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次世代エギングロッド「ラーテル77」「ラーテル77MH」徹底解剖

寄稿:青木将晴/仙波勝也

新感覚な次世代エギングロッドとして注目を集めているのがブラックライオンの「ラーテル77」と「ラーテル77MH」。


なぜ次世代のエギングロッドと呼ばれているのか? というと…。
従来のビシバシ系のシャクリでは年々抱かすのが難しくなっているとされるイカに対応すべく、ラーテルの2本は、かなり独特な特長を持ったロッドになっているからなんです。

具体的にいうと、全体的にかなり柔らかなブランクスで、ティップには感度を上げるために高弾性カーボンソリッドを採用した特殊なセッテイングのエギングロッドとなっています。
そんなロッド特性を持たすことで、柔らかい動き、感度アップを実現し、これまでと違う次世代ともいえるエギングが展開できるロッドになっているんです!」

さて、今回はそんなラーテル77ラーテル77MHという2本のロッドについて、エキスパートエギンガーのお2人「青木将晴」さんと「仙波勝也」さんに詳しく解説していただいたたので、ぜひチェックしてみてくださいね!【編集部】

 

なお、青木さん仙波さんによるラーテルシリーズの最新・実釣解説動画も配信されているので、まずは、こちらもぜひチェック!

次世代エギングロッド 【 Rater77 Rater77MH 】 初夏のDAYエギング

出典:YouTubeチャンネル「BLACKLION」

 

それでは、ここからは青木さん、仙波さんに、それぞれに自身が愛用中のラーテルについて詳しく解説していただきます!

ラーテル77、ラーテル77MH徹底解剖INDEX

ラーテル77使用インプレ【本文・解説=青木将晴】

青木 将晴(Takaharu Aoki) プロフィール

紀伊半島をホームグラウンドとし、フィールドワークを繰り返すオカッパリエギングのスペシャリスト。またオカッパリエギングだけでなく、ティップランやイカメタルなどオフショアでのイカゲームの経験・ノウハウも豊富。愛称は「あおっくん」。ブラックライオン・フィールドテスター、デュエル・エギテスター

こんにちは!、青木将晴です。さ
て私がオカッパリエギングで年間を通じて愛用しているロッドなのが「ラーテル77」。

Length EGI
(号)
Line
(PE)
Section 先径
(mm)
元径
(mm)
自重
(g)
仕舞寸法
(mm)
税込価格 Production
7.7ft 2.5〜3.5 0.6〜1 2pc 0.9 10.1 89 1.195 ¥49,500 MADE in JAPAN

ブラックライオン公式ラーテル77詳細ページはこちら

なぜ1年を通してこのラーテル77 を多用しているのか? というと、その理由は感度のよさと粘りを持っているからです!

まず感度に関してですが、ラーテル77は全体的に曲がる胴調子のロッドなのですが、ティップ部分には高弾性のカーボンソリッドが使用されていて、独特なセッティングによって非常に感度が高くなっています。
従来のエギングロッドとは明らかに違う「究極感度」というべき感度のよさで、海からの情報をたくさん伝えてくれます。

この感度の高さと粘りによって秋の新子サイズから大型のアオリイカまで、この1本でまかなえる万能ロッドになっています。
簡単に言えば一年を通じてこのロッド1本でエギングができるというわけです。

ちなみに「ラーテル77」は、ウエイトが 19g以下のエギを使うのに適したロッドに設計してあります。
その19gという重さは一般的に3.5号エギの重さなので、様々な状況に対応できるんです。

私の場合も年中、2.5~3.5号のエギを、このラーテル77で操作。特に 浅場のランガンゲームにおいての操作性がよく、シモリ撃ち、藻場ゲームなどのシチュエーションで快適に使用できます。

なお「ラーテル77MH」は20g以上のエギを扱うのに適したロッドで、こちらも選択肢としてアリなのですが、私はロッドを曲げて使う釣りが好みなので必然的にラーテル77 の出番が多くなっているというわけです。

 

トップガイドから5番ガイドまでの間に高弾性カーボンソリッドを採用

その感度のよさに加えてラーテル77 は全体的に柔らかいブランクスでありながら大型アオリイカのジェット噴射も余裕を持ってで対処できるパワー&粘りを持っています。

ラーテル77のタックルセッティング

なお、タックルセッティングとしては…
ラインはハードコア・スーパーX8 0.6号(デュエル)+ リーダー:エギングリーダー2.5号(デュエル)。
年間を通してこのセッティングが多いです。

リールはダイワのイグジストLT3000S-Cで、ハンドル・ノブ・バランサーを自分好みのバランスになるようにカスタムチューンしています。

ハンドル:BLACK LION のキャシャロットUNリミテッド:ハンドルピッチを変えることができ、また掴みやすいチタンノブで、カラー的にも真っ黒な中にも光輝く感じが◎

バランサー:ブラックライオンのキャシャロットショートを使用。キャシャロットのバランサーは調整用ウエイトが5種、バネが2種ついているので、微調整ができるところが気に入っています!

