皆さん、こんにちは。本田賢一郎です。
本格的に冷えこんできて、冬パターンが成立する季節になってきましたね。
そんな冬本番の厳しい状況下において、私の中で実績があるのが「シャッドプラグ」を使った釣り。
「シャッドプラグ」は速い動きから遅い動き。また、シャローからディープまで幅広く対応できる万能ルアー。
今回は、私が得意とする冬の「シャッドプラグ」の使い方や、ルアーローテーションについて詳しく紹介していきたいと思います。
本田 賢一郎(Kenichiro Honda) プロフィール
ハイカットは喰わせ能力のあるシャッド
シャッドプラグにも色々な種類がありますが、私が最も愛用しているのが「ハイカットDR(SP・F)」と「ハイカットSP」。
品名 | サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
ハイカットDR SP | 60.0mm | 5.6g | サスペンド | #10 | 26 | 1,600円(税抜) |
ハイカットDR F | 60.0mm | 5.4g | フローティング | #10 | 17 | 1,600円(税抜) |
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
60.0mm | 5.3g | サスペンド | #10 | 52 | 1,600円(税抜)※アバロン使用カラーのみ 1,800円(税抜) |
O.S.P公式「ハイカットSP」詳細ページはこちら
ハイカットは、早巻きでもしっかりと巻くスピードに付いてきてくれる食わせ能力の高いシャッド。
特に「飛距離」「トゥイッチ後の飛び幅」、「キレがある動き」に優れている「ハイカットDR(SP・F)」【O.S.P】は春の桧原湖の対スモールマウスバスにも効果的。
霞ヶ浦水系では、石積みエリアをタイトに攻めることができ、ボトムに当たるか当たらないかの絶妙なコースをトレースすることが可能。
さらに、ハイカットには「マグネット重心移動」が搭載されているので、強風時でも圧倒的な飛距離を実現。
飛距離がでることで、手を付けられていないバスを次々キャッチすることができます。
そのようなことで「飛距離」と「喰わせ能力」の2つの力を持つハイカットは、私の中で信頼しているシャッドプラグなんです。
遠いエリアの深場を攻めるのに効果的な「ダンク48」【O.S.P】
しかし、ハイカット以外のシャッドプラグが活躍する場面も存在します。それは遠くのエリアの深場を攻める場合。
そのような時に活躍するのが「ダンク48 SP」【O.S.P】。
「ダンク48 SP」はボディがコンパクトですが、その大きさを覆す飛距離と急潜行により急深のバンクを流す場合や陸っぱりなど、自分から遠い距離のポイントでも素早くピンスポットにルアーを入れることが可能です。
遠いエリアから深場を狙えることで、バスにプレッシャーを与えずにバイトへ持ちこむことができる優れたルアー。
ダンクはリップが長いことで、根掛かり回避能力が高く、要所要所で物にコンタクトさせながら使うことができ、急潜行するので足場の高い場所の釣りでも、足元までしっかりトレースできます。
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
48.0mm | 5.0g | サスペンド | #10 | 37 | 1,500円(税抜) |
O.S.P公式「ダンク48 SP」詳細ページはこちら
極寒期のシャッドの使い方について
まず、真冬のバスをシャッドで攻略するキモは、バスが居ると思われるエリアに何度もしつこくアプローチすることが重要。
基本的なアクションはタダ巻きですが、冬バスのほとんどはボトムにいる場合が多いです。
ですので、ルアーをボトムにコンタクトさせながらリトリーブさせると良いでしょう。
ボトムにルアーが接触することで、ルアーがイレギュラーアクションを起こし、捕食スイッチを刺激させることで、思わずバスも口を使ってしまいます。
もう1つ大事なのがリトリーブスピード。
速いスピードで反射的に喰わせるか、遅いリトリーブスピードでワームのように喰わせるか。
バスはストラクチャー付近に必ずいるので、ストラクチャーにあてて止めるの繰り返し。
冬は中途半端な釣りをせず、メリハリを持たせることが釣果に繋がるキッカケになります。
使いどころ(どんな場所、シチュエーション)で使うのが有効!?
続いて、狙うレンジについてのご紹介。
冬に中層を狙うには、速くしたり遅くしたり止めたり、コントロールが自在にできる「ハイカットSP」などのSP(サスペンド)タイプが万能。
ボトムに当て続ける場合には「ハイカットDR F」といった深場を狙えるタイプを使います。
長いリップが備わっているので、障害物を交わすことができてフローティングを活かして浮かせることも可能。
ハヤ巻きの際にフックサイズを大きくすると効果絶大
速いリトリーブスピードで食わせる場合、フックサイズを大きくすることをオススメします。
そうすると、フックの重さが増して重心が少し下がり、真っ直ぐ泳いでくれるようになります。
通常のフックでも真っ直ぐ泳ぐパワーは偉大ですが、少しの工夫でさらにパワーを注入。
重心が下になることで、早巻きの際にブレずに真っ直ぐ泳いでくれます。
またフッキング率も上がるので、フックをワンサイズ大きくすることをオススメします。
フィールド問わず様々なフィールドで活躍する「ハイカット」
桧原湖でガイドを行っている時も「ハイカット」を良く使いますが先日、琵琶湖に訪れた時もハイカットが大活躍してくれました。
また、私がゲストとして出演させていただいた、O.S.P動画の「ラブミーオンガ」の遠賀川陸っぱり釣行でもハイカットにナイスバスが反応してくれました!
大物ゲストが冬の遠賀川をハードルアーで攻略!ラブミーオンガVol.7
寒い冬は、釣果を出すのが困難ですが、ハイカットとダンクを上手く使い分けることで、価値のある貴重なバスに出会えると思うので、皆さんも是非チャレンジしてみて下さいね!