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【ライトリグを複雑なカバーへ】平川征利が「HP 3D-Wacky」と「O.S.Pジグ05タッガー」をメインとしたパワーフィネス攻略法を紹介!

寄稿:平川 征利
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秋のバス釣り特集2020

ターンオーバーについて!

秋といえばターンオーバーがあります。

ターンは冬に向かって何度か繰り返し起こりますが、私は水質の良し悪しの判断基準を、”泡が消えない”、”淀んだ感じ”、”水質の悪さ”で決めます。

それらを感じたら、念のため少し釣りをしてみて反応が無ければ、水質の良さそうな場所を求めて早めにエリアを変えて行きます。

 

パワーフィネスとは?

この釣り方も結構浸透してきているので簡単に説明させてもらいます。

普通投げるのに躊躇してしまうようなベビーカバーへ、食わせ能力の高いライトリグ(ネコリグやスモラバ)を投入し、カバーに引っかけた提灯状態でシェイクしてバイトを誘う釣り方。

ルアーこそフィネスですが使用する”フック”、”ライン”、”ロッド”は複雑なカバーの中で50アップを掛けてもゴボウ抜きできるようなタックルバランスが非常に大事。

カバーを利用した提灯釣りでは、提灯状態で吊るすことによってラインの水切り音も最小限にできてレンジも水面から中層まで、好きなレンジで誘えるのがこの釣り方のメリットです。

 

パワーフィネスのオススメルアーその1「HP 3D-Wacky」

私がオススメするルアーですが、カバーネコの場合は「HP 3D-Wacky」【O.S.P】。

サイズ カラー 数量 本体価格
3.7in・4.3in・5in 16色 11(3.7in)・9(4.3in)・8(5in) 780円(税抜)※エコトーナメント対応モデル(Fマーク有)

O.S.P公式「HP 3D-Wacky」詳細ページはこちら

 

HP 3D-Wacky」はパワーフィネスのスペシャリストであり、JBTOP50で活躍している小林プロがカバーネコを極めるために試行錯誤して開発したワーム。

小林 明人(Akihito Kobayashi) プロフィール

JBTOP50に昇進後、JBトップ50年間成績8位、JBトップ50第1戦6位、JBトップ50第3戦4位、JBII霞ヶ浦第2戦2位などの数々の高成績を残してきた。 得意なスタイルはパワーフィネスによるカバー撃ちでその技術はトップカテゴリーの他選手からも一目置かれているほどである。

 

食わせ能力は極めて高く、シェイクした時に2本のスプリットテールが複雑に艶かしく動くのが特長。私もこのワームを使用して多くの大会で優勝することができ、絶大な信頼を置いているルアーです。

 

サイズは、3.7in、4.3in、5inがあって5inをメインに使います。ショートバイトや反応が悪いと感じた時に、サイズダウンさせてみる感覚。

 

オススメカラーを紹介

カラーに関して最も使うのが、”みみずぅ”です。

 

みみずぅ

 

濁りのキツい時は”ゴリミソブラック”や”ブラック”を使います。

 

ゴリミソブラック

 

ブラック

 

表層で虫っぽく使うこともありますが、その時は見切られないことを意識して、クリアー系の”カワエビ”なども使います。

 

カワエビ

 

ネイルシンカーの使い分け

ネイルシンカーの重さはカバーの濃さによって使い分けていて、2g、2.6g、3.1gの3つをメインに使い分けます。

 

例えば、ゴミ撃ちでゴミの上に一度乗っかったら、シェイクでゴミを揉みほぐすと少しずつワームが入っていく位の重さがベスト。

ゴミに乗っかった状態

 

ゴミ撃ちの場合、ゴミの直下にバスが浮いていることが多くてワームがゴミに乗っかった状態から揉みほぐしている間に、バスに気付かせてやる。

この誘いがとっても大事になります。

シンカーが重すぎるとゴミ上に乗らず、着水からスグに入ってしまいます。そうなるとゴミ上で焦らし的な誘いができず、場合によってはバスを驚かせてしまいます。

そんな訳でギリギリな重さをセレクトするのがオススメです。

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