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手軽に沖で釣りを楽しむことができるSUP(Stand up paddle)フィッシングのススメ。

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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 すぐにできるのか?

まずは「SUPプロ」の方とのMeeting動画をご覧になってみてください。

出典:YouTubeチャンネル「INXテレビ」

 

紹介されている動画でも、トライ初日に若い女性がすぐに取り組めて比較的簡単に釣果を上げています。

 

出典:YouTubeチャンネル「井上直美 なおチンぎょ」

 

釣り大会等で女性も子ども参加をされています。

出典:YouTubeチャンネル「みなとみらい駅 ムラヨコチャンネルムラサキスポーツ クィーンズスクエア横浜店」

 

出典:YouTubeチャンネル「サップジャンキー Fishing」

 

出典:YouTubeチャンネル「井上直美 なおチンぎょ」

 

オススメの装備品

サップボードで釣りを始めると、きっとアレやコレな色々な釣りをしたくなります。

たとえばキス釣りなどで、ボートをアンカリングする釣りや海底の形状やベイトの有無を確認したいときの魚群探知機などが欲しくなります。

最近は本当に便利な「GPS付き「携帯」魚群探知機」や「マッシュルームアンカー」などのようなツールが作られていますのでしっかりチェックしておきましょう。

 

ルールや気をつけること

航行法など基本的な海のルールはぜひ1度「海上保安庁」のHPでチェックしておいて下さい。

サップは免許や登録などは必要ありませんが、危険を避けるためと自身の命を守るための必須事項はちゃんと確認しておきましょう。

 

大まかには「航路へ浮かべない」「港など船の出入り口には浮かべない」「救命胴衣着用は厳守」などですが、岸際の磯エリアは海底の起伏も急で、「返し波」でコントロールを失うこともあり大変危険です。

またサップは風に弱い乗り物ですので、出漁も風速5m以内を基準にするなど、とにかく無理をしないことを前提にシッカリした自主規範を持って楽しみましょう。

 

またエントリーをする場所ですが、漁港護岸など垂直で水面まで高さのある場所からのエントリーは危険です。

基本的には自然の波打ち際などから、自身が膝くらいまで海中に入ってから「ボードへ乗る(上がる)」スタイルであり、決して「上から乗る(降りる)」乗り物では無いことを踏まえておきましょう。

また港で漁船の修理のために建造されている「スベリ」などはエントリーしやすい場所ではありますが、これらは地域や漁協の設備ですので、決して無断で使用しないように気をつけましょう!

風速や風向きを調べられる有力サイト「windy」もチェックしておきましょうね。

 

密から疎へ、空と海の狭間がステージのパーソナルゲームスタイル

最後に、我が国もコロナウイルスの影響で、外出自粛を余儀なくされていますが、同時に各地の漁港や港湾部では「立ち入り禁止」「釣り禁止」「駐車禁止」の制限が設けられています。

そして「私感」ではありますが、アフターコロナにおいてもこれらの制限はコロナを機会に解除されないまま継続されるケースが全国で相次ぐと僕は踏んでいます。

そもそも近年の釣り事情を見ると、「港湾の釣り」というものは様々な要因で非常に厳しい状況となっています。

したがって、今後の釣りはそれらを踏まえ、如何に地域や漁業者及び漁業施設などと距離を置いた『地域社会とバッドクロスしない遊び方』を本気で工夫しないと、我々(特にライトゲーム)に未来は無いと言っても過言ではありません。

日本の海岸線はとても長いのです。無理に港湾部で無くても至る所にポイントは存在します。

ゴロタでもサーフでも浅い内湾でも魚は釣れます。そんな釣り場の開拓と方法は沢山あると思いますし、サップフィッシングやミドルゲームもそんな方法論の1つだと僕は思うのですな。

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