スーパーライト)ということで、使用感もライトな10ft以下のモデルの中から6機種を抜粋し、各モデルのスペックと使用感やターゲットについてまとめました。

BlueCurrent TZ/NANO 72 Jig Special

ロッド全長:2185mm ロッド自重:70g Lure(Jig):1.5~15g Line:Pe0.3~0.8 価格 38.000(税抜価格)

15gまでのマイクロジグを使用したメッキやカマス狙いにオススメなモデルです。ソウダガツオなどのナブラ撃ちや、港湾部の足下から中距離までを手返し良くジグで探るゲームなどにマッチします。ライト&ショートレングスを生かしたスピーディーなゲームを楽しめます。カマスの群れがボトムに貼り付いてしまった状況などで、細かいジグの動きで焦らして食わせるようなゲームにもマッチします。

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

BlueCurrentⅢ 82

ロッド全長:2495mm ロッド自重:83g Lure:Max20g Line:Pe0.3~0.8 価格 28.000(税抜価格)

基本モデルとなるBlueCurrent 85 TZ/NANO All Rangeと比較すると、よりしなやかで繊細な誘いが得意なモデルになります。ライトラインを使用して幅広いジグウェイトを使いこなすゲームにオススメです。小型メタルジグでメバル・ロックフィッシュ・アジ・カマスなどをメインに狙うゲームに向いていますが、ヤズ・サゴシと言った小型回遊魚にも十分に対応できるパワーを持っています。

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

BlueCurrent 85 TZ/NANO All Range

ロッド全長:2570mm ロッド自重:80g Lure:3~21g Line:Pe0.4~1 価格 45.000(税抜価格)

SLSJをする上で基本となる一本で、ジグは10g~20g前後が扱いやすく、小型回遊魚・ロックフィッシュ・フラットフィッシュなど、なんでも狙っていけるモデルです。細かいアクションやスイミング・リフトアンドフォールなど多彩なジグアクションをおこなえ、抜群の感度と遠投性能を兼ね備えていますので、最初の1本にオススメなモデルです。プラグやエギも楽しめますので、様々なフィールドに一本で対応できる汎用性能が魅力です。

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

BlueCurrent TZ/NANO 93 All Range

ロッド全長:2825mm ロッド自重:90g Lure:3~21g Line:Pe0.4~1 価格 47.000(税抜価格)

85 All Rangeのロングレングスモデルであり、表記スペックは同じですが、バットパワーは93All Rangeの方が上です。より遠投して大物を狙う場合にオススメです。ジグに限定して言えば28g程度は問題なくキャスト可能ですので、サーフでの広範囲を探るゲームや、遠距離のナブラ撃ちなどの飛距離が必要な場合に活躍します。

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

EARLY 86MH for Rock

ロッド全長:2590mm ロッド自重:123g Lure:7~40g Line:Pe1~2 価格 31.000(税抜価格)

ロックフィッシュモデルではありますが、粘りがあり曲げて獲ることができるバットと繊細なティップを併せ持ち、スイミングアクションはもちろん、ワンピッチジャークなど多彩な誘いで小型の青物やフラットフィッシュにも対応可能です。ブルーカレントがPE1号以下のゲームを主体としているので、もう少し太いラインで40g前後のジグを多用する場合はこちらをオススメします。

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

EARLY 99ML for Surf

ロッド全長:2980mm ロッド自重:155g Lure:7~35g Line:Pe0.8~1.5 価格 32.000(税抜価格)

サーフの引き波にも負けない張りのあるバットと99のロングレングスをいかしたロングキャストが可能なモデル。サーフロッドとしてはMLクラスですが、上記で紹介したロッドと比べるとMHクラスのパワーを持っています。86MHと同じく、小型の青物やフラットフィッシュがターゲットとなります。

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

楽しんだもん勝ち!!

今回、記事をまとめながら改めて、選択肢の多い釣りだなぁとしみじみ。釣れる魚種、誘い方や狙い方、ジグのサイズやカラーなどなど…

そのぶん、流用の効くロッドがあるのも事実です。なので、まずはお手持ちのロッドを使ってやってみるのもアリじゃないかなと思います。ジグのカラーは何にしようか…、どう誘おうか…、やっていくうちに、きっと自分にぴったりなロッドが見つかるはずです。

まずは、楽しむ!これが一番大切なんじゃないかと。自分なりの「SLSJ」をお楽しみください!

楽しむ中で、狙うターゲットや誘い方など自分なりのスタイルができてきたら、それに合ったロッドを選んでいただきたいと思います。そのときに、またこの記事を読み返していただけると幸いです。

※ジグをキャストするときに、たらしが短いとロッドに負荷が掛かりすぎて破損に繋がる恐れがあります。たらしは長めにとって、ロッド全体を使ってキャストしてください。

 

ヤマガブランクス最新情報はこちらからチェック→「YB BASE 2021
実釣動画ほかスタッフさんによる製品紹介番組「YBBC」も随時配信中→YouTube チャンネル「YAMAGABlanks

ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。