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【ミドルクラスを網羅】ヤマガブランクスNEWロッドシリーズ「EARLY(アーリー)」について訊く/ その3:EARLY 104H for Rock

サーフ用フィネス、サーフ用ベイトロッドとお伝えしてきた、ヤマガブランクス「EARLY NEW SERIES」について深掘り解説していく特集記事!

今回は近年盛り上がりを見せるロックフィッシュ系のモデル!

磯から狙ったり堤防から狙ったり、ターゲットはハタ系やアイナメなどなど。スタイルも狙う魚種も多種多様、様々なアプローチで楽しめるロックフィッシュゲームに、ヤマガブランクスからの提案です。

 

ロックフィッシュモデルに求めた汎用性能

ヤマガブランクス新製品特集の第3弾は、ロックフィッシュをメインとした新しいカテゴリーであるEARLY for Rockから、今回はEARLY 104H for Rockにスポットを当てて、特徴や開発の経緯などを詳しく解説していきます!

 

EARLY for Rockとは?

今回新しく、ロックフィッシュカテゴリーを展開するにあたり「ヤマガブランクスの考えるロックフィッシュロッドとは?」という根本を詰めていくことからコンセプトを立てていきました。

それは、ロックフィッシュロッドと言えば、一般的には硬めのガチガチのロッドが一般的であり、この魚種を狙うにはボトムノックに必要な感度と、根から強引に剥がすためには理にかなっているのは周知の事実です。

しかし、私たちYAMAGABlanksは敢えて「スムーズに曲がる」ロックフィッシュロッドに着手しました。曲がるといっても、ただ曲がりっぱなしではなく、曲がりをレスポンス良く復元する事で根に向かおうとする魚の走りを受け止めて、一気に巻き取りながら浮かすことを重要視したブランク設計です。

 

EARLY for Rockの各機種に持たせた適度な張りと繊細さを持たせたティップは、ボトムを這わせる際にボトムの形状を把握しやすく、またジグヘッドのスイミングではシャッドテールなどの振動がダイレクトに伝わりやすく、ワームにかかる潮圧の変化が解りやすくなります。この張りと柔軟さがもたらす幅の広い高感度性能がもたらす情報の多さが、攻略のイメージを更に広げてくれると考えました。

また、一括りにロックフィッシュといえど魚種によって食性も異なり、その時のベイトパターンで大きく狙い方が大きく変わったり、また低活性時は食い込まない事も多々あります。何より、ロックフィッシュは潮の時合いが大きくゲーム展開に影響を及ぼし、一日の釣行の中で同じパターンで釣れ続けることはほぼ無いターゲットです。

そういった様々な場面で多彩なリグ・メソッドに柔軟に対応できる汎用性こそ、このEARLY for Rockに求めた部分でもあります。

キャスト性能・操作性・パワーをロックフィッシュゲームにマッチさせるするように調整しつつ、アングラーの発想力と対応力を奪わないようにバランスを整えたヤマガブランクス渾身の3機種です。

 

EARLY 104H

粘り強く曲がることで生まれる汎用性

今回、紹介させていただく「104H」はFor Rockカテゴリーの中でHクラスのパワーモデルといった位置づけです。ただし、決してガチガチの硬いロッドではなく、柔軟性と粘りを持たせているのが特長。

粘り強く曲がる事により、PE1号クラスの細ラインをセットでき、潮切れの良いラインは遠投性能とボトム感度を更に上げてくれ、その柔軟性で瞬間的に掛かる負荷によるラインの高切れを防いでくれます。

 

ファイト面においては、曲げ込んでこそ発揮するパワーと反発力で、テンション抜けを軽減しつつ魚の頭もアングラー側に向けやすく、バットの反発と連動させたショートポンピングも行いやすいのでリールを素早く巻き取る動作をサポートしてくれます。

曲がり支点の遠いロッドや曲がらない硬いバットでは、魚を瞬間的に根から剥がしやすい利点はあるものの、高負荷なファイトはラインを太くせざるを得ず、またポンピング時の動作時にテンション抜けをしやすくなり、その隙に反転される場合があります。この104Hはそれらの点をカバーし、誰もがロックフィッシュとのファイトを楽しめるモデルを目指しました。

またボトムだけのスタイルではなく、スイミング系の誘いがおこないやすいのも大きな特長であり、そういった多彩なルアーアピールを可能にする調子は、ロックフィッシュだけでなく、様々な魚を狙っていけます。ブランクにはトルクとしっかりと残る芯を持った柔軟性がありますので、青物狙いで必要なプラグ操作性とファイト性能も持っています。

 

前述したようにロックフィッシュは潮による時合いに大きく影響される魚であり、磯の上では時合い次第で青物など様々なターゲットが狙えます。EARLY 104H for Rockは、あくまでロックフィッシュをメインターゲットに想定しつつ、ロックショアという様々な状況と魚が入り交じるフィールドを一本で楽しめる要素を詰め込み、融合したモデルなのです。

 

ターゲットサイズ目安

ロックフィッシュの目安はアカハタ40㎝・オオモンハタ50㎝・キジハタ50㎝・アイナメ60㎝・ソイ類40㎝まで。※スジアラは含みません。

ちなみに青物は、最大5㎏までのブリ族が目安です。

 

104Hで青物を狙う場合

【リール】
PE3号をセットする場合のリールはシマノ製:SW5000番~6000番クラスを合わせて頂き、ダイワ製:3500番~4000番クラスがおススメです。

【ジグとルアーの目安】
ジグメインであれば60gまでをMAXとして頂き、40~60gがメインで扱いやすいウェイトです。※青物系ロッドのブルースナイパー96MLと扱えるウェイトが同じですが、張りとパワーは断然96MLの方があります。ブルースナイパー103Lよりもライトなイメージです。

プラグは50g前後までのミノーにダイビングペンシル、小型青物ポッパーが扱いやすいです。例:ラピードF130・F160。ポップクイーンF130 /ロックジャーク140S/・170F etc…ロックショア青物ゲームで代表するルアーは使用できます

 

開発者目線のおススメポイント

ロックフィッシュと青物兼用をご検討の方や、これからショア青物を始められる方のエントリーモデルとしてもお薦めのモデルです!

 

関連動画はこちらから

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

 

過去の記事はこちら

【ミドルクラスを網羅】ヤマガブランクスNEWロッドシリーズ「EARLY(アーリー)」について訊く/その1:高まる繊細な攻略の必要性

【ミドルクラスを網羅】ヤマガブランクスNEWロッドシリーズ「EARLY(アーリー)」について訊く/その2:サーフ用ベイトモデルに求めたもの

 

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ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。