【山田ヒロヒトが明かす】真冬にエメラルダスピークでデカアオリ爆乗り&DAIWA新作エギングアイテム情報
山田ヒロヒト (hirohito yamada) プロフィール
月イチのWEB連載「ヤマラッピワールド」。1カ月ってアっという間で、書いたと思ったら、またすぐに連載がすぐにやってくるって感覚です(笑)。
さてフィッシングショーも今年は初めてのWEBでの開催で、新鮮な感じがしました。
私的には今年は、いつにも増して新製品が多かったので、ダイワのメインステージで、みなさんの顔を見ながらリアルにお話ししながら詳しくご紹介したかったと言うのが本音だったりします。
一年を通じて、このタイミングでしか、直接会うことができないテスターやスタッフ、そしてファンの皆さんも、たくさんいて、毎年、楽しみにしていたので、非常に残念でした。
何より、いち早く新製品に触れてもらうことができますので、本来ならとても大切な時間なんですよね。
とはいうものの、私自身、開発に携わった各アイテムは、実際の注文の多さを含めて大反響をいただいていると伝え聞き、少し安心している次第です。
山田ヒロヒトダイワ注目エギアイテム解説
withじゅんいちダビッドソン&マルコス
出典:YouTubeチャンネル「フィッシングショーOSAKA」
ロッドにエギ、バッグにサングラスと、2021年登場のNEWアイテムは、全く新しい視点で大きな変革を注入したものばかりなので、皆さんに実際に使用していただくのを今から楽しみにしております。
さらにトガるレーシングチューン
ちなみに昨年12月には、新作ロッド「ストイストRT(2021年4月登場)」の製品版が届き、また今年の1月には新作エギ「エメラルダス・ピーク(2021年3月登場)」の全色が揃い、さらにエアリティのリールも手元に届きました。
ピンク夜光の発色は?
新製品をいち早くエギング実釣で使おうと、年末からチョコチョコと現場へ!
そんなわけで、製品版の新製品をいち早くエギング実釣で使おうと、年末からチョコチョコと近場にYouTube撮影も兼ねて出撃していました。
そんな新製品のシェイクダウン的な釣行での釣果はどうだったのか? というと…。実は想像した以上に調子良く釣れました。
また1月頭の釣行では2570gを最大に数もけっこう釣れてくれて、新製品のポテンシャルの高さを実感しながら気持ちイイエギングを楽しむことができました。
この模様は、もうすぐ動画公開! お楽しみに!
ちなみに、色んなカラーのエメラルダスピーク&同RVを実践でローテしましたが、この冬に関してはピンク夜光が強かったですね! 昔からこのピンク系の夜光は知る人ぞ知る釣れる夜光! 私も実績が高いと評価してます!
なおピークでは色んな夜光カラーを揃えました! どんな感じで発光するのか? 画像を載せてみたので、チェックしてみてください
今年の春はよさそうな予感
現在も、この2月の潮回りで日中にも良型が全国的に釣れてきていますので、今年の春は調子がいいかもしれませんね。
この時期は結構天候にも苦しめられることが多いですが、みなさんも寒さに負けずに現場に足を運んでみてくださいね。まだまだ寒い日が続きますので、防寒対策をしっかりと行ってら、お出かけくださいね。
現場で役立つちょっとしたエギングテクニックについて
さて、ここからは、現場で役立つちょっとしたエギングテクニックについてお話をしたいと思います。
そのテクについては先日YouTube動画をアップしました。その動画がコレ!
【初心者必須】人より大きなアオリイカを釣る為にプロがやっている大切なこと
この動画で紹介しているテクは「デカイカを釣るための、ワンポイント」マル秘テクニックを公開しました。エギングの基本的シャクり動作では、あまりやらない、ちょっとしたテクニックです。それでは少し細かく説明してみたいと思います!
シャクった後にリールを巻かないことが大切になる場合もある!
さて、普段、自分の行っているエギングの一連の動作を振り返っていただくと、なんとなく、以下の動作を行っているケースが多いと思います。
こんな感じで、エギングでは、シャクった後に出る余分なライン、すなわちラインスラックを取る動作を頻繁に行い、その動画が基本とされていると思います
ただ、私的には、シチュエーションによっては、シャクった後にリールを巻かないということがとても大切になることがあると考えています。
具体的に、場合によってはリールを巻かない方がイイ状況を3つほど挙げてみると…
では、この3つの状況では、ナゼ、シャクった後に巻かない方がいい場合があるか? について少し説明すると…。
「流れの中の釣り」で出番が多い「巻かない」誘い!
まず「流れの中の釣り」に関して!
これは過去に、バックドリフトを説明する時に、何度となく出てきたテクニックなのですが、エギを流れの中で浮かせすぎないようにしたい場合や、流れのヨレや、沖のブレイクにエギを滞留させてヒットチャンスの確率をあげたい場合などには特に「巻かないこと」が、大切になってきます。
通常、流れがない場合は、エギをシャクりあげてラインテンションを張ってフォールさせると、しっかりフォールしていってくれると思います。
流れに負けて、エギがどんどん浮いてくるとヒットゾーンから外れる
が、しかし流れが発生している場合は、ラインテンションを張っていると、エギがその流れに負けて浮いてくる場合があります。この状況をいつも私は「流れに負ける」と表現しています。
この場合に、シャクっては止めて、シャクっては止めてを繰り返すと、エギはどんどん浮き上がってきます。
浮き上がりすぎると、ヒットゾーンから外れてしまうので、やはりある程度、同じレンジに戻してやる必要があります。そんな意味でも、シャクった後に「ラインを巻き取らないで」そのままロッドをゆっくりとおろしていってやるんです。
ラインにテンションが掛かりすぎるとエギは浮いてくるので、そのことを意識しながら、ラインを巻き取らないことに加え、ラインを出してあげる作業もプラスしてあげてください。
流れとエギがうまく同調するとエギが同じポジションで滞留しヒットチャンスが増加
そんな作業を行い、流れとエギがうまく同調してくると、エギが同じポジションで滞留、ヒットチャンスが格段に増えるというわけです。バックドリフトについては、さらに細かく説明していくと話が長くなりますので、またの機会にしますが、エギを水中でうまく操るには、とても大切なことですので、ぜひ色んな面に気をつないつつ、このテクをマスターしてみてください!
藻場や根掛かりが多い場所などでも、カーブフォールさせない方がイイ場合がある
続いて、藻場や根掛かりが多い場所などでも、ラインテンションを張ってエギをカーブフォールさせない方がイイ場合があります。
というのもエギがカーブフォールすることで、藻にかかりやすくなったり、岩礁帯に入り込んだりすることがあるからです。
実は根掛かりが多く発生するような場所や、藻場などでは、シャクった後にラインを巻かないで、そのままゆっくるなるべく真下に落ちるように落としてあげる方が、逆に根掛からないケースが多かったりします。
また「藻場での縦の釣り」には、フリーで垂直気味にフォールさせる攻めが有効だし、プラス根がかりも回避できる場合が多くなりますので、ぜひこのことも覚えておいてください。
あと、流れの中や風波やウネリが少々ある場合でも、下手にラインテンションを張りすぎてしまうと、エギが風雨やウネリの影響を受けて変な動きになって、抱きづらい状況を作ってしまいます。そうしないためには、テンションをかけすぎないことが重要です。
以上が、リールを「巻かない」ことが有利になるケースがかなりあります! というお話でした。
なんにせよ、できるだけ水中でエギをどのように扱いたいかをイメージして現場に立つことはエギングの技量、釣果をアップさせるには重要だと思います
エギングって、思っている以上に、ちょっとしたことで、同行者との釣果差が大きく出てしまったりする釣りなので、動作の一つ一つ、丁寧にイメージしていくようにしてみてくださいね!
色んなエギングテクについては、YouTubeチャンネル「ヤマラッピちゃんねる」でもガンガン公開中です
エギングに関する色んなテクについては、YouTubeチャンネル「ヤマラッピちゃんねる」でもガンガン紹介していくので、チェックしてもらえるとウレシイです!
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