ピクピクローリング=ピクロ。
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2020年、ミドストやホバストのようなローリングアクションをハードルアーでできるとして注目を浴びたNEWコンセプトルアー。
先行して2020年夏にオリジナルの「ピクロ68F」が登場。
フローティングというメリットを活かし、表層から水面直下をキレのあるローリングアクションで攻略。
アクション中にステイを織り交ぜることで瀕死状態のベイトフィッシュを演出。更に超早巻きでは水面直下を逃げ惑う小魚のようにも見せることができ、一躍注目を浴びました。
そして2021年2月! 新モデルの「ピクロ 68 SSS」がデビュー。今回は改めて、オリジナルとの違いや使い方について詳しく解説していきたいと思います。
ピクロ 68 SSS【O.S.P】
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | 備考 | カラー | 税込価格 |
68.0mm | 4.6g | Super Slow Sinking | リュウギ ピアストレブルダガー#10(前後) | リング:ラインアイ#2、フックアイ#1 特殊繊維&チューブ2回分 |
11 | 1980円 |
O.S.P公式「ピクロ 68 SSS」詳細ページはこちら
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「ピクロ68F」との違い
まずは「ピクロ68F」との違いについて。
オリジナルはステイさせると浮かせることができ、水面または水面直下をジックリ誘うことができます。特にバスが水面を意識する夏に威力を発揮。ボイル撃ちなどでも大活躍。
ただ、シーズンやその場の状況によって水面を意識していない、もしくは活性が低くて水面まで出てこれない魚が居るのも事実。
そのようなタフバスを攻略できるように、開発が進められたのが「ピクロ 68 SSS」です。
今回登場した「ピクロ 68 SSS」はスーパースローシンキング。サスペンドに使い状態を保ちながら沈みます。
オリジナルは表層から水面直下を得意としますが、「ピクロ 68 SSS」は沈ませることができるので、任意のレンジをホバストのようにジックリ通すことが可能。
「ピクロ68F」で攻めれなかった水深をカバーでき、夏に限らず低水温期の冬や春、また秋など、季節問わず広く活躍するのも「ピクロ 68 SSS」の魅力です。
基本的な構造や動きに関してはオリジナルとほとんど同じ。
1つだけ違いを述べるとしたら、ボディ内部のウエイトがオリジナルよりも若干大きくなっていて、少し後ろに配置。
背面に備わったリップや、移動距離を抑えたロールアクション。フック絡みを抑制するフィンや特殊繊維などはオリジナルを継承しています。
「ピクロ 68 SSS」の食わせ術
基本アクションは一定にロッドを小刻みにシェイクさせながらのリーリングやタダ巻き。
この動きで食ってくることが多いそうですが、食いが悪い時はチェイスだけで中々口を使わすことができないことも。では、その追ってきたバスをどのようにしてバイトへ持つ込むのか?
まず、オススメしたいのがポーズ。
動きを止めることで「ピクロ 68 SSS」はサスペンドしているかのようにその場で定位します。
スーパースローシンキングなので、ジグヘッドのようにスグに沈んでしまうことなく、レンジを保てるので、まずはステイで様子を見ます。
この時のコツとしてラインを張ったままではなく、ロッドティップを若干前に出して、ラインを弛ませることが大切。
こうすることで、バスにラインの存在が気づかれにくくなります。
ステイでもバイトが無い場合はシェイクを加えます。
すると僅かながらボディが左右に小さくロールするので、それで思わず食いついてくることが多いそう。
シェイクで食わない場合は最後の手段として、トゥイッチを加えます。タイミングとして、バスがルアーに対して目を背けた瞬間にトゥイッチすることでリアクションバイトを誘うことができます。
「ピクロ 68 SSS」のアクションまとめ集も参考に!
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