ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【夜しか釣れない魚じゃない】夜型・昼型のメバルの特性をとらえて楽しむデイメバリングの極意。

寄稿:花田 浩晃
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
メバリング特集2019

デイでメバルを狙うキモ②:ポイント

シーズンは基本的にメバルシーズンであればいつでも楽しむ事ができる。

私が行うデイメバゲームにおいて大事な事は、海水の透明度によりフィールドを選択するということだ。

 

選択するフィールドは2つに分けられる

【1つ目のフィールド】
比較的デイゲームが成立しやすいのは海に流れ込む河川がある内湾で、やや富栄養化した川の水が流れ込み、海水になると透明度が落ちる海域。

 

そのような海域でのベイトは、アミなどのネクトン類やベイトフィッシュの複合ベイトだ。

海水の透明度が低いため、メバルの警戒心が薄れる。結果、ストラクチャーにタイトに着かず、シビアなコースをトレースしなくても良い。 また、潮に着いて浮いてる事も多く釣りやすくなる。

 

【2つ目のフィールド】
2つ目は…外洋に面した貧栄養海水の透明度が高い海域。

 

当然、透明度が高いことから警戒心が強く、浮いている個体も少ない。

こういうポイントに潜むメバルは、ストラクチャーにタイトについてベイトフィッシュを狙ったり、ストラクチャー周りにいる甲殻類を捕食している事が多い。

そのため、シビアなコースをトレースしたり、リアクションでストラクチャーから誘いだしたり、レンジを下げたりして対応する。

ただ、透明度が高いフィールドでもメバルが浮くことがある、大量のベイトフィッシュについて狂っている時だ。 日中にもかかわらずボイルが起こる事もあるので、ストラクチャー狙いだけでなく、海の状況をよく見ながら釣るのがよいだろう。

 

具体的なポイントについて

さて、ナイトゲームポイントを外し、以上の事を踏まえフィールドを決定。となると次は具体的な釣り場探しだ。

私が良く通うのは、とにかく水深が5m〜10mある場所

加えて、堤防ならテトラが絡む場所やシモリや藻場が周りにあるのがよい。

 

また、堤防釣り以外なら潮が良く動き潮目ができたり、カレントが発生するシモリや藻場が点在する地磯、ブレイクラインが近いゴロタ場等だ

 

2 / 3
前へ 次へ