ラーテル77を使った秋エギングについて

さて、ここからはラーテル77を使った秋エギングに絞ったお話しもしたいと思います。

まず、ラーテル77を使った秋のエギングで使用するエギサイズですが、3号を基本に、状況によって3.5号を投入しています。

ラーテル77は3号などの軽いエギに対しても、持ち味の柔らかいブランクスで曲げながらの遠投ができ、また小型のアオリイカのアタリも弾かずにしっかりと曲がって乗せることができるので、秋エギングとの相性のよさを感じています。

なお誘いに関しては、基本的には激しくシャクらず、優しいシャクリを多用しています。

私の場合、秋の数釣りを意識している時は、浅場や漁港内にポイントを絞り高活性のアオリイカを探してランガンを選択することが多いです。
秋はサイトでの展開も多くなりますが、低活性なアオリだと判断した場合は、極力、時間をかけず、高活性のイカをバンバン探すランガンを行っています。

ちなみに多用するエギはアオリーQシリーズ。
秋はダート系の動きに反応するアオリイカが多く、パタパタではなく、アオリーQシリーズの出番が多いです。
春は圧倒的にパタパタが多いですが…。

一方、秋にサイズを狙う場合は、月夜のナイトゲームに行くことが多いです。ナイトでは、デイの釣りと比べると少し深場を狙う方がサイズアップに繋がることが多いです。

以上、私が愛用しているロッド「ラーテル77」を使ったエギングについてご紹介させていただきました。

 

 

ラーテル77MH使用インプレ【本文・解説=仙波勝也】

仙波 勝也(Katsuya Senba) プロフィール

和歌山のエギングを知り尽くすエギングのエキスパート。特にデイゲームのランガンエギングを得意としている。愛称は「せんちゃん」。大阪出身&在住

こんにちは!仙波勝也です。私がオカッパリエギングでほぼ一年中、愛用しているロッドなのが「ラーテル77MH」。

Length EGI
(号)
Line
(PE)
Section 先径
(mm)
元径
(mm)
自重
(g)
仕舞寸法
(mm)
税込価格 Production
7.7ft 3.0〜3.5 0.6〜1 2pc 1 10.6 88 1.195 ¥53,790 MADE in JAPAN

なぜ1年中、このラーテル77MHを多用しているのか? というと…。
私自身、色んなシチュエーションの場所をランガンしたり、3.5号エギをメインに、色んなウエイトのエギ(3号や3.5号ディープなど)を使うのですが、そんな私の幅広いエギングスタイルにも1本で対応してくれるからなんです。

ラーテル77もラーテル77MHとも、どちらも3号、3.5号エギを快適に扱えるロッドですが、3.5号メインでれば、私的にはラーテル77MHがオススメ!

3.5号エギとの相性抜群! カーボンソリッドティップが採用されていることで3号エギの操作性・感度も十分

ラーテル77MHはラーテル77より少し張りを強くしたモデルで、ラーテル77と同じくティップ部分には繊細なカーボンソリッドが採用されています。
MHというと、硬いロッドを想像する方が多いと思いますが、ラーテル77MHは、一般的なMHとは一線を画する柔らかさが際立ったMHロッドになっています。

 

ラーテル77MHは前述したとおり、3.5号エギとの相性・操作性がドンピシャなのですが、3号の操作性はどうなのか? というと、全く問題ないです!

というのもカーボンソリッドが採用されていることで、感度も十分すぎるほど出ています。

ラーテル77MHを使っていて、私的に特に気に入っているのが、ボトムから中層へ、時には表層までシャクリ上げてから潮に乗せての誘いがスムーズに行える点。この特性のおかげでイカに違和感なく抱かせることができます。

ラーテル77MH使用時の多用タックルセッティング

リール:ステラ3000番(シマノ)
ハンドル:BLACK LION キャシャロット ef
バランサー:BLACK LIONキャシャロット  バランサー
PEライン:ハードコア・スーパーX8 0.6号(デュエル)+ リーダー:エギングリーダー2.5号(デュエル)

 

 

ラーテル77MHを使った秋エギングについて

さて、ここからはラーテル77MHを使った秋エギングに絞った話もしてみたいと思います。
まず秋に数釣りを意識している場合は、ランガンスタイルでシモリに付いたイカを狙うようにしています。

なお青物が多く回遊している場合は、青物が入って来れないようなドシャロー(水深50㎝位)を狙うのも有効な手段です。

エギはイージーQキャスト喰わせラトル3号(デュエル)を水色で使い分けるようにしていて、濁り潮なら(夜光マーブルオレンジ)澄み潮なら(ブルー夜光マーブルピンク)、朝夕のローライト時は(ケイムラレッドオレンジorパープル)を使い、ボトムからシャクリ上げテンションフォールで抱かせることが多いです。

そして秋シーズンで良型を意識している場合は、朝夕のマズメ時に潮通しの良い岬などのポイントで、イージーQキャスト喰わせラトル3.5号(ケイムラレッドパープル)を使い、潮目からの出し入れやヨレを狙うのが効果的です。

なお私のホームグラウンド南紀エリア(和歌山県)は、秋も1キロアップを含めた良型が狙えるので、基本的には前述したセッティングをそのまま使用。

リール:ステラ3000番(シマノ)
ハンドル:BLACK LION キャシャロット ef
バランサー:BLACK LIONキャシャロット  バランサー
PEライン:ハードコア・スーパーX8 0.6号(デュエル)

一方、日本海側で釣りをする場合は、3号や時には2.5号エギを使うことも多くなるので、PEの号数は0.6号と同じですが、やや太めのフロロリーダー3号を長め(普段は1ヒロですが2ヒロ)にとり、横風などでエギが浮き上がらないように対策をしています。

以上、私の愛用ロッド「ラーテル77MH」を使ったエギングについてご紹介させていただきました。

 

 

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