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山田ヒロヒトが超解説!間違いないエギングロッドの選び方【エメラルダスSTOISTシリーズの中で冬エギングでのオススメのモデルは?】

連載:山田ヒロヒト「ヤマラッピワールド」
寄稿:山田ヒロヒト
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エギング&イカメタル特集2019

あと、最初に冬エギングでオススメのロッドとして「IL79MMH」というインターラインロッドを挙げましたが、さらにちょっと釣り味の違うロッドとしてエメラルダス STOIST AGS IL 83M やエメラルダス STOIST AGS 84M なんかは、シチュエーションや使うエギによってはドンピシャな使用感になります。

アイテム 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先内径/先径/元径
(mm)
エギサイズ
(号)
適合ライン
(号)
本体価格 円
IL79MMH 2.36 2 123 106 1.3/1.9/10.9 3.0~4.5 0.5~1.2 64800
IL83M 2.51 2 130 109 1.3/1.9(1.9)/10.9 2.5-4.0 0.4-1.0 64800
84M 2.54 2 131 105 先径/元径1.4(1.3)/10.4 2.5-4.0 0.4-1.0 69300

 

84Mの60周年記念モデル

 

ロッド選択で悩んでいる方に少しアドバイスを!

さて、いくつか冬エギングでのオススメロッドを挙げてみましたが、ここではロッド選択で悩んでいる方へ少しアドバイス的な話をしていみます。

ロッド選択で悩んでおられる方の質問を受けた時に、私が、いつも聞くのが、その人の好み!

まずは好みを聞いています。細かい好みじゃなく、単純に柔かいロッドが好き! 硬いロッドが好き! だけでも構いません。

そして、次に聞くのが、今持っているロッドについてです。

もし持っていないのなら、柔らかい硬いを基準にします!

もしロッドを持っているのなら、似たようなロッドで買い替えを考えているのか?

それとも持っているロッド以外の用途範囲を補うためにロッドを探しているのか? を明確にしてもらいます。

 

ロッド選びで一番大切かも⁉ と考えているのが、一番よく投げるエギの割合を考えて選ぶこと

そしてロッド選びで一番大切かも⁉ と考えているのが、一番よく投げるエギを中心に考えて選んでほしいということです。

例えば、3号を80%、2.5号を10%、3.5号を5%、4号を5%だとします。

それなのに質問として4号も扱えるロッドは? という感じでロッドを探す人が多いように感じます。

ちなみに、4号となると、79や76のMMHと言ったパワーのロッドをオススメすべきですが、ほぼ3号を使っていて、4号も少し投げるという場合であれば90や89インターラインといった選択がベターかなと思います。

結構、自分がいつもよく使用するエギの割合っていうことをロッド選びの時に考えないことが多いように思えるので、この辺りは意識して選ぶと間違いないと思います。

私の経験上、ロッド選びでは、使用するエギのサイズで一番重いエギに照準を絞らない方が結果として満足度の高いセレクトになっていることが多いと思います。

Still056

 

足場の高いエリアや遠投、サーフなどでオススメしたい驚異のロングロッド!
STOIST AGS IL  99LML

続いて、足場の高いエリアや遠投、サーフなどのエギングでオススメしたいロッドとして挙げたいのが、STOIST AGS IL  99LMLというロングロッドです。

アイテム 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先内径/先径/元径
(mm)
エギサイズ
(号)
適合ライン
(号)
本体価格 円
 IL  99LML 2.97 2 155 119 2.0(1.9)/11.4 1.8-3.5 0.4-1.0 71300

 

実はこのSTOIST AGS IL  99LMLは驚異のロングロッドです。というのも9ft9inchという長さながら、片手でシャクれる軽量っぷり! かなりヤバいです。
使ってみて頂けるとわかると思いますが、この長さでライントラブルの心配がないインターラインロッドというのは、足場の悪い場所や足場の狭い場所なんかは、かなり便利です。

一般的に9ft9inchというロングロッドに馴染みが少ない人が多いかもしれませんが、全国各地を釣り歩いた経験からいうと、私的には絶対的に必要な場所が数カ所あり、そのエリアでは、しぜんと、かなり高い使用率となっていて、後からビックリしたぐらいです。

ちなみに注意が必要なのは、これだけ長いとしゃくった時の振り幅がかなり大きくなるので、エギが動きすぎるということ。春の産卵期などは、エギを動かししぎないように注意して使ってほしいです。

 

あと、82MHHや80LM-SMTと言ったマニアックなモデルにもぜひ注目してほしいです。

アイテム 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
エギサイズ
(号)
適合ライン
(号)
本体価格 円
82MHH 2.49 2 129 113 -/1.5/12.4 3.0~4.5 0.5~1.2 72000
80LM-SMT 2.44 2 126 99 0.6/10.4 2.5-4.0 0.4-1.0 75800

 

エメラルダス STOIST AGS 80LM-SMT、ティップには先径0.6mmという超繊細ソリッド「SMTスーパーメタルトップ」搭載

 

以上、冬のエギングで私自身が愛用しているストイストシリーズのロッドをご紹介させていただきました。

 

ロッドには、ティップ、ベリー、バット、と部位を3つに分けた場合、それぞれが完全に役割が別だということもしっかりと考えておかなければなりません。

今回はどちらかというと、ベリー、バットの話をしましたので、ティップについても近々、話をしてみるのもイイかもしれませんね!

ダイワは選べるティップが多いので、その辺りが一番面白い話になりそうです。

 

 

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