車内に放置する。
それは偏光サングラスを扱う上で絶対にNGとされる行為で、その理由は車内の“熱さ”。ご存知の通り、夏場の車内は極めて高温で50℃を超えることもザラ。高温多湿の状態はフレームの変型やレンズへのダメージの原因になる。
…もし、高温から守ってくれるケースがあるとしたら?
HEAT SHIELD CASE/ヒートシールドケース
アイウェア専門ブランドZEQUE by ZEAL OPTICSから8月に登場する「HEAT SHIELD CASE/ヒートシールドケース」は、HEAT=熱、SHIELD=盾や保護するモノ…の名前の通り、熱から大事な偏光サングラスを守ってくれるケース。
Radi-Cool社の放射冷却素材が採用されていて、テスト結果では平均マイナス7℃を実現。つまり、偏光サングラスを車内に置いておくことができると。

参照文献:ZEQUE by ZEAL OPTICS
もちろん、条件次第で車内の環境は大きく変わるので「あくまで偏光サングラスの車内への放置は推奨しない」。例えば、ダッシュボードの上など太陽の光が降り注ぐような場所では、たとえ-7℃でも高温になりすぎるリスクがある。あるいは、車を炎天下に駐車するのか日陰に駐車するのか、また車のカラーによっても車内が熱くなりやすかったりと、条件次第で車内環境は変化。偏光サングラスは都度持ち出すことが正解ではある。
なお、リスクを理解した上で車内で保管するのであれば、ドアのサイドポケットなど“日陰”が効果的とのこと。
気温33℃の日の車内の温度を計測したところ、日が差している箇所の温度は67℃もあったが、サイドポケットに設置したヒートシールドケース内の温度は39.8℃と比較的低温に抑えられていたという実験結果も。
もちろんアウトドア仕様
もちろん車内で保管ができるだけでなく。紫外線遮蔽率99.9%で撥水機能も備わっている、加えてどこにも取り付けられるカラビナも標準装備。そう、アウトドアの使用もオススメ。
内側は傷つき防止のため“起毛生地”を採用するこだわりようで、腰回りやバッグに取り付ければアクティブなシーンにも対応。
スペック
MODEL | ITEM NO. | 本体 | 価格(税別) |
HEAT SHIELD CASE ヒートシールドケース |
AS-057 | 放射冷却生地:WHITE | ¥3,000 |
年々、暑くなっているような気がする近年の夏。
1つ、いや2つ…、持っておいて損はないかと。