みなさん、こんにちは! 琵琶湖プロガイドの薮田和幸です。
薮田 和幸 (Kazuyuki Yabuta ) プロフィール
今回は、発売決定となった私、薮田プロデュースのバスロッド「ロデオライドリバイバー ビートブースター701MH+」のコダワリポイントをご紹介します。
【ロデオライドリバイバー ビートブースター】
SPEC
Length : 7ft1inch
Weight : 135g + BalancerWeight
Power : Medium Heavy+
Lure Weight : 1/4〜2oz
Line : 10〜25 lb
「ビートブースター」のコンセプトは、使い手を選ばず高次元にルアーを操り、バスフィッシングがさらに楽しくなるロッド。
なんだかんだで丸一年をテストに費やしました。
琵琶湖、霞ヶ浦、リザーバー、オカッパリなどなど様々なシチュエーションでテストを重ね、トライ&エラーを繰り返しながら一切の妥協せずに作りあげたのが、この「ビートブースター」です。
バス釣りの中でも難しいと敬遠されがちなフロッグゲームや大型ジャークベイト等の難しそうなルアーでも簡単に操れる様になる1本となっています。
それでは、「ビートブースター」のコダワったポイントを紹介していきます。
コダワリポイント①
時にはパワーアップ時には制御してくれるブランクス
「ビートブースター」のブランクスに求めたモノは、操作性、パワー、キャスタビリティ。
絶妙なレングスな特殊製法のブランクを採用し、繊細なアクションが可能なティップ、極太フックでもフックアップするベリー、パワーで寄せるバットと、各所がしっかりと仕事してくれます。
接近戦では軽い力でも一気にスキッピングまでもっていけるキャストスピードを実現。鋭いピッチングもしやすく、力まなくてよい分、キャスト精度が上がります。
そして、あえてシャキッとし過ぎていないティップは、アクションの雑味をよい感じに取り除いてくれるので、フロッグ等のドッグウォークが驚くほど簡単にできます。また、ロングシェイクを多用するフリーリグ等でも効果絶大。
ルアーに命を宿す魔法のティップとなっています。
対ビックフィッシュのパワーゲームでも力負けしない粘りのあるブランクスは、ファイト時には魚に合わせて曲がってくれるので、バラしも少なく、しっかりランディングまでサポートしてくれます。
コダワリポイント②
操作系の釣りに新たな一手⁉︎特殊リールシート搭載のコダワリグリップ
1日中ロッドを操作し続けるゲーム展開の際に、気を付けなくてはいけないのが手首の故障です。
パワーゲームでは、断続的なジャークや突然のフッキング、ファイト等で手首を痛めてしまうことも…。
少しでも軽快に、疲れないように、ゲームが楽しめるように「ビートブースター」のリールシートには、バスロッドとしては異質ですが、ジギングやライトジギングに使われるFuji製の「PULSトリガーシート」を採用しました。
ブランクスだけでは補いきれない部分を「PULSトリガーシート」を採用することによって、3フィンガーと4フィンガーがストレスなくできるので、操作性とグリップ力が向上しています。
ちなみリールシートが無塗装で少しザラつきがあのも、グリップ力アップに一役かっています。
コダワリポイント③
オリジナルテーパーの付いたグリップ
グリップにテーパーを付けることによってキャスト時の薬指と小指のグリップ力もアップ。
グリップ力がアップすればするほど、小さな力でも操作しやすくなります。
コダワリポイント④
タングステンバランサー
ロッドエンドにはFuji製タングステンバランサーを搭載。
ロッドを常に上げて操作する際にはバランサーを2枚付けて握っているだけでティップが上を向くため、ピッチングの精度が格段に向上。
また逆にバランサーを全部取り外すことでバランスが先重りになるため、フロッグ、ノーシンカーリグのジャーク、巻きモノ等のロッドを下向きに操作するルアーのアクションをサポートしてくれます。
コダワリポイント⑤
持ち運びが便利なバットジョイント
「ビートブースター」は、7.1ftと長尺なので持ち運びを考慮してバットジョイントになっています。
これにより新幹線等にも持ち込めるので、ふらっと旅に出る時のお供にもオススメです。
「ビートブースター」は、「ロデオライド・リバイバー」シリーズでは最も時間を掛けて作った1本です。
僕だけではなくガイドのゲスト様にも使っていただきながらのテストをしました。
「ビートブースター」を使っていただいたガイドゲスト様の中には、これまで全くフロッグが動かなかった方が1発で動いたり、フッキングが苦手な方がバシバシ決まる様になったりということがありました。
ということで狙い通り、誰もが使いやすく、バス釣りが楽しくなるロッドになったのではないかと思います。
興味のある方は、イマカツwebサイトをご覧ください。