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【ライトリグを複雑なカバーへ】平川征利が「HP 3D-Wacky」と「O.S.Pジグ05タッガー」をメインとしたパワーフィネス攻略法を紹介!

寄稿:平川 征利
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秋のバス釣り特集2020

パワーフィネスのオススメルアーその2「O.S.Pジグ05タッガー」

もう1つ、オススメしたいルアーは「O.S.Pジグ05タッガー」。

ウエイト スカート カラー 本体価格
2.2g/2.7g/3.3g/4.0g/5.0g シリコンラバー 15色 2.2g 2.7g 580円(税抜) 3.3g 4.0g 5.0g 610円(税抜)

O.S.P公式「O.S.Pジグ05タッガー」詳細ページはこちら

 

ヘッド形状とラインを結ぶアイの角度が絶妙なので、複雑なカバーに入れても回収時にヘッドがカバーに引っ掛かり過ぎずテンポ良く撃っていくことができます。

シルエットは小さいのに張りのあるスカートが、水を良く咬んでアピールしてくれるのでクリアーはもちろん濁った状況でも優秀です。

 

オススメカラーを紹介

O.S.Pジグ05タッガー」のオススメカラーは、水色を基準にして選びます。

クリアーなら、”テナガ”や”グリーンパンプキン/ブルーフレーク”、”タイガーシュリンプ”など。

 

テナガ

 

グリーンパンプキン/ブルーフレーク

 

タイガーシュリンプ

 

濁っているなら、”ブラック”、”ダークシナモンブルーフレーク”などです。

 

ブラック

 

ダークシナモンブルーフレーク

 

ウエイトセレクト法

ジグのウエイトは4gが基準。カバーに入らない場合や狙うレンジが深くなって操作感が分かりずらいといった場合は、一番重い5gをセレクト。

ショートバイトが連発する時は吸い込みやすくするため、3.3gを使います。

 

ルアーアクションについて

ルアーアクションはカバーネコもスモラバも同様。

基本は一定のリズムでシェイクします。なるべくハイピッチなシェイクがオススメですが、何かにラインを引っ掛けた提灯状態では、ラインとカバーの接点に摩擦抵抗がかかるので、かなり細かいシェイクではルアーにアクションが伝わりにくいです。

その辺のアクションバランスは、実際にカバーに引っかけてシェイクしてみて、水中のルアーアクションを目で確認しながら覚えてください。

慣れればティップに伝わる抵抗感やリズムで、しっかりルアーがアクションしているかや魚が咥えてテンションが抜けた感覚とかが分かるようになるので回数トライして覚えてみてください。

 

実釣で気を付ける事とは

まず、良さそうと感じるカバーがあれば、1つのカバーの中で条件ごとにスポットを絞って撃って行きましょう。

条件ごととは、1つのカバーの中でもその日に魚が何を求めているかによってバスの付いているポジションが違います。

濁りを嫌っているなら奥とか、水通しを好んでいるなら外側など。レンジも場所や時間によって異なり、浮きゴミは水面直下なのか? 少し深場なのか? など考えながら探ることが大事です。

その日のバスのポジションの傾向が解ってくれば、効率が良くなり湖全域の中から狙うべきスポットが見えてきます。

読みが当たっていれば、次に廻っていく先々でも同じような傾向で釣れるので、そうなればパターン成立です。

 

バラさないために大事なこと

ズバリ、フッキングです。

バイトがあれば無理な姿勢でアワせず、落ち着いてフッキングしましょう。

ラインがたるんだ状態でパツン! とアワセると切れる可能性が出てくるので気を付けてください。シッカリとしたフッキングができれば、フックも深く刺さるので水面でバタバタしてもバレることが減ります。

バラさないために、一番大事なのはタックルバランスとフッキングです。

 

使用ラインについて

ルアーが比較的軽めで繊細に動かす必要があるので、なるべく細めがベスト。ただ、狙う場所がヘビーカバーで、デカイ魚を狙うので切られない強さも必要。

そのベストなセッティングがPEラインの1.5号(25lb.)が私の基本セッティングです。例えデカイ魚が掛かったとしてもカバー越しに安心してやり取りができます。

ライトカバーで、普段より軽めのルアーを使う場合は、操作性重視で1号(20lb.)も使い分けています。

 

タックルについて

パワーフィネスと言えばスピニングタックルを想像されると思いますが、ぶっちゃけるとスピニングタックルを使用しなければならないこともなく、大切なのは狙ったスポットに正確にルアーを入れられること。

ベイト、スピニングどちらでも投げやすい方でOKです。私も両方使います。

一応、使い分けを説明します。

 

スピニングリールの場合

複雑なカバーの奥へ多少カバーにぶつかりながらでも、勢いで入れちゃおうって場合は、バックラッシュしないスピニングが使いやすいです。

 

近距離でのフリッピングもリールの重心が下にあるスピニングのが、私はやり易いです。

 

ベイトリールの場合

ベイトリールの利点は水深を変えて狙う際に、クラッチを切ったまま落とし込んでいけるところや手返し良く撃っていけるところです。

 

使用ロッド

どんなロッドがオススメなのかといいますと、キャストはかなり正確さが求められるのでピッチングができてヘビーカバーの中でのやり取りも考えると6.8ft辺りのMH~Hの物が取り回しも良くて使いやすいです。

カバーの深い所から巻かれずにイッキに魚を持ち上げる場合や、ゴボウ抜きしなければキャッチできないカバーに対しては、7.4ftのHを使います。

 

是非皆さんもバス釣りに行かれた際は”パワーフィネス”をトライしてみてくださいね!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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