【デイゲームはなぜ難しい?】ジャッカルの一宮安幸が日中のチヌゲームを攻略する4つのキーポイントをご紹介!
皆さんこんにちは、大分の一宮安幸です。
今年の梅雨はかなりの豪雨続きで、思うように釣りに行けない日々が続いていると思います。
釣りにいけない時こそ、座学で知識を蓄えていきましょう!
一宮 安幸 (Yasuyuki Ichimiya) プロフィール
ジャッカルの新作「蟹クライマー」
さて、今回のテーマはこの時期に隆盛を迎えるチニングにスポットを当てていきます。
現在、ジャッカルから新しくリリースされている新型チニングルアー、「蟹クライマー」。
Name | Weight | Price |
---|---|---|
蟹クライマー 3.5g | 3.5g | ¥820 |
蟹クライマー 5.0g | 5.0g | ¥820 |
蟹クライマー 7.0g | 7.0g | ¥820 |
ジャッカル公式「蟹クライマー」詳細ページはこちら
「蟹クライマー」の主な使用方法は、ボトムをズルズル引いているだけでオッケーです。
つまり、ボトムゲームが主体になってくるわけです。
チニングをされたことがある方はご存じでしょうが、チニングのボトムゲームは主にナイトが主戦場の場合が多いと思いますが、今回はアプローチが難しいとされる、デイボトムゲームを紹介していきます。
デイゲームが難しい理由とは?
まず、チニングのナイトとデイの違いについて。
なぜ、ナイトに比べてデイは難しいのかを解説すると、日中はクロダイの警戒心が非常に強いのがあげられます。
チヌが目視できたとしても、ちょっとした人影やルアーの着水音、さらにラインが水面に落ちているだけで逃げてしまうことがあります。
また、捕食スイッチの入っていない個体が多い事も、難しくしている要因の1つです。
チニングのメインフィールドの1つである河口では、目視でチヌがフラフラ~と泳いでいることを見かける事は少なくありません。
そういった個体は口を使うことはないのでスルーしちゃいましょう。
デイボトムゲームの攻略法
さて、ここで上記の事を踏まえてデイボトムゲームはどういったアプローチをしていけばよいのか。
いくつかポイントにまとめてみました。
ある程度水深がある場合、チヌを目視する事ができませんが逆にチヌからもこちら側が見えないので、ある程度警戒心を軽減することができます。
さらに河口に干潟があるフィールドでは、満ち込みとともに濁りも入ってくることがあるので、警戒心を緩める一因となっています。
太すぎるリーダーはチヌに警戒心を与えてしまうので、できるだけ細い方がバイトに持ちこめます。
ちなみに自分は主に「レッドスプール」【ジャッカル】の8Lbを使用しています。
lb | Length | Price |
---|---|---|
8Lb(2号) | 100m | ¥2,210(本体価格) |
ジャッカル公式「レッドスプール」詳細ページはこちら
ズルズル引いていくボトムゲームですが、ゆっくりと引いていくと追尾している際に見切られてしまうこともしばしば。
そこで速めに引くことで、見切る前にバイトに持ち込もうという狙いがあります。
自分はロッドをサビいて引くやり方をしていますが、だいたい1m1秒のスピードで引いています。
因みにナイトゲームではじっくりと引きながら、長時間アピールすることが有効です。
その際には1m引くのに2~3秒くらいのペースでオッケーです。
この時期、河口では10㎝にも満たないようなキビレ、チヌの個体が良く群れており、ルアーにちょっかいをだしてきます。
アタリ的にはコッコッコッと何度も続くような感じ。
反射的に合わせてしまいそうですが、そこはグッと堪えズル引くスピードを緩めません。
するといきなりグンと手ごたえが強くなり良型がヒットすることがあります。
なぜかと言いますと、小さな個体達がちょっかいを出す際に捕食音が発生し、それにつられて良型が餌を横取りしようとすることがあるからです。
以上のことを踏まえて、梅雨が明けた頃にはより釣果が望めるシーズンがやってくるので、是非デイボトムゲームに挑戦してみてください!
WEB連載「ジャッカルソルト」!
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