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このスッテはどっちも主役。林釣漁具製作所のイカメタル用「センコウスッテ」と「桐スッテ」

寄稿:氏家 隆
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エギング&イカメタル特集2020

桐スッテ(KIRI SUTTE)

続いては上側にセットする浮スッテ「桐スッテ」のご紹介。

林釣漁具製作所公式「桐スッテ」詳細ページはこちら

 

HAYASHI的にこだわった桐製のスッテ

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、林釣漁具製作所には昔から桐で作った「餌木猿」と言う餌木のシリーズがあります。

 

この餌木猿は素材に「桐」を使用しており”キビキビ”と、そして海水を含んできるとナチュラルな動きになるという特長があります。ルアーで考えてみるとわかりやすいのですが、バルサなどでできたウッド製のルアーはキビキビと動きますよね。そんなイメージです。

そこで、どうしてもこの桐を使ったスッテを作りたく…試行錯誤してようやくこのドロッパー(浮スッテ)ができあがりました。

 

最大の特長はやはり桐を使用していることにより、使い始めは桐のキビキビした動き。そして時間が経つにつれ海水を含み非常にナチュラルな動きに変わるというスッテになっています。

また、昔ながらの釘打ち夜行目玉を採用。

時にグローボディを嫌がる状況などがあり、一般的なグローボディと目玉のみ光る無垢ボディで使い分けするとスレたイカに効果的です。

 

3種類のサイズがラインナップ

こちらのサイズ展開は2.5号(約55mm)、3号(約61mm)、3.5号(約68mm)の3サイズ。

イカメタルはエギングほどサイズにシビアではないと考えており、3号をベースに2.5号や3号をローテーションさせています。一般的に渋ければサイズダウンさせるイメージですが、イカメタルの場合は逆に3.5号にすると良くなったりもするので、各サイズを持っておくと良いと思います。

 

カラーについて

こちらは定番色を含む8色がラインナップ。

先のセンコウスッテと異なるのは、下2色「骨マツバ」「無垢」が入っていること。

黒地にグローのマツバ柄が特長的な「骨マツバ」は私が考案したカラーで、マツバ模様をサイドに配し細身に見せて「カタクチイワシ」をイミテーション。また、無垢は先程もお話しましたが目玉のみグローとなっており、グローを嫌がるシチュエーションで効果を発揮。

 

カラーセレクトのキモ

ドロッパーのカラーセレクトについてなんですが、基本的には鉛スッテの考え方と同じで「グローの強弱で使い分けていく」イメージです。

ただし、ポイントとしては鉛スッテと色を被らせないこと。異なるカラーをセレクトすることで、手っ取り早くアタリカラーを探せるという狙いがあります。逆にアタリカラーが際立つ状況では、あえて同じカラーで数を稼ぐという展開もあります。

 

引き出しが多ければ多いほど、様々なシチュエーションに対応ができるというもの。

ご紹介した内容を参考に、ぜひあの手この手でイカを狙ってみてください。

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