ぼっこぼこにケンサキイカが釣れている。
話題のこちらの動画はもうご覧になられましたでしょうか。
「出雲デスフォール kosui 1.8号」が釣れてるんでしょ?
もちろん、そうなんです…が。この圧倒的釣果、もしかしたら“仕掛けが良いから”というのも、多かれ少なかれありそうな。
ラットリグ/グラフリリグ
動画で使われている仕掛け=リグは「ラットリグ」と「グラフリリグ」の2つ。
いずれも聞き慣れないリグ。それぞれどんなリグなのかというと…。
ラットリグとは、濱田卓也さんがご友人の金やんこと金田務氏と共同で、もっと沢山釣れるリグ、トラブルがないリグ、キャストできるリグ、オールマイティーに使えるリグはできないかと、あれこれ試行錯誤を繰り返し完成したリグ。

ケンサキイカは釣りあげる際、回転して上がってくる為“ハリスがヨレやすい”ということで、試行錯誤の結果、張りが強くヨレにくいエステルラインの5号を使用。
接続部についてはボールベアリングスイベルが圧倒的にヨレを防止するため、キモとなるリーダーとの接続部にはボールベアリングを採用。また、キャストできる長さという点でcm刻みで寸法を調整し、最終的には全長105cmという長さに行きついたという、まさに超々現場型のリグ。
一方のグラフリリグは、島根の人気船「龍勢丸」の船長が考案したという、こちらはこちらで現場型のリグ。
全長4mという長い仕掛けで、特長的なのが2mのグラビティフリーゾーン。エギが遊動式となり、ここで完全にグラビティフリー=無重力となりフワフワと海中を漂うようなイメージ。
船が波の影響を受けている時もエギが安定する、仕舞寸法が短いのでキャストしやすい、2杯掛けたときに取り込みやすく手返しの向上につながる…など、そのメリットは多数。
さぁ、いよいよ本格シーズンインのイカメタル、オモリグゲーム!
圧倒的釣果をたたき出している2つのリグに要注目です!