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【礒村雅俊に聞く小技を利かるビッグゲーム】ビッグベイトをアクションさせる為のロッド・ラグゼ「アベンジB68XXH-R」

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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

少し前に、ラグゼ・アベンジから新たなディープクランク、そしてスイミングジグが登場するということで、「いそっち」こと礒村雅俊さんに話を聞いた。

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今回はビッグベイト編。礒村雅俊さんにアクションを入れるビッグベイトについて聞いてみた。

アクションを入れて使うビッグベイト

磯村さんが琵琶湖で使用するビッグベイトとして、具体的なルアーをいくつか挙げてくれた。

その際に、さまざまなシチュエーションはあるものの、基本的にはタダ巻きで使うビッグベイト、そしてもうひとつ「アクションを入れて使うビッグベイト」があるという。

今回は、そのアクションを入れるビッグベイト、そしてビッグベイトにアクションを入れるためのロッド「アベンジB68XXH-R」について話を聞いた。

アクションを入れるビッグベイト

まず、具体的にアクションを入れて使うことが多いという具体的なビッグベイトを挙げてもらった。

下に紹介する限りではないのだが、礒村さんが比較的多く使うのがDRTのクラッシュ9、デプスのスライドスイマー250。

DRTクラッシュ9


デプス・スライドスイマー

これらを使ってアクションを入れるビッグベイト、その使うべきシチュエーションとは…。

礒村さんは「大きく分けると、捕食でビッグベイトに寄ってくる時と好奇心で寄ってくる時とがあると思います」と話す。

捕食と好奇心、ビッグベイトにアクションを入れる場合は「好奇心」を刺激したい時に多用するという。一方、捕食でビッグベイトそのものを好みのエサだとバスが思っているであろう場合はオーソドックスなタダ巻きで使うことが多いという。

例えば漁礁などで、レンジなどはある程度アバウトで投げてみる。突発的なジャークやトゥイッチを入れてみると、バスが見にくることもあるそうだ。

縦ストなどに絡めて、ス~ッとそのまま通過させるのではなく、移動距離を抑えながらアクションを入れるとバスが姿を…。ここでそのままバイトが出なくても、いることが分かる、またフォローの違うルアーを入れることができる。例えばクラッシュ9で見せてサカマタシャッド8で食わす、といったことも可能。

ビッグベイトにアクションをかけるロッド「アベンジ68XXH」

6オンスクラスが主流になり、ロッド操作によるアクションが標準化した時代。礒村さんが使用するロッドはアベンジB68XXH-R。

6.8フィートの比較的ショートなレングスながら6オンスルアーを〝振り切れるロッド〟で、ティップにかけては操作性に長けた繊細な仕様、まさに〝小技を利かせるビッグゲーム〟という一見すると相反する要素を一手に引き受ける機種だ。

B68XXH-R
Lure 1/2~6oz(14~170g)
Line 14~30lb

これまでビッグベイト、ヘビーロッドといえばロングロッドが主流とされてきたが、ショートロッドはキャストの正確性も上がりやすい。

現代バスフィッシングで重要な繊細なキャストが求められるシーンでも大いに活躍が期待できる。

また、オカッパリでの使用にも触れておくと、そもそもキャストできるスペースが限定されやすいため小規模フィールドでも非常に重宝するだろう。

ビッグベイトを振り切れる、操れる、パワーとテクニックを兼ね備えた現代ビッグベイトにマッチしたアベンジB68XXH-R、デカバス捕獲の相棒にぜひ試してみたい1本だ。

■クラッシュ9のタックル例

ロッド:ラグゼ・アベンジB68XXH-R
リール:メタニウムmg XG
ライン:フロロドレイク25lb
ルアー:DRTクラッシュ9(フロント・リア共にトレブルSP-MH #1)

【ラグゼ・アベンジ公式製品ページは→コチラ

礒村雅俊(Masatoshi Isomura) プロフィール

礒村雅俊(いそむら まさとし)…ラグゼプロスタッフ。琵琶湖におけるバスフィッシングのプロガイド。釣れるテクニックをわかりやすく解説し、スキルアップできるうえに高確率でデカバスに会えるとして人気。繊細なワームの釣りはもちろん、トップ、ビッグベイト、クランクベイトなど、ダイナミックなゲームも得意。南湖をメインにフルタイムガイドとして活躍し、その季節とタイミングに合った釣りを心がけている。同じく琵琶湖プロガイドである関根健太とルアーメーカー「KID」も立ち上げている。1985年生まれ。趣味はサッカー観戦。

 

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がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。