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エレキの簡易メンテナンスを解説

寄稿:津輕 辰彦
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おそらく日本でもっともレンタルボートアングラー人口が多いのが南関東地域だと思います。

千葉県なら亀山ダムに代表される房総半島のリザーバー、茨城県なら新利根川や牛久沼などのマディシャローレイク、神奈川県に行けば津久井湖や相模湖などの老舗レイクなどなど、魅力的なレンタルボートフィールドが多数あります。

レンタルボートの環境が整っているレイクが多いため、必然的にエレキの仕様頻度が高くなる方も多いと思いますが、皆さんはエレキのトラブル対策をしていますでしょうか?

エレキのペラを外して、モーターシャフトにラインなどが絡んでいたりしないかチェックをしたことがありますか?

意外と、「ペラを外したことがない」という方が結構多いのです。ペラを外すための専用工具もありますが、注意すればラジオペンチでも取り外し可能です!

※ナットを破損する可能があるのでなるべく専用工具をお使いください

左がペラを固定するナット、右がナット用の専用工具

ペラを固定しているナットを緩め、ペラを外してみましょう。扇風機の構造と似ているので、「なんか見たことある仕組みだなあ」と思う方もいるかもしれません(笑)。

シャフト部にラインやゴミが絡んでいなければOK!モーターの動力をペラに伝えるためにモーターシャフトに直角に差し込まれている「シャーピン」というパーツを左右均等に差し込み、ペラを装着し、ナットで固定すれば元通りです。

シャーピンはエレキのモデルによって大小があるのでご注意を!

ちなみに私は普段からエレキのトラブルに備え、予備のペラ、ペラを外すための工具、予備のシャーピン、などを必ずボートに積んでおります。

 

必ずボートに積んでいる替えのペラ

エレキのメンテナンスは今がチャンス!

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、南関東エリアの多くのレンタルボート店で営業を休止している状況です。

ついつい酷使しがちなエレキですが、これを機会にプロショップへメンテナンスを依頼するのも良いかもしれません。千葉県千葉市のプロショップ、フィッシングガレージブラックならシャフトカットやマウントカットなどのエレキ快適化チューニングも可能です!

私の活動を影で支えるフィッシングガレージブラック

また、エレキの耐久年数や壊さないためにはどうしたら良いか、ご興味のある方は最近アップしたこちらの記事をご覧ください!

■津輕辰彦ブログ「ポチョンドッカン」

https://garutsu.pro/archives/2632

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック