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【完全保存版】今さら聞けない!アラマキシンヤのメバルプラッギング超入門編

寄稿:荒牧 伸弥
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ヘルメットでお馴染み、メガバスソルトスタッフのアラマキシンヤです。
2020年も全国各地で見かけた際に決して怪しいものではございませんので、気軽にお声がけを(笑)。

さて、今回のテーマであるメバルは冬~春のライトSWゲームの主役。
僕も大好きなターゲットなんですが、ここ7~8年ほとんどプラグオンリーで釣りをしているぐらい”メバルプラッギングジャンキー”なわたくし。

 

近年、プラグで狙う方もめちゃくちゃ増えてきましたが、一方でこれからはじめたいけど、今さら誰にも聞けないし…どこでやっていいかわからないし…そもそもプラグで釣るのって難しい…なんて思っているそこのアタナ!ご安心アレ!この記事(まさかの5000文字コース)を最後まで読めば、週末には釣り場でプラッギングにはげむことでしょう!

今回は大きくわけて3つにわけて解説。

1:メバルプラッギングの醍醐味と実釣例について
2:基本的なプラッギングタックルについて
3:レンジ別ルアーの使い分けについて

それでは、早速いってみましょうか!

 

メバルプラッギングの醍醐味

そもそも、なぜメバルプラッギングを猛プッシュしているのか。
メーカーが流行らせようとする陰謀論!? いやいや、一言でいうなれば「楽しすぎるから!」これにつきます。

で、その楽しい理由とは

・プラグというプラスチックのおもちゃで釣れる喜び。
・釣れたではなく、釣ったという高揚感につつまれる。
・ワームでの釣果10匹に対してプラグ1匹でも優越感。
・真夜中にトップで水面を割って飛び出してくる驚きと感動。
・パターンにハマった時の爆発力。

…などなど、ざっと思いついただけでもこんなに。

正直、数釣りだけならそりゃワームに負けることはあります。ですが、メバルはある一定の条件を除けばその多くは釣り場ごとにある程度釣れるサイズや数は決まってきます。それならワームで釣りまくるのもいいけど、プラグを正確に使い分けて1匹にたどりつくも良し、パターン狙いでも良し、というまさにライトゲームのゲームの部分を思いっきり楽しんでみてはどうでしょう。

 

僕もはじめての1匹は10年前ほどの2月に阪神間の人気フィールドにて、ワームでは15cmぐらいまでしか釣れなかったようなところで、真冬の2月にミノープラグで23cmクラスとペンシルベイトで1発だして大興奮したことを今も鮮明に覚えています。

 

プラグがハマった実例

では、ここでプラグがハマった1日を紹介。

先日、ショップさんとおこなった沖堤防でのメバリング実釣イベントでのことなんですが、堤防は北面の内向きがストレートの護岸で、南面が外向きがテトラがはいっているようなポイント。

参加者の多くの方は外向きのテトラ側でワームでの釣りで15cm前後中心にポロポロ釣れる状況。
開始まもなくして北風が強くなりはじめて、参加者の多くは風をきらって南面での釣り。

その頃、内向きでは風で波が護岸に打ち返されており、護岸から1m沖のとこに泡の帯が一帯にひろがっていました。

これはチャンスの合図。なぜならば、その帯にはプランクトンや水生昆虫などメバルがエサとするようなベイトが寄せ集められているからです。

 

そこで僕は、S字系シンキングペンシルのハスキーをチョイス。テンションフォールでメバルのレンジさぐっていくと、早々に20cmクラスがヒットともに連発モード。合間に表層メインのルアー、ビーグルコリーで試すも反応がない。そこで、またシンペンのハスキーに戻すと連発。

 

参加者に声をかけて、レクチャーすると次第にプラグで釣れはじめてみんなナイススマイル! 仕掛けるプラグの釣りにリズムがあえば、何も難しくはありません♪ その後、みんなプラッギングゲームのブラックホールへと(笑)。…という感じのことが、つい最近も実際にあったんです。

さて、プラッギングゲームが気になってきたところで…次はタックルについて!

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