どう考えても、イカメタル・オモリグに最適だ。
記者にそう思わせたリールが、ダイワより登場した「ティエラ AIR IC」。
ティエラ AIR IC【DAIWA】
ダイワ公式「ティエラ AIR IC」詳細ページはコチラ
Model | 標準自重(g) | 巻き取り長さ (cm/ハンドル1回転) |
ギア比 | 標準巻糸量PE (号ーm) |
ハンドルアーム長 (mm) |
ベアリング (ボール/ローラー) |
最大ドラグ力(kg) | ハンドルノブ仕様 | メーカー希望本体価格(円) |
TIERRA AIR IC 100H/100HL |
165 | 66 | 7.1 | 0.6-200 0.8-120 1-100 |
110 | 6/1 | 5 | パワーライトノブ(S) | 49,900 |
TIERRA AIR IC 100XH/100XHL |
165 | 76 | 8.1 | 0.6-200 0.8-120 1-100 |
110 | 6/1 | 4.5 | パワーライトノブ(S) | 49,900 |
ラインナップは、ハンドル一回転66cmのギア比7.1のハイギアモデルと、一回転76cmのギア比8.1のエキストラハイギアモデルの2タイプが展開。なお、どちらも右・左ハンドルあり。
「100H/100HL」「100XH/100XHL」いずれもその自重は165gと超軽量。「H/HL」はハンドル一回転66cmというパワーと手返しを両立しているのが特長。高重量の仕掛けでもパワフルに巻上げることもでき、さらにスピーディーな展開の釣りにも対応。
一方の「XH/XHL」は、ハンドル一回転76cm(ギア比8.1)という巻取りスピードを有する超軽量・エキストラハイギアモデル。潮の抵抗変化もとらえやすく、エキストラハイギアならではの高いリトリーブ感度を活かしたフィネスゲームにも対応。
イカメタル・オモリグゲームに最適な3つの特長
ある程度のスペックを理解した所で、なぜ「ティエラ AIR IC」がイカメタル・オモリグに最適なのか。3つの特長を軸に考えてみる。
1つ目のポイントは「軽さ」。わずかな水流の変化を捉え、かつ繊細なアタリを掛けにいくことが後1杯、もう1杯の釣果に繋がるイカメタル・オモリグゲーム。自重165gという圧倒的なまでの軽さは、感度や操作性向上をもたらし、イカとの駆け引きに最大限の没入感を得られる…と。事実、同「ティエラA IC/150-DH」と比較しても約55gも軽量化を実現。もっと言えば、エメラルダスEXやエメラルダスAIRなど、軽量ロッドと組み合わせることでリール&ロッドのトータル重量が230g~250g前後に。
…その軽さのヒミツというのが、驚異の軽さと強さを兼ね備えたZAION(ザイオン)の採用。
ZAIONとは、高密度にカーボン繊維を織り込み特殊樹脂で成形したダイワ独自のテクノロジー。フレームにアルミニウム合金が採用されていた「ティエラA IC」や「ティエラ LJ IC」に対し、今作はフレームとサイドプレートにZAIONが採用されており、軽さだけでなく剛性までも備える仕様に。
アタリ棚にシビアなイカメタルゲームでは、棚を掴むことが重要なのは周知の通り。
ティエラ AIR ICに搭載されている「ICカウンター」は、10cm単位で水深を把握することができる…だけでなく、巻上げ速度表示や回収時の船べりアラーム、仕掛けの投入時間のタイマー表示、糸切れ一発補正、糸長入力(0.4号以上より入力可)など、各種便利機能が搭載。
また、デプスアラーム機能により、アラーム音で10mごとで通知してくれるので正確にタナを把握することが可能。フォール・巻上げそれぞれでON/OFFの設定ができ、目でカウンターを確認せずとも、アラーム音のみで水深把握することが可能。
また電池交換は、不意の電池切れにも安心のセルフで行える仕様。専用工具は不要で、コインさえあれば瞬時に開閉可能。

対応電池はCR2032コイン電池となります
時合ともなれば、いかに効率よく手返しをアップさせるかも釣果を稼ぐには重要な要素。
軽いだけでなく“ライントラブルが少ない”というのもこのリールの大きな特長。ライントラブルを抑制すべく、細糸PEライン使用時に起こりがちな糸ガミを軽減するために、スプールにはPE専用のベイトフィネス機に採用されている「糸ガミ軽減スプール」を採用。
スプールの両端の段差があることで、糸ガミの可能性を低減。天敵ともいえる糸噛みを気にせず、より安心して、細糸PEラインでの使用することができます。
手返しアップでいえば、ダイワのリールのお家芸「HYPERDRIVE DESIGN(ハイパードライブデザイン)」も搭載。「ティエラ AIR IC」では、ハイパードライブデジギア・ハイパーダブルサポート・ハイパータフクラッチの3つを採用。
滑らかな巻き心地とその滑らかさの持続性、クラッチの耐久性など、過酷なソルトシーンでもその機能性を維持。
さらにハンドルは、110mmのアルミ製のクランクハンドルを搭載しており“巻き重り”を解消。
だからこそ。イカが掛かった時、仕掛けの回収時など、その軽やかな巻き上げはアングラーに疲労を感じさせず、積極的に後1杯、もう1杯を狙っていける訳です。
…悔いのないゲームを
シーズン中に何回行けるだろう。
身近で手軽なショアゲームとは異なり、決して“当たり前のように行けない”オフショアゲームだからこそ、道具で差は付けられたくない。
さぁ、いよいよ本格シーズンです。道具の準備はもうできていますか?
関連動画
出典:YouTubeチャンネル「 DAIWA Salt Water Fishing」
