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オカッパリ・ヒラメゲーム講座【大型ヒラメに出会うために重要な3つの要素】

寄稿:滑谷 徹
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こんにちは、ナベちゃんこと滑谷 徹(なべりだに・とおる)です! 今回は私の大好きなヒラメゲームについて! 特に大型のヒラメを釣るために重要な3つの要点をご説明したいと思います!

滑谷 徹(Toru Naberidani) プロフィール

1997年生まれ、岐阜県出身。現在静岡県に在住するマルチアングラー。幼少期から渓流や本流トラウトに親しむ。静岡に進学後SWフィッシングを本格的に開始する。現在はジャクソンスタッフ

 

大型ヒラメ狙いの秘策①
積極的にプラグを使用すること

大型ヒラメをキャッチするのに近づく方法として、まず挙げたいのが「積極的にプラグを使用すること」。

ヒラメは成長し大型化するにつれ魚食性が高まります。ベイトも選択的に捕食していることが多く、その証拠に座布団クラスの胃内容物として確認できたものは10〜30cm前後のベイトがほとんどでした。

なのでベイトフィッシュをイミテートしやすいプラグを選ぶのがオススメ!
ボリュームのみでなく、フラッシング、抜群の浮遊感などアピール面でプラグならではの利点は沢山あります。

 

大型ヒラメ狙いの秘策②
スローないしデッドスローに誘うこと

続いて大型ヒラメを狙う場合に試してもらいたいのが「スローないしデッドスローに誘うこと」です。

シーバスゲームでもいえることなんですが、経験を積んだ大型個体をリアクション的に食わすのは、これまでの私の経験では得策とは言えません。

では、どんな誘いが効くのか? というと、プラグ本来の性質を生かすスローなタダ巻きが大型ヒラメの捕食本能を強く刺激するようでオススメ。
そのうえでミノー、シンペンは大型狙いでは外せないマストアイテムになっています。

 

【大型ヒラメの捕食行動被せ喰い】

操作するプラグのレンジ、スピード、アクションの三拍子が揃った場合に大型のヒラメはルアーを水底に押さえつけるように噛みつきます。そうすることで写真のようなフッキングが決まります。これを僕は【被(かぶ)せ喰い】と呼んでいます。シーバスで言う【ハーモニカバイト】や【フロントバイト】と同じ原理ですね!

 

大型ヒラメ狙いの秘策③
沈み根等のストラクチャーほど積極的に狙う、足元まで気を抜かないこと

ヒラメ釣りで避けがちな沈み根、気を抜きがちな第1ブレイクも大型ヒラメを釣るには重要な要素と言えます。大型のヒラメが身を隠す面でも、ベイトを追い詰め捕食する面でもこのような地形変化は重要な要素となります。

地域、季節的な差もあると思われますが、上記の三つの要素を意識していただければ、より効率的に大型のヒラメと出会う事が出来ると思います!

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