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今江克隆のルアーニュースクラブR「世界初のiR系ルアー!アイローラーの詳細を初公開」の巻 第1040回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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フォールでもロール!

「アイローラー」のもう一つの特徴として、基本のスローシンキングモデルではフォーリング時に特殊ブレードが左右に振り子のように触れることで、これまた「縦落とし(フォール)」においても、ボディがキレのあるロールをしながら活き活きとした「シミーフォール」を発生させる。

また、デッドスローフローティングモデルでは、水平姿勢とヘッドアップのみを防ぐスタビライザーリップによって、リアブレードが破綻することなく水面に綺麗なロール引き波を残しながら明滅する、言わば「激弱なバド系水面ルアー」としての能力も兼ね備えている。

すでに様々なタイプをテストしてきた「アイローラー」、さらなる情報公開は次週か、近々にでも

他にも特殊な角度で接地されたスタビライザーリップの効果で、横揺れを一切せずにヘッドアップしない水平姿勢を維持し、リトリーブで喰いきらないバスに対し、トゥイッチさせることでショートダートさせ、リアクションバイトを獲る能力も身につけている。

極小のスタビライザーリップは、姿勢を水平に保ち、トウィッチでショートダート可能にしてる

「アイローラー」はカンタンに釣れる!

さて「アイローラー」の特徴的な面はざっと以上の通りだが、使い方はとても単純で誰でも簡単、何も考えずに巻くだけでも釣れるのがテクニカル系のI字系ルアーとは異なる点だ。

基本は、3〜5Lbフロロカーボンライン、もしくは0.4~0.8号PEラインに5~7Lbリーダーのスピニングタックルでデッドスロー~ミディアムファースト程度の一定速度で巻くだけでよい

レンジの選定は、ウェイトボードを腹に貼ることで調整できるが、基本は0~2mレンジで使うものである。

基本的にブルブル感等はないので、最初はロールする動きを目で追いながら、ロッド操作をしないミドストのイメージで使うといいだろう。

逆にミドストのロッド操作をしてみると、さらにスローに切れあるロールを発生させられるので、ワームのミドストと同じ感覚で使っても面白いルアーである。

「アイローラー」の実釣デビューは衝撃的!

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