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ゼログラヘッド【 34サーティフォー】アミ・プランクトンパターン完全対応の注目ジグヘッドを徹底解剖

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アジングが変わる⁉34サーティフォーの新作ジグヘッド「ゼログラヘッド」をエグります

34サーティフォーからスローフォール&レンジキープが超簡単にできるジグヘッド「ゼログラヘッド」が登場。

 

今回はこのゼログラヘッドについて書いてみたいと思います。

 

ゼログラヘッドの開発がはじまった理由は?

まず、何でこのゼログラヘッドの開発がはじまったのか? というと…。

34サーティフォー家邊克己さんが、ここ数年、日本全国のフィールドで釣りをしてキョーレツに感じていたのが、アジの食性が以前とは、かなり変化しているということ。

どうかわったのか?というとアミなど、プランクトン食性のアジが全国各地で爆発的に増えていると感じていたそうなのだ。

プランクトンパターンについては以前のニュース記事も要チェック!

アジングの新王道パターンになりそうな家邊克己の「プランクトンパターン」を紹介【動画アリ&プランクトンパターン専用ワーム画像アリ】

プランクトンパターンの構築のためにレンジキープが容易になるジグヘッドが必要に

そんな状況の中、全国どこでも効くテクニックとしてプランクトン食性のアジに効く「プランクトンパターン」の構築が必要だと感じたのだそう。

でプランクトンパターンとは、どんなパターンなのかというと、簡単にいうと、リグを同じレンジにとどめておく攻めのこと!

要するに遊泳力のないプランクトンと同じように、釣り人が投入するリグも同じ場所、レンジに、留めておくといのがキモのパターンというわけ。

それを実現するためには、家邊さんは、できるだけ同じレンジをキープできるような浮力の高いジグヘッドが必要だと感じ、いろいろなアイデアを試したというわけ。

 

そして、初期段階では、それまで使用していたストリームヘッドなどのジグヘッドに樹脂をまとわせたモノを試したりしていたんです。

 

超初期プロトの画像がこちら!

既製品のストリームヘッドに樹脂をかぶせてある完全プロト品。

_MG_7708

その後も、いろんなことを試してみたところ、やはりジグヘッドに樹脂をまとわせるのが、一番イイかもという結論にいたったよう。

ただ、手間暇、コスト面がかかりスギるため、なかなか製品化のメドが立たず、実は一度、樹脂をかぶせる方法を諦めたこともあったという。

ただ、やはり諦めるに諦めきれず、粘り強く、開発を続けた結果。何とかコスト面もクリアして実現のメドが立ったようなのだ。

 

ついにゼログラヘッドが完成

そして、ついに「ゼログラヘッド」が完成したというわけ。

34公式 ゼログラヘッド詳細ページ
http://www.34net.jp/product34/ajing-jighead/zerograhead

lineup 1Pac入数 価格
0.3g / 0.4g / 0.5g / 0.6g / 0.7g 3個 550円(税抜)

ちなみにヘッド形状もこだわられていて、より潮を噛んでレンジキープしやすいように特殊な形状になっています

 

フック形状はかなりのオープンゲイプ!

オートマチックに掛かるよう、アジの口に入りやすく、でにくい形状!

 

ウエイトバリエは0.3g、0.4g、0.5g、0.6g、0.7g
ヤリスギの軽い系0.1g刻み

ちなみにウエイトのラインナップは0.3g、0.4g、0.5g、0.6g、0.7gの5種。かなり軽いところのウエイトなのに、0.1g刻みって、かなりのヤリスギ感がありますね!

でも本気でレンジキープさせるプランクトンパターンでは必須なんですよね! あと表層パターンなんかでも超絶に活躍してくれますよね!
出典:34プロスタッフ-コトーヒロミチさんのFacebookページ

lineup 1Pac入数 価格
0.3g / 0.4g / 0.5g / 0.6g / 0.7g 3個 550円(税抜)

 

ジグヘッドのウエイトの違いが分かりやすいように工夫が!

あと軽いウエイトで5種のウエイトってことで、違うウエイトのモノを同じジグヘッドケースに入れたら、なかなか、どれが何gか分からなくなりそうですよね!

そんなことも想定して0.4gと0.6gのゼログラヘッドには下写真のようにヘッド全部にポチっと突起形状をデザインしているんです。これはありがたいかもしれません!

 

ゼログラヘッドの現物いじりショートムービー

それにしてもかなり手が込んだジグヘッド!

 

ボックスに並んでいるゼログラヘッドは圧巻ですね

 

ゼログラヘッドに合わせるワームは下写真のようにスタンダートなオクトパス1.8inchほか、何でもOK!

 

ただ、より浮力を求めるなら、スローフォールを目指して作られたキメラベイトやタープルなんかがイイかもしれませんね!

キメラベイト

 


スローフォールの部分に着目し、今僕らがやっているスローアジングにももっと対応出来るように、下部にエアーポケットを作った事によりスローフォールを実現しました。

34が開発の際にその都度行っている海に潜っての目視確認をしたところ、ボディーは余分な動きを見せていませんでした。むしろ、テールだけが左右に開く動きではなく、先の方1cm位が上下に開く様に動き、細かな波動を出しているようで僕が潜っているにも拘らずアジが後ろから咥えるのが見えたのです。

この「キメラベイト」は、活性が高い時、低い時に関わらずスローフォールと特異の形状でアジの目を引き、アジにとっては堪らないご馳走に見えるワームだと思います。

出典:サーティフォー公式キメラベイト詳細ページ

サーティフォー公式キメラベイト詳細ページ
http://www.34net.jp/product34/worm/chimerabait

 

タープル

サーティフォー公式タープル詳細ページ
http://www.34net.jp/product34/worm/tadpole


最近では全国的にジグヘッドのウエイトを軽くして、スローにより長くアジにワームを見せないと口を使わない状況が多いのが現状なのです。
しかし、ファット系の利点を上手く利用し、欠点である吸い込みに対する抵抗が大きい部分を解決すればより簡単にアジングが出来るのでは?と形状を考えました。
先ずは丸いファット形状のボディーに縦にスリッドを入れシルエットはファットのままボディーに柔らかさを求めました。この時イメージしたのがスターフルーツです。テール部分はパドルにし、アクション時の波動を大きく出せるようにしています。
この形状でテストをしたところ、アタリは多く出ましたが15cm以下のアジのフッキング率が非常に悪く、もっと曲がらないと口の中に入らない事が分かりました。そこで、今度は横にもスリッドを入れて更に柔らかく曲がり易い形状に変更。サイズも1.3~1.6インチくらいの物を使い、利点を殺す事無く欠点を克服するサイズを探した結果が「タープル」なのです。
スリットを入れる事で自重は多少軽くなりましたが、通常のワームよりも重く飛距離は抜群に出ます。また、表面積が増えた事で水への抵抗が増えよりスローフォールし、長い時間アピールすることが出来ます。これで、欠点であった吸い込み抵抗は克服しました。
全国で一般的なアミパターンでの攻略がこのワームを使うことでより簡単に操作出来るようになっています。
また、ワームの横スリッドの位置をダイヤモンドヘッド・ストリームヘッドをセットした時に針先がでる位置に調整しているので、ワームをセットする時にもストレスは感じないように工夫してあります。

出典:サーティフォー公式タープル詳細ページ

 

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