ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR「世界初のiR系ルアー!アイローラーの詳細を初公開」の巻 第1040回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

驚きのデビュー

昨年春、渡辺と2人で別のルアーのテストで午後から近所の野池に行った折、まだ季節的には早いかな…と思いつつ、ついでにPE1.5号直結に超硬ハングマンスピンにリグって投げたところ、あっという間にタダ巻きで3本のバスが釣れてしまい、ビックリ仰天。

近所の釣れない野池で、適当なタックルで投げたらいきなり釣れたのは衝撃的だった

渡辺に使ってみ~っと竿を貸してやったら、なんとワーム同様の「ミドスト」やりだして、明らかな45cmUPがヒット。超硬竿にPEだったので、ランディング寸前で口が切れてしまいバレてしまったが、そのファーストポテンシャルの高さに驚かされた。

ミドストしないミドストルアー「アイローラー」。とにかくこんなサイズはよく釣れた

その衝撃デビューから「アイローラー」の様々なタイプを試作し、再度野池(県跨ぎなしの近所野池しか行けなかったから)に午後から行ったところ、開始すぐにビッグバスにもんどられ3.5Lbぶった切れ…やっぱ野池に3.5Lbはナメすぎたと、PE0.8号に6Lbリーダーの本気タックルに。

やや茂り始めたトロロ藻の陰からものの見事にモンドリング!ホイチョイ野池釣行としては大満足のビッグフィッシュを仕留め、大喜びで会社に電話したら営業部長に「来年春販売にしてください!」となんともツレナイお言葉…。

相当、抵抗したんですが「アイアロー」と発売時期がモロ被りなうえ「アイアロー」人気が好調過ぎて完全に営業サイドに押し切られ1年間の沈黙となった訳です。

アクション撮影の2時間釣行でビッグフィッシュ、ようやく実釣映像が陽の目を見れる時が近い

まぁ、その後もまた野池に「アイローラー」の様々な可能性を探りに行ったが、その続きはまた今度のLNC/Rにでも。

さらにヤバいポテンシャル見せ付けられて、その後はSNSにも、口にも出せないんで、釣ってしまうと我慢できなくなりそうで、冬まで強制的に「開発停止」にしたほどでしたので…。

あえてブレードを見えないように撮影し、ちょっとだけSNSに出したことがあるが、パっと見は「アイアロー」と思ったはず

ご存知の通り「アイアロー」はメガヒットルアーとなり、結果的に営業判断は正しかった。

そして2020年11月から「アイローラー」の再開発は解禁され、微修正を経て12月に1号機「アイローラー70」の本型が完成するに至った。

アイローラーのボトム攻め??

3 / 4
前へ 次へ