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【似て非なる2つのコイケ】「コイケ17mm」と「コイケサンダー」ハイドアップ兜森陸の使い分け

寄稿: 兜森 陸
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こんにちは!HIDEUPスタッフの兜森です!

今回解説させていただきたいと思っているのは、最近ソフトマテリアルVer.も登場した話題のコイケ17mmシリーズと、全国的に釣果が出ておりこちらも大きな話題となっているコイケサンダーについてです。

実際のところ…この2つ、形状が似てるので「どんな場面で使い分けたらいいんだろう?」「どんなリグで使えばいいんだろう?」と悩まれている方もいらっしゃるんじゃないかと。

今回はそのお悩みを解決していきたいと思います!

兜森 陸(Kabutomori Riku) プロフィール

霞ヶ浦水系を中心に活動する若手のホープで、ハードからソフトまで巧みに使いこなし日々釣り歩く。 2023年陸王オープンではCブロック3位、霞水系1位という実績も。

似て非なる2つのワーム

まずは、2つのシリーズの特長から見ていきましょう!

「コイケ17mm」シリーズは、オリジナルもソフトマテリアルもエラストマー素材となっており、マスバリでの使用がメインとなっています。

一方の「コイケサンダー」シリーズはハードなワーム素材オフセットフックが使用可能というのが、今までのコイケシリーズと異なる点です。※エラストマー製のコイケサンダーも登場予定

それぞれの使いドコロ

使えるフックが違うことで、当然それぞれの「コイケ」を使う場所も異なってきます。

まず「コイケ17mm」シリーズはオープンエリアからライトカバーがメインの使用範囲です。対して、「コイケサンダー」はオープンエリアはもちろん「コイケ17mm」では引っかかってしまうような、よりハードなカバーまで対応。

カバーが多いエリアか、オープンエリアがメインか…で使い分けている感じです。

オススメのタックルセッティング

そんな2つのルアーを状況に合わせて使い分けるのにオススメのセッティングが、フットボールヘッドを使ったセッティング

個人的にはZAPPUさんから出ている「バウヘッドTG」がおすすめです。

選んだ理由はルアーとヘッドの間にスプリットリングが1つあることでオフセットにもマスバリにも対応、リングオープナーでその場でスグに交換が可能です。また可動域が広がるのでよりルアーのアクションが引き立つというメリットもあります。もちろんフットボールヘッドなので、ジクストアクションもできちゃいます!

タックルについて

続いてタックルセッティングについて。ロッドはMHクラスがオススメ。自分が使用しているのはMACCA HUMC-67MHです。

ラインはカバーを攻めることもあるので太めのフロロの14〜18lb程度、自分は16lbを使用しています。

身軽なタックル1本スタイル

このタックルセッティングだとカバーを含めたあらゆる種類のフィールドに対応可能。最近ではタックル1本で「バウヘッドTG」と「コイケサンダー」か「コイケ17mm」をつけて、ジグヘッドにつけていない方はポケットにリングオープナーと入れて移動…といった身軽なスタイルで釣りしています。

この一本のロッドで二種の「コイケ」が扱えるセッティング、かなりオススメです。ぜひ試してみてください!

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。
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