吉岡進が解説!タチウオジギング釣果アップの秘訣
先日、僕自身が初のエリアとなる富山湾へタチウオジギングに行ってきました。
今回の釣りは夜中の2時出船の8時上がりというスケジュール。
富山湾のタチウオジギングも、駿河湾の夜タチと似ており、釣り方はベイト反応を探して灯りを焚いて船を立てて釣って行くスタイル!
当日は日が昇り、明るくなるにつれ、タチウオのレンジがどんどん深くなって行き、各地でタチウオをやらせて頂いてる自分からすると、イメージとしては駿河湾の焼津のタチウオにソックリと言った感想でした。
吉岡 進(Susumu Yoshioka) プロフィール
水深は深く100メートル以上あるものの、船長の指示ダナは50〜60メートル前後で釣りスタート
それでは実釣の様子をレポートさせていただきますね!
今回は幸導丸(こうどうまる)さん・(富山県射水市港町・新湊旧漁港)にお世話になり、出船。
約5分程でポイントへ到着し、灯りを炊いていざ釣り開始。
水深は深く100メートル以上あるものの、船長の指示ダナは50〜60メートル前後。
タックルはアンチョビドライバー・エクストロ70ML!
ジグはアンチョビメタルタイプ2で探って行きました。
Name | Length(ft) | Power | Lure(g) | Line | 継数 | Price |
---|---|---|---|---|---|---|
ADXT-C70ML | 7’0″ | MEDIUM LIGHT | MAX 200g | MAX PE 1.5号 | 2 | ¥32,000(本体価格) |
釣り進めていくと徐々に状況は良くなり、タナも40メートル前後に!
するとアンチョビメタルタイプ2のフォールでバシバシあたって来る状況に突入し、まさに一投一匹の世界に。
入れ食いタイムが続くか⁉ と思いきや、すぐにアタリが減り、船は再び群れを探して移動。
そして移動する度に最初は釣れ釣れムード。徐々にアタリが減って小移動を繰り返すという展開。
どうやらこの日の状況は少し渋め。船長がいうには普段の最盛期はジグが落ちていかない程とのこと(笑)。
この海域はとにかく魚が多く、10月くらいからタチウオが始まり、年越し12〜1月あたりでイルカが入って来たら終わると船長さんがおっしゃってきました。
さて、実釣の方に話を戻すと…。
少し渋めという状況の中、色々なジグを試していきました。
少し前は良かったと言うアンチョビメタルタイプ3にチェンジするとアタリはあるものの針掛かりしないショートバイト。
で、タイプZEROにするとしっかり食って来る。
やっぱりこの日はタイプZERO、タイプ2、タイプ1は釣れると言った感じ。
こういう状況は割とタチウオの活性が高く、ベイトを盛んに追い回している時は角がしっかりあるジグのフラッシングや波動を好む傾向。
逆に、タイプ3のように角がなく、波動も小さいジグだと見切られてしまい、反応しづらい。この結果が如実に出る事でタチウオの今の気持ちを理解する事が出来、最高に楽しい釣りへ。
これがベイト反応も薄く、低活性の場合はタイプ3が効く場面に逆転する。
ずっと言ってることなんですが、ジグのカラーも大切だけれど、1番大切なのは形で、そのジグはどんな動きをするジグなのかを把握しておくこと。
それができればどんな状況にもアジャスト出来るようになるはずです!
釣れてる時こそ、それを試し、自分の戦略の1つに変えて行けば、タチウオジギングの世界も更に広がるはずです☆
というわけで、今回の富山のタチウオジギングもマンキツできました。
是非まだまだシーズンが続くタチウオジギングにトライしてみてください☆
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