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【新緑に癒やされる季節】水野浩聡が源流エリアで渓流魚の王様「イワナ」を追う

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!今年の春は足繁く渓流のルアー釣りに通い込んでいる僕。

この5月ともなれば、水量もしっかりとあって、新緑に囲まれながらの抜群のロケーションでの釣りは本当に気持ちがよく、その中でピカピカのキレイな魚に出会えるので、個人的にはとにかく満足値の高い釣りの一つなんです。

 

源流イワナを追う

先日は、川の源流部付近まで上がっていって、そこで生息する渓流の王様イワナを狙ってきました。

 

イワナは、こういった川の最上流部を主な生息地とする魚で、人間が水中に手を入れているのがやっとなくらいの低水温を好みます。

バス釣りも長くやっていた自分の視点だと、結構釣り方やアプローチはそれによく似ていて、流れのヨレや反転流に絡む岩周りに隠れていることが多いので、こんなポイントをミノーでアクションを付けたり、シンキングミノーを物陰周辺に落とし込んでいったりするとバイトしてきます。

 

いつも渓流でのルアー釣りの時のメインロッドであるTIMONのTコネクションストリームTS-S56ULに、レッドスプール5ポンドをセットしたタックルで、トリコロール舞トリコロール流芯53HWを使用。

トリコロール舞

トリコロール流芯 53HW

どちらもシンキングタイプの小型ミノーですが、強い流れの中でもしっかり泳ぎきってくれる泳ぎの安定感が特長的。特に今年は雪が結構降ったことで雪シロも多く入っている状況。水量が豊富で流れも強めな場所が多い中で、きっちりそこを攻めていけるというメリットはかなり大きいんです!

 

実釣スタート!時合は日が昇りきったタイミング?!

早速釣り上がっていくと、やはり上記のスポットからバイトがあったり、チェイスしてきたりと、早々にイワナを確認。そして、日が差し始めた8時くらいになると、魚の活性が一気に上がり、次々にヒットする連発劇。

渓流にくると、この水温上昇のタイミングで活性が上がることもしばしばあって、必ずしも朝一がベストかと言うとそうではなく、特に本格的な夏を迎えるシーズンに入るまでは、水温上昇が逆にキーになったりすることもあります。それに、イワナのエサとなる虫の動きも活発になりますしね!

流れが緩く水深のある淵なんかは、かなり高確率で魚をストックしているので、出そうだな…と思えるスポットに関しては、仕上げて上流側に立ち位置を変えて、ダウンストリーム(下流に投げるアプローチ)で誘い、流れにルアーを乗せて長いことアピールしてあげると反応してくる個体も多かったです。

特に水量の多いこのタイミングでは、アップストリームでのアプローチだとすぐにルアーが流れてきてしまうので、ダウンにして、より長いことルアーを水中で見せてあげる方が良かったりする場面もあるので、良いスポットに関しては必ずアプローチも変えて釣っていくのが良いですね。

本当に気持ちいい時間が過ごせる釣りなので、ぜひトライしてみてくださいねー。

 

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