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【NEWカラー、使いどころは!?】佐々木俊がエコギア・リングマックス・パワーオーシャンの新色を解説

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ロックフィッシュ熱が非常に高いエリアのひとつ東北。

そんな激戦区東北で、トーナメントなどでも数々の実績を挙げているのがエコギア・プロスタッフの佐々木俊さん。

昨年の実釣ロケでは多彩なリグを操り、タフコンディションの中でアイナメをキャッチしてくれました。

当時、ビーフリーテキサスリグ、「ビフテキ」のワームとして多用していたワームのひとつがエコギア・リングマックスパワーオーシャン。

ちなみにこの時の最大魚50アップのアイナメはフラチャットのトレーラーにリングマックスを装着したものでした。

そして今夏、このリングマックスの3インチにご自身が携わったNEWカラーが続々追加されました(3.6インチにも間もなく!)。

今回は、新たにリングマックス3インチに加わった「佐々木俊・監修カラー」の基本的な使いどころをご紹介!

佐々木俊監修カラー

まず基本情報として全21色という豊富なカラー展開となったリングマックスのうち、「佐々木俊カラー」は…

413 艶色グリーンゴールド

414 魅惑パープルカモ

451 チラチラ挑発クロー

478 ナチュラルピンクウィニー

479 リアルハゼ

の5カラー。そのうち、今夏リングマックス3インチに新採用となるのが、艶色グリーンゴールド、ナチュラルピンクウィニー、リアルハゼ。

3色ともに、永遠のド定番シャッドテールワーム「グラスミノー」にはすでに採用されているカラーで、同じカラーでもリングマックスとグラスミノーという選択肢が増えたのはうれしい限り。

艶色グリーンゴールド

艶色グリーンゴールドは、かなりオールマイティに使えるカラー。

ディープ、シャロー、クリア、濁り潮問わず安定してロックフィッシュからのバイトが期待できる「一家に一台」的カラー。

初場所や状況が分からない時に投入しやすい色となっています。

特に小アジ、イワシなどを捕食している時などには非常に効果的。一見するとゴールドラメがアピール系に思われる。

しかし佐々木さんとしての位置づけは「ゴールドは水中では結構ナチュラルになる色なのではないかなと自分の中では思っています」とのこと。

ナチュラル感のあるベイトの演出にはもってこい。

ナチュラルピンクウィニー

グラスミノーに追加された時からなかなかに「個性的」な、ウォーターメロン系とピンク系のコラボがリングマックスにも。

こちらのカラー、考えとしては「スローに見せても見切られないブルーピンク」というもの。

いわゆるブルピンは、ベイトを演出するという意味で、青物狙いのメタルジグなどでもまず間違いなく入っているカラー。

メタルジグに話はそれましたが、小魚っぽく見えるカラーだと思います。

ソフトベイトにおいても、比較的キレのあるアクションやスピードで動かすものに採用されている傾向が強い。

これをスローでも見切らせないとする場合に、そのままブルピンだとちょっと強い。

そのためにウォーターメロンバックにブルーフレーク。そして腹側にピンクすぎないピンク、青みがかったピンクを採用しているのだとか。青すぎずピンクすぎずのナチュラルなブルピン、そんなイメージなんだそうです。

実際に水中に入れた時の色を大事にしていて、緑っぽいカラーリングに見えますが、水中ではウォーターメロンバックは程よく水や藻などになじみ、「青」が際立ってくるのだそう。

そのため水中に光が通るハイライト、それもどピーカンといった状況で最も効果的な色となります。

リアルハゼ

名前からして分かりやすい「リアルハゼ」はもちろんハゼ(マハゼ)をイミテートしたもの。

夏の風物詩ともいえるマハゼですが、マゴチやヒラメといったフラットフィッシュはもちろんですが、佐々木さんいわく、アイナメもマハゼを捕食しに入ってくるパターンがあるそうです。

まだ夏の比較的小さなマハゼをイメージしたやや透明がかったカラーを再現しているのもポイントで、パールホワイトの腹側にはマイラーラメを配しています。また、キスなどにも見える。

こちらは湾内や河口域、砂地などでの実績が高いカラーとのこと!

エコギア(ECOGEAR)

エコギアはソルトのソフトルアーを中心に開発を手掛けるブランド。ソルトルアー黎明期から味とニオイ付きのワームシリーズを輩出、グラスミノーやパワーシャッドなどは超ロングランヒットを続けている。またブランド名にある通り、環境にやさしいワーム開発にも注力し、エコギア熟成アクアシリーズなどを展開、環境にやさしく、かつ実釣力の高さから多くのアングラーから支持を集めている。