皆さんこんにちは! O.S.Pの“岡田 翔生”です。
ルアーニュースR「春のバス釣り入門」の記事を前回から配信させていただいており、“春バス攻略ルアー4選”と題して、1記事につき1アイテムを紹介するという形で、全4回にわたり春のオススメルアー紹介と合わせて、特長や使い方を解説しています。
今回は第2回目として、こちらのルアーを深掘りしていきます!
愛してやまないラバージグ「03 ハンツストロング」
今回紹介するのは、私が大好きなラバージグ「03 ハンツストロング」です。
こちらも“沼系フィールド”を意識したアイテム選定で、フィールドに濁りのある状況だと年中使えるアイテムにはなりますが、春のラバージグはやはり、他にはない魅力があるんです。中でも僕個人的に出番が多いと感じる季節は、早ければ2月から、4月~アフター回復辺りまで。今回は春に溺愛する理由を紹介させていただきます!
O.S.P公式「03 ハンツストロング」詳細ページはこちら
「03 ハンツストロング」の良いトコロ
「03 ハンツストロング」は「03 ハンツ」のセカンドモデルで、通常モデルと比べてスカートのボリューム感を増したタイプになります。
シリコンスカートと中太リビングラバーのミックス構成で、さらに3段カットが施されており、素材の違いも相まって、ド派手な“時間差フレア”を見せてくれます。
トレーラーセッティングについて
続いてはトレーラーのセッティングについて。
私が良く使うモノは「ドライブクロー」(3in/4in)。使用比率は、前者が6割で後者が1割。残りの3割として、時にポークを使用することもあります。
O.S.P公式「ドライブクロー」詳細ページはこちら
「ドライブクロー」(3in)は万能トレーラーで、アシやガマの隙間に入れやすく、軽めのワームなので、ジグのレスポンスがバツグン。ホップさせてジグを起こし、倒れ込むのを待ち、再度起こすという使い方において、操作性に優れています。
ポークはハイシーズンのスイミング用に使用。
「03 ハンツストロング」のボリューム感と相まって、レンジキープ力に優れ、中層をシッカリ泳がせることができます。
「ドライブクロー」(4in)は、ステイ重視でボトムに長く置いておきたい場面で使います。関東ではカナリのボリューム感になるため、バイトが出ればサイズが大きいことが多いです。3inでは物足りないと感じた時に活躍します。
「03 ハンツストロング」の出しドコロと狙いドコロ
「03 ハンツストロング」は、水温が最低値から上昇し始め、生命感が出てきたシャローエリアで出番が多いです。冬場なら魚が抜けるような浅いベジテーションエリアに差してきたバスは、数こそ少ないですが食い気があります。
このような場面で、ボリューム感とステイ時の“時間差フレア”、さらには誘いのアクションで魚に気づかせ、バイトまで持ち込みます。
狙い目は、枯れアシやガマの下、一級レイダウンなど。スモラバ、カバーネコ、テキサスリグも選択肢にありますが、「03 ハンツストロング」はアピール力と存在感で、それらを上回るタイミングがあります。
小ネタ:ソークでアクション強化
私の場合、「03 ハンツストロング」を使う際は必ず“ソーク”をします。専用液やワームオイルに漬けこむことで、より艶かしいフレアを出してくれるんです。
もちろん使っていくうちに自然と良い動きになっていきますが、私は初出しから最大限のパフォーマンスを引き出したいため、ソーク派です。
ロッド:7ft1in Hパワー
リール:7.1:1 ハイギア
ライン:フロロカーボン18Lb
※「INSET KEEPER」(S)【RYUGI(リューギ)】でワームのズレを軽減。
オススメカラー3選
では、最後にオススメカラーを紹介させていただきます。
王道中の王道カラー。
濁った水に強く、トレーラーも同様カラーにすることがオススメ。
正にザリガニそのもの。
赤系は“薄めのブラック”としても使えるカラーで、春先に目覚めたザリガニのイミテートにも最適です。
一部マニアに絶大な人気を誇るマル秘カラー。
濃いグリパンに青みがかった色調で「ドライブクロー」“ゴリミソブラック TW195”との相性がバツグン。テキサスリグに使用したあとのワームをジグ用に転用するのも◎。
バスを確実にキャッチするためのタックルセッティングで、大胆に攻める。そして「03 ハンツストロング」の持つ繊細な誘いと強烈な存在感で、やる気のあるバスにイチ早く気づかせる。そんな“春爆”を演出してくれるラバージグ「03 ハンツストロング」。
ぜひ用意しておきたい逸品です!