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【アフター回復系を狙い撃ち】オイカワとワカサギで使い分け!ハイドアップ板山雅樹のフィーディングパターン

寄稿:板山 雅樹
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オフセットスタイルのノーシンカーリグ

使用するリグはノーシンカーリグ。スタッガースティック3.3インチをノーシンカーで使用する場合、3.3インチというサイズ感からマス針で使用するという方が多いのではないでしょうか。僕はフッキング率を高めるため、オフセットフックを使用しています。

使用しているフックはデコイ S.S.フックのフックサイズ#1。「スピニングでの釣りではこのフック!」なんて方もよく耳にしますが、フッキングの良さはフィネス系のオフセットフック中でかなり上位にいくフックだと思います。

 

ラインセッティング

そして、ラインはデュエルのハ-ドコアT-7 3LBを使用。

硬いフロロだとライントラブルが起こりやすいので、この釣りにはしなやかなラインが使いやすいと思います。

さらに、このフロロは従来の太さよりも1LBプラスの強さを出しているので、しなやかで強いラインと言えます。こういうラインは今回のようなフィーディングパターンに限らず、様々なリグに対応してくれます。

 

アクション

キモとなるアクションですが、オイカワとワカサギどちらを追っているかによって、使い分けていきます。

オイカワパターン

オイカワを追っているバスには表層の早巻きが効果的

オイカワはワカサギよりも逃げるのが早いんです。スロー(ⅰ字引きぐらい)のスピ-ドではすぐに見切ってしまい、いかに見切らせずに喰わせるかが大事。

ジャークもワームがちょこちょこ動かすアクションでは同じく見切ってしまうことも多いです。早巻きとジャ-クを上手くコンビさせると追ってくるだけのバスが狂ったように本気で食ってきます。

この時にドラグの設定をキツめ設定をしてるとフッキング時にブレイクする恐れがあるので気持ち緩めにしておくのがポイント。

 

ワカサギパターン

また、ワカサギの場合はオイカワのような早巻きには反応が鈍く、オイカワのパターンほど早くしなくても食ってくることもあります。ここでのポイントは食わせやすくするため細かなトゥイッチを行い、食わせの「間」を作ってあげることが大事。

オイカワは「追い回して捕食」し、ワカサギは「テリトリ-内で捕食」するというふうに、考えると良いと思います。

 

見切られないようにするためのカラー

カラーチョイスも見切らないための要素となる一つです。

スタッガースティックはカラーバリエーションが豊富なので、状況に合わせてローテーションしていきます。

#133 ワカサギル

#141 ナチュラルグリーンブルー

#203 アユ

 

以上のワカサギ、ナチュラルグリーンブルー、アユの3色は押さえておきたいカラー。食わせやサーチとして使えるカラーというイメージです。

また、ナチュラルカラーではスレたり、反応が鈍くなったときには…

#142 ライトグリパン/ブラックブルーF

#140 イタスギル

ライトグリパン/ブル-Fやイタスギルのように、ベイトフィッシュらしくない(甲殻類っぽい)カラーなんかが有効だったりします。

こちらもぜひ持っておきたいカラーです。

 

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